「インサイダー取引」疑惑が持ち上がっているコクドによる西武鉄道株売却ですが、辞任した西武鉄道前常務が「堤会長の命を受けて来た」と明言したそうです。
これによって、一連の株売却が堤会長の直接指示のもとにおこなわれた可能性が一段と強まりました。また、辞任記者会見の時には、堤会長は「約2週間前に知った」と話していましたが、ウソである可能性が出てきました。
「インサイダー取引」疑惑が持ち上がっているコクドによる西武鉄道株売却ですが、辞任した西武鉄道前常務が「堤会長の命を受けて来た」と明言したそうです。
これによって、一連の株売却が堤会長の直接指示のもとにおこなわれた可能性が一段と強まりました。また、辞任記者会見の時には、堤会長は「約2週間前に知った」と話していましたが、ウソである可能性が出てきました。
コクドによる西武株売却に関連して、9月上旬に250万株を28億2000万円で購入していたワコールが、事前に「上場廃止基準に抵触しているといったことはいっさい聞いていなかった」として、買い戻しを請求。
ワコールも西武株250万株購入、コクドに買い戻し請求 NIKKEI NET
コクドが、問題発覚前に、堤会長先頭に西武株売却をすすめていたことは、「毎日」21日付が詳しく報道しています。
西武鉄道の株問題:株売却、8月の社内会議で決定 堤前会長も了承――コクド(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
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今日の日経夕刊の「生活」欄の「意識障害者 支援を」の記事は、なかなか衝撃的でした。
脳梗塞・脳出血、あるいは交通事故などで、いわゆる「植物状態」になった患者が急増し、全国では4万人以上になると予想されているそうです。こうした遷延性意識障害者の患者のケアが、家族に大変な負担をもたらしています。いまはこうした状態でも、3カ月たつと病院からは転院を迫られ、いくつかの病院を転院した後は、結局、家庭で介護することにならざるを得ません。しかし、植物状態の患者は自力で痰をきることができないので、夜中だろうが、昼間だろうが、2時間おきに痰の吸飲を続けなければなりません。これを何年にもわたって続けるというのは、精神的にも大変大きな負担になります。
しかも、世間的には「植物状態」になると“長くはない”と思われがちですが、こうした状態の患者専門の千葉療養センターでは、20年間に入所した117人のうち病院で死亡した患者はわずか12人。他人との意思疎通が出来る状態に回復した患者も少なくないと言います。
それだけに、いまの家族に負担を押しつけるだけの状態を改善することが望まれます。
ところで、驚いたのは、その記事のなかで、19年前に交通事故で植物状態になったと判定された35歳の男性の話です。この人は、現在は、体は不自由ながら、透明のボードに書かれた50音表を目で追うことで、向かい合った人と会話が出来るようになっているというのです。
そうして、日経の記者がインタビューした中身です。
――意識を回復したのはいつですか。
「入院直後から意識はあった。でも、伝えることができなかった」
意識がないとはどういうことか、あらためて最先端の医療研究をもとに、対策が必要だと思いました。
警部補が拘留中の女性の髪に火をつけるという事件がありました。報道では、「暴行容疑で事情を聞いている」となっていますが、これは刑法195条「特別公務員暴行陵辱」罪でしょう。身内の事件だからと、勝手に甘くするのは許されません。ちなみに、この警部補は留置管理課係長です。
刑法第195条【特別公務員暴行陵虐】 裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者が、その職務を行うに当たり、被告人、被疑者その他の者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をしたときは、七年以下の懲役又は禁錮に処する。
2 法令により拘禁された者を看守し又は護送する者がその拘禁された者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をしたときも、前項と同様とする。
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NTT東日本、西日本が、電話加入権の2011年廃止の方針を決めたようです。
これまでは、固定電話を新しく引こうと思ったときには、7万5600円を払って電話加入権を買わなければなりません。僕も、20年前に下宿に電話を初めて引いたとき、7万円払いました。電話加入権は、質入れも認められた立派な債権です。企業などは資産として計上されています。それを、一民間企業が、勝手に廃止して、資産価値をゼロにするなんていうことは絶対に許せません!
NTTよ、おれの7万円を返せ?!!
消費者ローンの「アイフル」のCMで、愛犬がいなくなってしまって父親役の清水章吾さんが泣いているのがありますよね。そのうち、犬の声が聞こえて、ドアを開けると雌をつれて帰ってきて、ドアの向こうには子どもたちがたくさんいる、というやつです。
そこで流れる「どうする…」のアナウンス。これって、「サラ金でお金を借りると、知らないうちに利子がいっぱい増えますよ」っていう深いメッセージが込められてるんでしょうかねえ……。(^^;)
タイトルが東スポ化してますが、初版290万部を発行したハリーポッター第5巻の売れ行きが伸び悩み、このままでは大量の不良在庫が出るのではないかというお話です。一般の書籍は返本可能ですが、ハリーポッターは買い取り制(返本できるのは5%まで)なため、売れ残ると書店側の赤字になります。
日テレの氏家会長が、ライブドアにたいして「売り上げ百何十億円くらいの会社」とか「ITの革命児であるという程度の話しか知らなかった」などと発言。その企業のことを知らないんなら、まず知る努力をすべき。自分が知らないことを自慢げに吹聴してどうする! やっぱり、あの前オーナーにして、この会長あり、ということか…。
NHKが、「冬のソナタ」の韓国語ノーカット版を12月に毎日2話ずつまとめて放映することを決定。なぜノーカット版かというと…
「中学生の性行為を禁じるべきだ」などというアホ先生のご意見をよそに、東京新聞・特報部は、「女子高生20人に1人がレイプ被害/加害者トップは恋人」という記事を掲載しています。
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東京都の「青少年の性行動について考える委員会」(座長=加藤諦三早大教授)の初会合が22日、都庁で開かれました。
中学生の「性」条例で規制 東京都、委員会で議論へ(共同通信)
東京新聞によれば、その会合で委員の1人が「中学生の性行為を禁じるべきだ」と発言したそうです(23日付30面)。しかし、中学生の性行為を禁じるって、どうやって禁止するつもりなんでしょう…? 中学生全員に貞操帯でもつけさせろというのでしょうか。
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上智大生など16人(学生は9人、あとは学生ではないらしい)が大麻所持などの容疑で逮捕されました。7月に中央大生2人が逮捕されたあと、今月3日には東大生も逮捕されています。
中大の事件は、もともと埼玉の高校生が学校で大麻を吸っていたという事件から始まったもの。中大生の場合もキャンパス内で取引していたそうですが、今度もキャンパス内で取引したという者もいて、まだまだ広がる可能性があります。
「韓流」で話題になった「東京湾景」ですが、ついにやってしまいました…。
先々週、仲間由紀恵扮する木本美香と和田聡宏扮する亮介が「実は兄妹だった」という話になり、「えっえ〜〜〜?」と思っていたら、先週には早くも、石坂浩二が「実は兄弟ではなかった」と謝っていました。そして、亮介を追いかけようと結婚式場をぬけだした美香は交通事故に…。「おいおい、そこまでやるか?」と思ってみていたら、病院で医師が「患者は完全に記憶を失っています」と宣告…。
来週はいよいよ最終回。韓国ロケを敢行! というのですが、ここまで来ると、もはやたんなる「コピー商品」…。脚本家も恥ずかしいでしょうねえ。ところで、患者が意識を回復していないのに、どうして記憶喪失だと分ったんでしょう? 不思議です。
NHKの報道によれば、配管破損事故のあった関西電力美浜3号機の隣の美浜2号機でも、昨年9月の定期検査で配管の肉厚が安全基準を下回っていたことが分ったにもかかわらず、その後はいかんの交換もせずに運転を続けていたそうです。
これでますます、今回の事故が「たまたま検査リストから漏れいてた」ために起こったのではなく、「安全管理」をやる気のない関西電力の“体質”が引き起こした事件であったことが分ります。
ちなみに、このニュースはまだ新聞やインターネットでは流れてないみたいですが、NHKの特ダネなんですかねえ…。
関西電力美浜原発3号機の配管破損事故で、重体だった方が25日夕方亡くなり死者は計5人になりました。
関西電力美浜原発3号機の2次冷却配管破損事故について、特集ページを設けています。
追加された488字の一覧表を見ていたら、自分の姓に使われている漢字を発見しました。姓だから、人名漢字に含まれていなくても何も問題はないのですが、しかし、僕にとっては一番近しい漢字が、実は名前には使えなかったというのは、ちょっと驚き…でした。
5歳児突き落とし事件で鑑定留置中の少女が「病院の閉鎖病棟」に入れられているようです。しかし、13歳の少女を閉鎖病棟にというのはいささか異常なように思えるのですが…。
以前、新幹線の運転手が列車運転中に携帯でメールをしていたというので新聞で大きく取り上げられたことがありました。しかし、危険度で言えば、新幹線は運転手が居眠りしていても安全に運行できるほどの自動列車制御装置(ATC)が設置されていて、運転手の仕事といえば停車駅で最後にブレーキをちょっと緩めて正しい停止位置に止まらせることぐらいしかありません。だから、携帯メールぐらいで「運転中に危険だ」と騒ぐ理由はまったくないのです。
もとはといえば、あの新幹線運転手の事件は、出会い系サイトで知り合った人妻とメール交換しているのを知った旦那の方が、けしからんとJRに訴えたのが発端。だから、問題は「不倫」の方であって、運転中のメールが危険かどうかじゃなかったのです。それを「不倫」で処罰するのはばつが悪いと思ったJRが「危険だ」といって運転手を処分したもんだから、問題が変な方向にずれてしまったのです。
それにたいし、実際に非常に危険であるにもかかわらず何の注意も批判も受けず、事実上野放しになっているのが、自動車・バイクの運転中の携帯使用です。新幹線の携帯事件のあと、新聞にはあっちこっちで電車の車掌が携帯を使っていたなどといってバッシングする記事が載っていましたが、どうしてマスコミは、ぜひ同じかそれ以上の熱意を持って自動車・バイクの運転中携帯使用を取り上げないのでしょうか?
まあ、そうなればまず最初に、自分のところの新聞記者の運転中携帯使用を記事にしなければならないでしょうが…。でもそれぐらいの覚悟をもって取り上げないと、ほんとに運転中の携帯使用はなくならないでしょう。
運転中の携帯電話 9割、危険を認識 (産経新聞) – goo ニュース
で、産経新聞社は自分のところの記者はどうなんでしょう?
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今ごろになって、こんなことを言い出してもねえ…。
しかも関西電力にしてみれば、「調査漏れを知っていて、放置していた訳ではない」と言いたいのでしょうが、調査漏れを知らなかったとすれば、今月14日から予定されていた定期検査でも破損部分の調査を予定していなかったということになり、結局、関西電力は本来調査すべき箇所をさらに放置していたということになるだけです。
いずれにしても、責任を下請けに押しつけようという態度が見苦しいばかりです。