まずは、買春するようなアホな大人に「安易な性行動を慎むよう」教育を義務化したら?

中学生の性交を条例で規制しようという話は、結局、親や教師に、青少年が安易な性行動を慎むよう教育する義務を課すということで決着がつくらしい。

しかし、青少年の性行動を正す前に、まず大人(とくに女子高生を買春するようなオヤジの乱れた性行動を慎ませるような教育を義務化する必要があるのでは?

それからもう1つ。「安易な性行動を慎む」ようにしたいのであれば、まず、避妊の仕方を含め、性教育をきちんとおこなうことです。

安易な性行動慎むよう教育を=条例で保護者らに努力義務?都青少年協議会(時事通信)
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台湾のハンセン病元患者が補償を求め提訴

台湾のハンセン病元患者が、ハンセン病補償法にもとづく日本政府への補償請求を退けた厚生労働省の処分を不服として、処分取り消しの訴えを起こしました。

植民地支配の下で、国内の隔離政策に従って、強制隔離しておきながら、いまになって「外国人」であることを理由に補償しないというのは矛盾しているとしか言いようがありません。

台湾の元患者も集団提訴 ハンセン病隔離の補償求め(共同通信)
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立川自衛隊官舎ビラ配布事件(2)

昨日、無罪判決が出た立川の自衛隊官舎ビラ配布事件ですが、今日の新聞の談話を見ていると、憲法研究者などのコメントはいいのですが、刑事法研究者が否定的な談話を寄せているのが気になりました。

たとえば――

日本ではあまりにも政治的自由が主張され過ぎて私的領域の個人の自由への配慮が不足しており、改める必要があると思う。ミスを犯した判決だと思う。(渥美東洋・中央大大学院教授、「毎日」)

宿舎の管理者が立ち入りを拒否しているのは明白で、立ち入り禁止に(強い弱いの)程度はない。裁判所は立ち入り拒否の程度やプライバシー侵害の程度が低いと判断したが、住居侵入の違法性がゼロでない限り、居住者は保護されるべきであり、量刑で判断すべきだ。(土本武司・帝京大教授、「東京」)

しかし、僕にはこれらの主張が理解できません。刑事法の一般的な理解・立場って、こういうものなんでしょうか?
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立川自衛隊官舎ビラ配布事件、一審無罪判決

東京・立川市の防衛庁宿舎で自衛隊イラク派遣反対のビラを配布したとして、市民団体のメンバー3人が住居侵入罪に問われた事件で、16日、東京地裁八王子支部(長谷川憲一裁判長)は、無罪の判決を下しました。

判決は、自衛隊官舎の敷地は居室と一体で「住居」に該当し、郵便や宅配便の配達員、電気やガスの検針者など以外の者が、無断で敷地内に立ち入るのは「侵入」に該当するとしたものの、被告らが敷地内に立ち入った「動機は正当なもの」であり、「その態様も相当性を逸脱していない」、「生じた居住者や管理者の法益の侵害も極めて軽微なものにすぎない」と指摘しました。
注目すべきは、イラク派遣反対のビラの配布は「憲法21条1項の保障する政治的表現活動の一つであり、民主主義社会の根幹を成すもの」であるとして、「商業的宣伝ビラの投函」よりも優先して尊重されなければならないと指摘したこと。その立場から、宣伝ビラの配布を放置しながら、被告らのビラ配布について、事前の警告や抗議なしに「いきなり検挙」したのは疑問だとして、刑事罰にあたるような違法性はないと認定しました。

一般に外部の者が立ち入ることができるポストなどへのビラ配布は、表現の自由として正当なものだとして認めたのは、まったく妥当なものであり、当然の判決だと思います。

ところで、今日の東京新聞「こちら特報部」では、裁判の過程で、今回の事件で自衛退官者の管理人が提出したとされる被害届は、実は署名だけすればよい状態で警察があらかじめ準備していたものだったことが明らかになったそうです。その点でも、実際の被害などもともとは存在しなかった、「公安主導」の異常な捜査・立件だったといえます。

<イラク派遣反対ビラ>3被告に無罪判決 地裁八王子支部(毎日新聞)
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これも…

児童などへのわいせつ行為などで、昨年度に155人の教師が処分されていたことが明らかに。

世間がこれだけ乱れていれば、学校の先生だけ「聖人君子たれ」と言っても無理だとは思うが、それにしてもちょっとタガが外れすぎ。なお、小学校など子どもに接する機会の多い職場には、必ず一定の割合で「幼児性愛者」が集まるが、それは病理だから、適切に処置するしかない、と僕は思っている。しかし、いまの日本の現象は、そうした問題ではなく、やっぱり社会的な退廃現象だと思う。

わいせつ教師:03年度懲戒処分は155人 過去、最多に(毎日新聞)
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こんどは日体大スキー部

こんどは、日体大スキー部員が、同じスキー部の女子部員を強姦しようとして逮捕されていたことが明らかに。

事件は8月に起きたというから、1年生といっても、大学に入学してまだ4カ月ほど。そんな女子部員を、上回生が遠征先の宿舎で襲うなどというのは全くの論外だ。それにしても、襲った上回生は、事件がばれるということを考えなかったのだろうか? こういう言い方をすると変なふうに聞こえるかも知れないけれど、「1年生なら、おとなしく黙っているだろう」と思ったのだろうか? こんな奴の頭の中ってどうなっているのか、僕には理解不能だ。

日体大スキー部員強姦未遂 秋田で逮捕の2人、退学(共同通信)
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ほんとに大丈夫? 総務省、全固定電話のIP化方針

総務省が2010年代前半に、すべての固定電話をIP電話化する方針へ。

全固定電話をIP化して、災害・大規模停電のとき大丈夫なんでしょうか? 携帯が災害に弱いことは中越地震で実証されました。いまの固定電話は、災害時、輻輳して通じにくくなることはありますが、停電しただけでは、電話が不通になることはありません。

全固定電話IP化 総務省方針(読売新聞)
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こんどは亜細亜大野球部員がJR内で集団痴漢

国士舘大サッカー部員の事件に続いて、こんどは亜細亜大の野球部員5人が、JR電車内で集団痴漢の現行犯で逮捕されました。

別に大学運動部の学生だけが「アホ」だとは思いません。問題は、いまどきの学生、若者の「性」にたいする意識をここまで歪ませたものは何か? ということ。僕は、別に性的表現を取り締まれと言うつもりはありませんが、青少年の目に簡単に触れるところに、こうした画像・映像が野放しになっている現状は、絶対にあらためていく必要があります。

追記:
12月27日、地検は、この事件については5人全員を不起訴とし、主犯格とされた1名についてのみ別件で起訴しました。したがって、今回の事件は“見込み捜査”による誤認逮捕だった可能性があります。→亜細亜大野球部員不起訴、主犯格1人別件で起訴

電車内で女性にわいせつ未遂、亜大野球部員5人逮捕(読売新聞)

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世界人口の半数が1日2ドル以下で生活

ILOは、2003年時点での推計として、世界の労働人口の49.7%は1日2ドル(約200円)以下で生活していると発表しました。同時に、世界の失業者は1億8000万人余り、失業率は6.2%と推計しています。

世界人口の半数、1日2ドル以下で生活/ILO(NIKKEI NET)

ILO:世界の失業率は6.2% 世界雇用報告(毎日新聞)

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将来の生活「悪くなる」63%

内閣府の調査で、2030年の日本では生活が今より悪くなる」と回答した人が63%にのぼることが明らかになりました。ニュースでは、「高齢化」や治安悪化などを指摘していますが、一番の理由は「小泉改革」でしょう。「痛みを我慢する」と言い続けて、「痛み」の先に、結局何も見えてこない、ということが、そろそろ明らかになりつつあります。

2030年の生活「悪くなる」が63%・内閣府調査(NIKKEI NET)
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旧長銀・旧日債銀の債権買戻しに1兆1700億円

新生銀行、あおぞら銀行がそれぞれ旧長銀、旧日債銀から引き継いだ債権のうち、「瑕疵担保条項」により、国(預金保険機構)が買い戻した債権額が今年3月末で約1兆1600億円にのぼることが明らかになりました。(朝日新聞12月1日付13面。しかし、なぜかasahi.comにはこの記事は出ていない)
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はっきり言って視聴者は飽きてるぞ? 「血液型」番組

血液型で性格が違うとか、血液型で行動パターンが違うというテレビ番組をよく見かけます。最初は面白がってましたが、毎週毎週、幼稚園の子どもを4つのグループに分けていろいろやらせてみたり、タレントを血液型別に分けてあれこれ言い争わせてみたり…。ワンパターンというか、いきなりマンネリというか、いい加減見飽きました。

で、番組をよく見ると、小さい文字のテロップで「これは特定の調査の結果であって、すべての人に当てはまる訳ではありません」などと流れたりします。そんな断り書きを入れるぐらいなら、やめてしまえ!と思うのは僕だけでしょうか?

[血液型番組]「性格決めつけ」視聴者から抗議相次ぐ – livedoor ニュース
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実感される貧富の格差

読売新聞の世論調査で、貧富の格差が大きくなっていると回答した人が55%(「どちらかと言えば」を含む)を占めました。都市住民ほど強く感じる傾向があり、また年代別には50代が61%と最も高くなっています。また、自分の生活を「中の下」「下」とする人は34%で、10年前より11ポイント増えた、とのこと。

「貧富の格差が小さい」と言われてきた日本で、過半数の人が「格差が拡大している」と感じるようになったということは、なかなか深刻な事態かも知れません。

「一億総中流意識」に揺らぎ…読売世論調査(読売新聞)

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新宿駅の中央快速線上りホームが…

この間、JR新宿駅の改良工事で、中央快速線の上りホームが旧中央本線のホームに移動になりましたが、その結果かえって不便になってしまいました。

初めは、ホームがきれいになったなあなんて思ってたんですが、ホームの幅が狭くなり、階段やエスカレータも狭くなったため、朝のラッシュ時はお客さんが階段、エスカレータのところに集中して、なかなかコンコースに上がれないという状態が続いています。というか、次の電車が到着しても前の電車のお客さんがまだ押し合いへし合いしているような状況で、そのうちホームから人が転がり落ちるんじゃないかと心配です。

今朝も、エスカレータの登り口で、後ろからも横からもぎゅーぎゅー押してきて、押し返したり突き返したりして、マジで殺気立ってました。

結局、乗り換えに余計に時間がかかるようになって、職場への到着が電車1本分は確実に遅くなってしまいました。

眞鍋かをり嬢、こんどは老化度を測定

前回、「ぷすまっ!」で肌年齢27歳の判定を受けた眞鍋かをり嬢現在23歳)、こんどはNHKの番組「サイエンスZERO」で、全身の老化度を測定しました。

結果は、骨密度は20歳、血管は23歳、筋肉量と目(視力の調節力)は25歳ということで、ご本人は“少しがっかり”、“年齢で言われるとぐさっとくる”とおっしゃってました。(^^;)

ジュンク堂新宿店の90万冊

今日の日経夕刊によれば、全般などを除いた流通可能な書籍は約70万点、そのうち実際に一般書店の店頭に並んでいるのは約10万点、取次が通常常備する本も約10万点。トーハンが客注に対応するために設立した専門会社ブックライナーの倉庫には約40万点の本が揃えられているそうだが、そのうち約6万点は「1年間、まったく注文のない本」だという。

そうだとすると、新宿のジュンク堂書店が、90万の本を揃えているというのは、相当なもの。実際眺めた限りでは、日本近世史についていえば、たぶん現在入手可能な研究書はほとんど並んでいるという感じで、新刊書と話題の本のコーナーを除くと、ほとんどの本は棚に1冊並ぶだけ。全部見て回るのには、相当な体力が必要です。(^^;)

しかし残念なのは、本の分類・配列がオーソドックスというか伝統的というか、古い感じで、現代思想などの新しい“知”の動向には十分対応し切れていないこと。それに、文学の分野では、海外小説はいわゆる欧米ものに限られ、アジア文学などは、アジアの旅行記や観光案内と同じところに並んでいるだけで、圧倒的にスペースが小さかったこと。いまどき、海外=欧米というのでは、ジュンク堂の見識が問われかねませんね。

自宅敷地に仮設住宅の建設を認める

新潟中越地震への対応で、政府は、被災者の自宅敷地内に仮設住宅を設置することを初めて認めました。政府が県の要請に「法律上問題なし」として承認したと報じられていますが、その「法律上問題ない」ことがこれまで認めてこられなかったのですから、これは画期的な「解釈変更」です。

新潟中越地震:仮設住宅、自宅敷地に 全国初「避難所扱い」―地域共同体維持へ(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

ところで、毎日新聞はまったく触れていませんが、これは実は、日本共産党の塩川鉄也衆院議員が、十月二十八日の衆院総務委員会で初めて取り上げたもの。塩川議員が、仮設住宅について、「被災した住居から遠く離れた場所ではなく、自宅の庭先への建設も検討するべきではないか」と質問したのにたいし、麻生太郎総務相が「被災者の要望にこたえられるように検討すべきだ」と答弁。厚労省の小島比登志社会・援護局長も、「設置場所の選定は、市町村、県からの申し出があれば相談する」と答えたのです。

共産党国会議員は、このほかにも、洪水で床上浸水した家屋についても被災者生活再建支援法の支援金の対象とする通達を内閣府に出させたり、震災で半壊の被害を受けた住宅にたいして、災害救助法にもとづく応急修理として1世帯当たり最大51万9000円を限度に支給する制度を活用するよううながす通知を厚生労働省に出させるなど、次々に実績を上げています。

共産党国会議員団 政府動かす/新潟中越地震、台風被害/庭先に仮設住宅 可能に/再建へ個人補償も検討
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コクド、西武鉄道株買い戻しへ

コクドが西武鉄道株買い戻しの方針を決定。しかし、そのために700億円程度のキャッシュが必要になるという話です。しかも、全部買い戻したときは西武鉄道が上場廃止となってしまうため、買い戻した株を売却せざるを得ませんが、その株価は下降気味。700億円のキャッシュを使ったあとは、資産も目減りすることになります。

それでも、ライオンズ球団は売却しないと言っていますが、まあ急いでみたところで買い叩かれるのがオチ。資産価値200?250億円といわれるライオンズ球団を50億とか100億で売ったところで、必要とされる700億円には届きそうもありません。

西武株問題:コクド、買い戻し受諾へ(毎日新聞)

<コクド社長>西武ライオンズ売却を否定(毎日新聞)
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眞鍋かをり、肌年齢27歳!

いまをときめく眞鍋かをり嬢(23歳) テレ朝の「ぷすま!」で、肌年齢が実年齢を4歳も上回る27歳であったことが判明しました。番組中であるにもかかわらず、マジで落ち込んでました。(^^;)

ちなみに、眞鍋かをり嬢、NHKで放映中の「サイエンスZERO」でもキャスターを務められていますが、次回サイエンスZEROでは、本物のツキノワグマとご対面されるようです。

眞鍋かをりのここだけの話

中越地震のこと

日記を書こうと思っても、やっぱりどうしても中越地震のことが気になってしまいます。
今日午前中には、東京でも感じる大きな余震がありました(震度6弱)。テレビでは、山古志村のリポートの最中に地震が起こった様子をくり返し流していましたが、地面に生えた草が、本当にビリビリと揺れていて、なるほど“地”震だと感心もしました。

とくに、信濃川沿いの土砂崩れに埋まった乗用車からの救出の様子は、時間をたつのも忘れて見入ってしまいました。3歳の男の子が助かったのは本当にうれしいかぎりですが、お母さんが亡くなられたことは、途中で3人とも生存かというニュースが流れていただけに、本当に残念でなりません。
それにしても、崩落現場で救助活動しているレスキュー隊の様子は、さすが“プロ集団”と思いました。人の背丈よりも大きい岩が不安定なかっこうで積み重なっているようなところでの作業は、まちがえば自分たちの命にもかかわる危険な作業です。実際、この作業の最中に震度4程度の地震も起きています。とても素人では手出しできるところではありません。

日本の地震対策は、「予知」に傾きすぎだということがよく言われます。東海沖地震をはじめとするプレート地震の「予知」が仮にできるようになったとしても、阪神大震災や今回のような直下で起こる断層型地震は予測不可能です。それだけに、最悪の地震が起きてしまったとして、どれだけ被害を小さくすることができるか、救出・救援あるいは消防、救急の体制にこそ力を注ぐべきではないでしょうか。高度な技術と資材を持ったレスキュー部隊は、もっと整備してほしいと思いました。

それにしても、今回の事故についていっても、もしもっと早く乗用車が埋まっているのが分かったら、どうしてもう一日早く分からなかったか、と思ってしまうのはやっぱり人情でしょう。被災地には、他にも崩落現場がたくさんあります。そこには、本当にクルマは埋まっていないのか、孤立した地域についても早く連絡を回復して、取り残された人が残っていないか、最後まで救出・救援に努めていただきたいと思ってしまいます。