毎日新聞、外交における信頼を共産党・不破前議長に学ぶ

「毎日新聞」風知草(2009年11月16日付朝刊)

今日の「毎日新聞」朝刊2面の「風知草」で、毎日新聞の山田孝男・専門編集委員が、「外交における信頼とは」というタイトルで論説を書いています。主要なテーマは、民主党の、あるいは鳩山首相の外交の「危うさ」で、沖縄・普天間米軍基地の移設問題などでの「言うそばから前言をボカ」す危うさを問題にしています。

面白いのは、そのなかで山田氏が、日中両共産党の理論会談についての不破さんの報告集『激動の世界はどこに向かうか』(新日本出版社)を取り上げていること。一見すると無関係な、この2つのテーマがどこで結びついたのでしょうか?

風知草:外交における信頼とは : 毎日新聞

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20カ国で経済格差について世論調査

読売新聞が英BBCと一緒に、経済的格差について20カ国で世論調査を実施。

「経済的な豊かさが公平に行き渡っていると思うか」の質問に、日本は、72%が「公平でない」と回答。「公平に行き渡っている」は16%だった。

日本人の72%、経済格差感じる…世論調査 : 読売新聞

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「民主に期待」72%、「民主に不安」77%

読売新聞と早稲田大学の共同調査。「民主に期待」という人が72%をしめる一方で、「民主に不安」という人も77%を占めた。民主党を選択した理由のトップは「政権交代を望んだ」の60%。しかも54%が「公示前から」が投票する候補者・政党を決めていたという。

「民主に期待」最高の72%…読売・早大調査 : 読売新聞
「読売・早大共同調査 衆院選」2009年9月面接全国世論調査 : 読売新聞

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総選挙の結果について(4)

産経新聞の世論調査。「民主党の議席は多すぎる」という質問に、「思う」66%というのが、これまでの世論調査とはちょっと違う結果。

【産経FNN世論調査】鳩山次期首相に「期待」63.8%、勝因は「自公への批判」5割超 – MSN産経ニュース
【産経FNN世論調査】高速無料化賛成26%、「霞が関改革」が人気 – MSN産経ニュース
【産経FNN世論調査】主な質問と回答 – MSN産経ニュース

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総選挙の結果について(3)

総選挙を受けてのNHKの世論調査。結果は、先日の「朝日」「読売」などの世論調査と共通している。

2005年の小泉郵政解散と、自民・民主を入れ替えただけで、似たような結果になったわけだが、その直後の世論調査で違っているのは、民主党圧勝にたいする評価。郵政解散のときは、自民党が300議席を獲得したことについて、「少ない方がよかった」が56%だったのに対し、「ちょうどよい」は33%(読売新聞)というように、自民圧勝を懸念する声が多数だっが、今回は、「よかった」とする回答のほうが多数を占めること(朝日54%、NHK46%)。

NHKニュース 「鳩山代表に期待」 66%
NHKニュース NHK世論調査 各党の支持率

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総選挙の結果について(2)

民主党圧勝の選挙結果を受けてのマスメディアの世論調査。

どれもだいたい似たような結果を示している。すなわち、民主党が勝ったことは「よかった」、民主党政権には「期待する」、しかし、民主党のかかげる政策については「心配だ」、というもの。ここらあたりに、今回の民主党圧勝を生み出した国民世論が反映しているように思われる。

民主新政権に「期待する」74% 朝日新聞世論調査 : 朝日新聞
民主圧勝「よかった」68%…読売調査1 : 読売新聞
自民「政権奪還できる」66%…読売調査2 : 読売新聞
「故人献金、納得できぬ」73%…読売調査3 : 読売新聞
「衆院選結果」2009年9月緊急電話全国世論調査 : 読売新聞
「新首相」に期待が71% 政権交代「よかった」は49% : 東京新聞

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不破さん、「サンデー毎日」に登場

不破哲三氏「これが日米核密約だ」(『サンデー毎日』8月23日号)

先日、中曽根康弘氏との対談で、「密約文書は見ていないんですか」と問いただした共産党の不破哲三・前議長が、ふたたび今週の『サンデー毎日』(8月23日号、8月11日発売)に登場。

誌面には、不破さんがアメリカの情報公開制度を利用して入手した「核密約」の「現物」の写真も紹介されています。

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雑誌Pen 不破さんの『マルクスは生きている』を紹介

雑誌『Pen』2009年8月15日号(阪急コミュニケーションズ)

雑誌「Pen」の8月15日号が、本の紹介ページで、不破哲三『マルクスは生きている』(平凡社新書)を取り上げています。

評者は、「マルクスについて、誤解していた」「マルクスの思想は、たんなる社会主義のススメではない。あなたが身を粉にして働いているのは、いったい誰のためなのか。働くことの意味をじっくり考えさせる一冊だ」とコメントしています。

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景気沈滞で共産主義にむかう日本人

イギリスのデイリーテレグラフ紙が「景気沈滞で共産主義にむかう日本人」という記事を掲載。

42歳のサラリーマン、オバタ・ケイスケさんなどを登場させて、「共産主義が答えなのかも知れない」という声を紹介しています。

Japanese turn to communists in downturn – Telegraph

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豪ABCラジオ 日本共産党にインタビュー

オーストラリアのABCラジオのニュースで、日本共産党が取り上げられました。インタビューでは、日本共産党の志位和夫委員長だけでなく、最近日本共産党に入党した29歳の青年サトミ・ケンタロウさんも登場しています。

ABC Radio Australia:Connect Asia:Stories:Japan communists hope to boost numbers in next month's elections

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ニューヨークタイムズ紙、「声を上げる日本の若者」を紹介

アメリカの「ニューヨークタイムズ」紙が、6月29日付で、「経済にたいして声を上げる日本の若者」という記事を掲載。

従順であることが重視される日本社会では、60年代以降、穏和な抗議行動でさえタブー視されるようになったが、景気後退の痛みから状況が変化し始め、長年、無関心だとみなされてきた若者たちの間から新しい活動家が生まれている――と報じています。

Young Japanese Raise Their Voices Over Economy – NYTimes.com

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出ました 『サンデー毎日』中曽根 vs.不破対談!!

『サンデー毎日』2009年7月19日号

「毎日新聞」の記事で予告されていた『サンデー毎日』(7月19日号)の中曽根康弘・元首相と不破哲三・日本共産党前議長の世紀の対談が出ました!!

全部で5ページ。旧制高校の思い出や教養論あり、マルクス論あり、中曽根流「日本共産党」論あり、さらには国会論戦や「核持ち込み密約」問題、政権交代論まで、なかなか盛り上がったようです。(^^;)

世紀の顔合わせ 中曽根 vs. 不破対談(『サンデー毎日』2009年7月19日号)

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赤旗・野中インタビューの反響

「朝日新聞」2009年6月30日付夕刊「窓・論説委員室から」

自民党元幹事長、元内閣官房長官の野中広務氏が共産党の「しんぶん赤旗」に登場したインタビュー。いろいろと反響が広がっているようです。

6月30日付の「朝日新聞」夕刊では、「窓」という論説委員のコラムで取り上げられました。

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どんな対談になったんでしょう?

「毎日新聞」2009/07/02付

今朝の「毎日新聞」にこんな↑記事が載っていました。

共産党の不破哲三前議長と、中曽根康弘元首相(すでに91歳!)とが1日、毎日新聞社で対談をした、というニュース。来週発売の『サンデー毎日』(7月19日号)の企画のようですが、いったいどんな対談になったのか楽しみです。

『サンデー毎日』は火曜日発売。ということは、7月19日号というのは7日に発売のようです。忘れずに書店に行かないと…。(^^;)

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毎日新聞、マルクスが売れるわけを不破さんに聞く

「毎日新聞」2009年6月26日付夕刊「特集ワイド」

本日(26日)の「毎日新聞」夕刊の特集ワイドに、日本共産党の不破さんの大きなインタビューが掲載されています。

なぜいまマルクスが売れているのか、マルクスはなぜ難しいのか、などの質問から始まって、不破さんが所長をつとめている社会科学研究所って何をするところ?  社会主義になったら共産党が天下を取るのか、などなど、何でも聞いてみようという感じです。(^^;)

取材をした記者さんがどんな方か知りませんが、「愚問ですが」と言いながら、不破さんの話を初めて聞いて、なるほどと思ったところが見出しや記事に率直に現われていると思いました。

特集ワイド:愚問ですが 今「マルクス」が売れるわけ 共産党・不破哲三さんに聞く – 毎日新聞

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読売新聞 『マルクスは生きている』を評す

書評:不破哲三著『マルクスは生きている』(読売新聞2009年6月21日付)

昨日の「読売新聞」書評欄(本よみうり堂)で、不破さんの『マルクスは生きている』(平凡社新書)が取り上げられました。一般新聞の書評欄では初めて。

読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が、「これほど平易に書かれたマルクス主義指南書も珍しい」「説明の一つ一つがわかりやすく、説得力がある」と評価しています。

マルクスは生きている : 書評(読売新聞)

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政治学者・御厨貴氏 共産党本部を論ず

政治学者の御厨貴氏が、「毎日新聞」で「権力の館を歩く」という連載をやっていますが、今日の朝刊には、日本共産党本部が取り上げられています。

そもそも共産党本部が「権力の館」なのか? という根本的問題があるのですが、まあ御厨さんにそれを言っても始まらないし…。最後の「天眼鏡なしの恐竜たれ」を、御厨氏なりの最大級の褒め言葉と受け取っておきましょう。(^_^;)

権力の館を歩く:東京・代々木 日本共産党本部=御厨貴 – 毎日新聞

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岩見隆夫氏 『マルクスは生きている』を論ず

岩見隆夫「不破哲三とマルクス」(「毎日新聞」2009年6月13日付朝刊)

毎日新聞客員編集委員の岩見隆夫氏が、今朝の「毎日新聞」の「近聞遠見」で、「不破哲三とマルクス」と題して、不破さんの最新著『マルクスは生きている』(平凡社新書)の感想を書かれています。

近聞遠見:不破哲三とマルクス=岩見隆夫 : 毎日新聞

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