関西電力美浜原発3号機の配管破損事故で、重体だった方が25日夕方亡くなり死者は計5人になりました。
関西電力美浜原発3号機の2次冷却配管破損事故について、特集ページを設けています。
関西電力美浜原発3号機の配管破損事故で、重体だった方が25日夕方亡くなり死者は計5人になりました。
関西電力美浜原発3号機の2次冷却配管破損事故について、特集ページを設けています。
5歳児突き落とし事件で鑑定留置中の少女が「病院の閉鎖病棟」に入れられているようです。しかし、13歳の少女を閉鎖病棟にというのはいささか異常なように思えるのですが…。
今ごろになって、こんなことを言い出してもねえ…。
しかも関西電力にしてみれば、「調査漏れを知っていて、放置していた訳ではない」と言いたいのでしょうが、調査漏れを知らなかったとすれば、今月14日から予定されていた定期検査でも破損部分の調査を予定していなかったということになり、結局、関西電力は本来調査すべき箇所をさらに放置していたということになるだけです。
いずれにしても、責任を下請けに押しつけようという態度が見苦しいばかりです。
中川経済産業大臣が、関西電力美浜原発3号機のタービン配管破断事故を「人災だ」と言っているそうですが、それなら関西電力の報告を鵜呑みにして管理は「適切」としていた政府も共犯というべきでしょう。
政府は関西電力に、関西電力は下請け会社に――原発の安全管理は全部“丸投げ”というのが日本の「安全」の現実です。
美浜原発、国は管理「適切」と評価…関電の報告鵜呑み(読売新聞)
美浜事故の責任明確化する 経産相、人災と明言(共同通信)
続きを読む
美浜原発第3号機の配管破損事故ですが、関西電力自身の管理指針に照らしても、すでに13年も前に取り替えなければならなかったのを、これまで一度も検査せず、放置していたことが明らかになりました。
「検査漏れ」ということがメディアで大きく報道されていますが、「漏れ」るもなにも、そもそも管理指針を作ってもそれにしたがって検査しないのだから、たまたま「漏れ」たというような問題ではありません。
実は、関西電力は、今年6月に、11カ所の火力発電所で3000件以上の検査データのねつ造などをしていたことが発覚しました。安全管理の体制に、根本的な問題がありそうです。
産経新聞は、1990年に点検箇所をリストアップした際、当時点検を請け負っていた三菱重工は「関電の承認をうけながら点検箇所を決めた」と主張していると報道。
美浜原発事故 点検個所「承認受けた」 三菱重工、関電側と食い違い(産経新聞)
他方、現在の点検調査の下請け会社「日本アーム」が、すでに1999年に、今回事故で破損した配管が検査対象から漏れていたことを把握していたとも報道。ここでも微妙な食い違いを見せています。
共同通信の配信記事によれば、関西電力は、6年前の調査で危険性を知っていたにもかかわらず、これまで点検してこなかったようです。関電は「点検対象から漏れていた」と言っていますが、本当にそうなのか、社内での「事故隠し」はなかったのか、徹底した真相解明が必要です。
どうやら復水配管が老朽化して破れ、そこから高温高圧の水蒸気が漏れ出たようです。タービン建屋が建てられて28年間、配管の点検は一度も行なわれていなかったということです。「原発は安全」と言いながら、こういう基本のところの点検ができていなかったというのは呆れてしまいます。
関西電力の美浜原発で、タービン建屋内の蒸気漏れ事故が発生。2次系冷却水なのでとりあえず放射能漏れはなく、また原発自体も自動停止したため、それ以上の被害は起こりませんでしたが、運転中の原発での死亡事故は、1999年9月の東海村のJCO「臨界」事故以来です。
静岡県の浜岡原発(中部電力)で、アルカリ骨材反応のデータを偽造したという内部告発があったことが明らかになりました。真偽を含め、今後が注目されます。
1億5千万円を輸送中の警備員が、現金輸送車ごと“乗り逃げ”して、行方をくらませたそうです。
最近はコンビニなんかにも現金自動預払機が置かれ、銀行も現金輸送を丸ごと警備会社に委託するようになって、あっちこっちで警備員が現金を運んでいるのを見かけます。それだけに、いつかはこんな事件が起こるんじゃないかと思っていました。
読売新聞が、最近の主な個人情報流出事故の表を載せています。
続きを読む
昨日、新潟県三条市の小学6年生(男児)が、別のクラスの6年生(男児)に柳刃包丁で切りつけるという事件が起こりました。切られた生徒は、右腕5センチとと左手人差し指などが切られて2週間の怪我だといいます。男の子は、「悪口を言われた。バカにされていた」と動機を語ったと報道されています。
柳刃包丁をランドセルに入れて自宅から持ってきたというのですから、加害児童が、長崎・佐世保事件を真似て“やってやる”つもりで切りつけたことは確実でしょう。事件がテレビや新聞で大きく報道されると、こうやって影響される部分が必ず現われるのは、やむを得ないことなのでしょうか。佐世保事件をふくめ、事件の「解明」とともに、事件の「伝播」を防ぐ手だてが必要なような気がします。
今日、佐世保市の小学校で、昼休みの給食時間中に、小学校6年生の女の子が、学校の中で、同じ6年生の女の子にカッターナイフで切られて、死亡したという事件が起こりました。事件が起こったのは0時20分頃(これは目撃者がいないから、たぶん推定時刻)、学校が119番通報したのが0時45分頃、数分で救急車が到着したときには女の子は心肺停止状態だったそうです。30分頃に「いただきます」を言ったときには2人の女の子はおらず、しばらくして服に血がついたまま女の子が教室に戻ってきたといいます。その後、女の子は警察によって保護され、夕方になって児童相談所にひきわたされたと言います。また、クラスの子どもたちに警察の事情聴取がおこなわれたと言います。
続きを読む