原子炉から制御棒が抜け落ちる事故。実は、29年前に東京電力・福島第1原発でも起きていたことが明らかに。7時間半にわたって停止できなかったということで、臨界状態が続いていたらしい。
それにしても、こんな事故を隠していれば、確かに原発は「安全」だわな。これがホントの安全「神話」。
原子炉から制御棒が抜け落ちる事故。実は、29年前に東京電力・福島第1原発でも起きていたことが明らかに。7時間半にわたって停止できなかったということで、臨界状態が続いていたらしい。
それにしても、こんな事故を隠していれば、確かに原発は「安全」だわな。これがホントの安全「神話」。
北陸電力・志賀原発の臨界事故に続いて、中部電力・浜岡原発3号機、東北電力・女川原発1号機でも、同じように制御棒が脱落する事故が起こっていたことが明らかになりました。
浜岡、女川では臨界事故にはならなかったため、原子力安全・保安院は「隠蔽ではない」としていますが、問題は隠蔽の有無ではなく、原子炉の設計そのものにあるようです。同型の原子炉は全国で31基あるそうで、緊急に調査・点検が必要ではないでしょうか。
浜岡・女川でも制御棒脱落 沸騰水型、臨界には至らず(asahi.com)
事故の志賀原発、制御棒の二重安全システム機能せず(読売新聞)
前輪が出ず、高知空港に胴体着陸したカナダ・ボンバルディア社製のDHC8-Q400型機。
今日の「東京新聞」によると、三菱重工がボンバルディア社と提携し、HC8-Q400型では「全体の半分近くの設計や製造を担っている」そうです。問題の車輪部分については「当社は関係していない」(三菱重工広報)そうですが。(東京新聞 3月15日付)
↓三菱重工・名古屋航空宇宙システム製作所のホームページから。
Bombardier deHavilland DASH8Q-400【三菱重工業(株)名航】
まずは、みずから名乗り出た元裁判官の決心に敬意を表したい。
同時に考えさせられたのは、プロの裁判官であっても、「無罪の心証」をつらぬくのは大変難しいということ。だとすると、裁判員制度が実施されたとき、私たちが「無罪の心証」をつらぬくことができるのか。なかなか重い問題です。
袴田事件 元裁判官「心証は無罪だった」(日テレNEWS24)
「無罪の心証」袴田事件の元裁判官、39年後の告白(読売新聞)
先日、大阪でスキーバスがコンクリート橋脚に衝突し、16歳のアルバイト添乗員が死亡したほか27人が死傷した事故がありましたが、今日の「毎日新聞」夕刊は、2000年の貸しバス事業の規制緩和がバス業界にどんなひずみを生み出したかを紹介しています。
記事によれば、貸し切りバス事業者は、99年は2336業者。それが2000年の規制緩和をはさんで、2004年度には3743業者と1.6倍に。その結果、過当競争となり、価格は長野〜大阪往復で20万円以下になり、運転手の年収も400万円を切るようになってきたといいます。白馬〜大阪往復を16万円で請け負い、人件費と燃料費を除くとバス会社には2万円も残らない、というケースもあるそうです。
こんな状態で、本当に安全が保障できるのか? 事故を起こすようなバス会社は、そのうち淘汰されるのかも知れませんが、それまでにいったいどれだけの事故が起きて、何人がなくなればよいというのでしょうか。「規制緩和」路線そのものを見直していくことが必要ではないでしょうか。
今日、新聞に告知広告が出ていたので気づいたのですが、コクヨが抗菌マットの回収を呼びかけています。
抗菌だから安心だと思ったら、大間違い。こういう有機化合物(ピリジン系有機抗菌剤)が使われていたんですねぇ…。(現在は、ピリジン系有機抗菌剤は使用されていないそうです)
50代の「無職」「一人暮らし」の男性の、自宅の火災による死亡が増えているそうです。
消防庁の調査によると、「特に55?59歳男性の死亡率の上昇傾向が著しく、団塊の世代の人口の多さと相まって、死者数がこの10 年間で約40人/年→約80人/年と倍増している」そうです。で、55?59歳男性で住宅火災死亡者の内訳を見ると、<1>6割が無職、<2>5割が一人暮らし(この世代の一人暮らし率は約1割)、<3>出火原因の半数以上がタバコ。
ということで、みなさん、気をつけましょう。
被爆者援護法にもとづく健康管理手当の支給を、時効を理由に拒否されたとして、在外日本人被爆者が広島県を訴えた裁判で、最高裁は、広島県の上告を棄却。判決で、最高裁は、「被爆者が訴訟提起などの権利を容易に行使できたような場合を除けば、行政による時効の主張は原則として信義則に反して許されない」との判断を示しました。
この判断は適切なものだと思いますが、日本軍の侵略による戦争被害にたいする補償要求について、20年の時効で請求権消滅とするのも、同じように、信義則に反するものだと思いませんか、最高裁さん?
東京電力が、事故の時に炉心を冷却する非常用ポンプが故障しているのに、正常に作動するかのように偽装していたことが判明。全国では24回、199件にわたる偽装がおこなわれていました。
非常用冷却ポンプの故障をかくすなどというのは、とんでもない話。いくら「安全」だと言ってみても、こんな偽装がやられていたのでは…。
従軍慰安婦問題をめぐる民衆法廷を取り上げたNHKの特集番組の改変問題で、東京高裁は、NHKの賠償責任も認める原告勝訴の判決。
判決では、政治家による直接的な圧力までは「認めるに足らない」としていますが、安倍首相(当時は官房長官)が事前に番組を見て、従軍慰安婦についての「持論」を展開し、「公平・中立な報道」を求めたことは認定。NHKによる改変が、こうした政治家の意図を忖度して行われたものであるとしました。
三菱ふそうのリコールがメディアで大きく取り上げられていますが、日本の自動車メーカーの中には、2年連続して約190万台ものリコールを出しているメーカーがあるのをご存じですか? それは、なんと日本経団連前会長奥田氏の、あのトヨタです。
実に、トヨタの国内販売台数を上回るリコール。なのに、なぜメディアは取り上げないのでしょうねぇ…。
インターネットで「サービス残業」をググっていたら、こんなデータを見つけました。
平日の睡眠時間は、5?6時間という人が約4割でトップ。さらに、6人に1人が5時間未満という結果が出ています。
高額事務所経費問題で、連日のように記者会見をしている伊吹文科相。今日は、自分が代表を務め、自分の議員会館を事務所にした政治団体について「私の団体ではない」と発言。さらに、「選挙の際に事前に情報をもらう際の謝金」まで事務所経費として支出していたことも認めています。
ぼろぼろ、何でも喋ってくれるのはいいけれど、あんた、有権者なめてたらアカンよ。
千葉県船橋市で、父親が病死したのを半年以上放置したとして、34歳の男性が「死体遺棄罪」に問われた事件。しかし、DNA鑑定の結果、死んだ「父親」と被告の間には血縁関係はなかった事実が明らかに。
ペルシャ湾出口のホルムズ海峡で、日本のタンカーに、米原潜が衝突する事件が発生。
タンカーは、船底に傷が入り、バラストに浸水したけれども、自力で航行してアラブ首長国連邦の港に入港。乗組員にも怪我はないとのことで、何よりです。しかし、万一のときには大事故になった可能性もあった大事件であることには変わりありません。なのに、日本のメディアの扱いの小さいこと!
米原潜と日本船が接触・アラビア海で(NIKKEI NET)
米原潜が日タンカーと衝突 全員無事(スポニチ Annex)
「商船ならあり得ない」 米原潜に憤り、川崎汽船(北海道新聞)
官房長官「事実関係を米に確認中」 米原潜と日本船衝突(Sankei WEB)
米原潜、事故直後の交信で名乗らず 事故処理に不透明感(朝日新聞)
米海軍第5艦隊、「事故は潜航中」 接触事故(朝日新聞)
米原潜と日本タンカー衝突 ホルムズ海峡、乗組員無事(東京新聞)
今年6月に出資法違反で捜査を受けた「エフ・エー・シー」から、自民党の魚住汎英議員が2000万円を受けとっていたことが明らかに。魚住議員は、内閣府に7回にわたって「エフ・エー・シー」社関連団体のNPO認証を働きかけている。
「持ち主不明で、被害届も出ていないから犯罪性はない」というけれど、“放置自転車に乗っていて警察に捕まった”という人は多いのでは。警察署保管の自転車を無断でもちだしたというけれど、職務質問で発覚したんだから、「ちょっと用事があったので借用しました」というのではなくて、日常的に乗り回していた可能性大。悪質です。
先月30日、住基ネットに反対する住民訴訟にたいして、「住基ネット制度の適用の強制はプライバシー権を著しく侵害する」との画期的判決を下した大阪高裁の判事が自殺していたというニュース。
竹中大阪高裁判事:首つり自殺か 「住基ネット違憲」判決(毎日新聞)
住基ネット「同意なければ違憲」 大阪高裁が削除命令(朝日新聞)