麻生内閣誕生後、2度目の世論調査。「朝日新聞」の世論調査でも、中部6県を対象とした中日新聞の世論調査でも、内閣支持率は低下して、不支持率とどっこいどっこいの水準に。投票先政党でも、自民、民主はほぼ同じ。
新内閣成立のご祝儀相場は、早くも終わってしまったようで、さて、“解散前提”内閣は、いったいどうする?
麻生内閣支持41%、不支持42% 本社連続調査(朝日新聞)
内閣支持37%、不支持48% 中部6県意識調査(中日新聞)
他方、「毎日新聞」には、こんな↓記事が。
麻生内閣誕生後、2度目の世論調査。「朝日新聞」の世論調査でも、中部6県を対象とした中日新聞の世論調査でも、内閣支持率は低下して、不支持率とどっこいどっこいの水準に。投票先政党でも、自民、民主はほぼ同じ。
新内閣成立のご祝儀相場は、早くも終わってしまったようで、さて、“解散前提”内閣は、いったいどうする?
麻生内閣支持41%、不支持42% 本社連続調査(朝日新聞)
内閣支持37%、不支持48% 中部6県意識調査(中日新聞)
他方、「毎日新聞」には、こんな↓記事が。
麻生内閣の発足を受けての世論調査。「朝日新聞」の調査では、内閣支持率は48%。さすがに福田内閣末期に比べれば高いけれども、新内閣発足時で比べれば、小泉→安倍→福田→麻生と下がりっぱなし。「毎日新聞」の調査でも、内閣発足時の支持率としては、福田内閣を12ポイントも下回る低調ぶり。
しかし、結果は総じて2面的。国民はまだ迷っているということだろうか。
麻生内閣支持48% 比例投票先、自民が民主上回る(朝日新聞)
麻生内閣:支持45% 前政権比12ポイント減(毎日新聞)
麻生内閣支持率48% 福田政権発足時下回る(共同通信)
福田首相の唐突な政権投げだし、党利党略丸出しの総裁選レース。最大の狙いは、自民党の支持率浮上ですが、はたして、そんなにうまくいくのでしょうか?
TBSの世論調査では、自民党支持率は先月より1.7ポイントダウン。「朝日新聞」の世論調査では、自民党の支持率はやや持ち直していますが、衆院選の投票先としてはまったくの伸び悩み。支持率浮揚策は、あまり成功していないようです。
自民党支持率やや下がる、世論調査(TBS News-i)
「早く解散を」56%、「首相無責任」66% 本社調査(朝日新聞)
内閣改造後のNHKの世論調査。福田内閣の支持率は3ポイント上がって33%になったものの、「不支持率」も1ポイント上がって58%に上昇。内閣改造・自民党役員人事についても「評価する」の35%に対し、「評価しない」が57%を占めた。
「改造で人気回復」という目論見は、とりあえず完全に失敗したようだ。
ちょっと古いニュースになってしまいましたが、消費税増税にかんする時事通信と共同通信の世論調査。いずれも消費税増税に「反対」の回答が過半数を占めた。共同通信の調査は「社会保障財源確保のための引き上げ」と断ったうえでの調査だが、それでも反対が61.8%を占めている。
朝日新聞の世論調査は、消費税増税が「必要」か「必要ない」かという質問なので、結果が多少違っているが、それでも「必要なし」が47%で「必要」44%を上回っている。
消費税増税「反対」が過半数=「賛成」42%?時事世論調査(時事通信)
消費税上げ拒否感強まる 電話世論調査(共同通信)
内閣支持率24% 「サミットで指導力発揮」も24%(朝日新聞)
福田改造内閣の支持率。「毎日」は3ポイント増の25%、「朝日」は24%横ばい。共同の調査でも「やや回復」とはいえ、依然として31%で、不支持48.1%を大きく下回っている。
ところが「読売」だけは41%と大きく好転。しかし、同じ調査で、今回の改造で福田首相に対する評価が変わったかという質問にたいする回答は、72%が「変わらない」、「上がった」12%に対して「下がった」13%で、これだけみると、内閣支持率が上がる理由は何もない。詳しい設問などが不明だが、面妖な調査だ。
福田改造内閣:支持率3ポイント増の25% 評価せず56%――毎日新聞世論調査(毎日新聞)
内閣支持横ばい24% 麻生幹事長高評価 本社世論調査(朝日新聞)
改造内閣支持31%、やや回復 全国電話世論調査(共同通信)
内閣支持41%に好転、「麻生幹事長」評価66%…読売調査(読売新聞)
読売新聞が、日本人の「勤労観」について世論調査を実施。
これまでの同様の調査と一番の違いは、「日本人の勤勉さがこれからも続くと思うか?」の質問。これまでは、50%以上が「続くと思う」と回答していたが、今回はわずか35.2%。逆に、「そうは思わない」は、これまで33.4%から40.8%へと増えてはいたものの、61.0%と初めて50%を超えた。
しかし、これは「勤労観」の問題だろうか? 非正社員が3分の1を超えるようになって、働いても働いても報われることが少なくなる一方、株などで大金を手にする人間が現れるようになったのでは、誰だって、「勤勉さが続く」とは思わなくなるだろう。そういう社会の変化の反映と見るべきだろう。
日本人「勤勉続くと思わない」61%…読売調査(読売新聞)
「年間連続調査・日本人 (8)勤労観」 2008年7月調査(面接方式)(読売新聞)
NHKの世論調査。内閣支持率の動きよりも、重要なのは社会保障に関する質問。
社会保障抑制見直しを 45%(NHKニュース)
NHK世調 内閣支持率26%(NHKニュース)
NHK世論調査 各党の支持率(NHKニュース)
「日経新聞」のコラムにあったフィナンシャル・タイムズ紙の世論調査を発見!! (^_^;)
フィナンシャル・タイムズ5月19日付の「大分水嶺のような収入の不平等」という記事。ヨーロッパ5カ国、アジア(日本と中国)、アメリカの8カ国で世論調査を実施。その結果、どこでも「金持ちと貧乏人とのギャップはあまりに広がりすぎている。金持ちはもっと税を支払うべきだ」と考えられているという点で非常に際立った結論が出たと述べるとともに、「グローバリゼーションの波が『スーパー金持ち階級』を生み出したため、収入の不平等が多くの国で重大な政治的争点になっている」と指摘している。記事中では、国連開発計画の2005年報告の推計として、「世界の最も金持ちの50人は、最も貧しい4億1,600万人よりもたくさん稼いでいる」というデータも紹介されている。
毎日新聞、共同通信の世論調査で、福田内閣の支持率がそろって20%を割り込んでしまいました。
毎日新聞世論調査:内閣支持18%まで下落 後期高齢者医療など「評価しない」7割(毎日新聞)
福田内閣支持急落19% 暫定税率再可決「不適切」72% 全国世論調査(西日本新聞)
「朝日新聞」2008年5月3日付朝刊から
マスコミ各紙が憲法世論調査を発表。いずれの調査でも、9条については改正反対が多数を占めているのが特徴です。
「朝日」の調査では、9条について「変えない方がよい」が66%を占め、「変える方がよい」の23%を大きく上回っています。
9条改正反対66%に増、賛成23%に減 本社調査(朝日新聞)
「改憲に賛成」48%、「現在のまま」43%・日経世論調査(NIKKEI NET)
改憲必要57%、不要34% 南日本新聞鹿県民調査(南日本新聞)
改憲容認の道民 九条維持58%に増加「戦力明記を」14ポイント減 世論調査(北海道新聞)
ガソリンなどの暫定税率復活を強行した4月30日、5月1日の世論調査を、朝日と日経が発表。福田内閣の支持率は、朝日で20%、日経で21%と、さらに下落した。不支持率も、日経調査では68%にのぼった。
内閣支持率20% 政党支持は民主が逆転 本社世論調査(朝日新聞)
内閣支持率21%に急落・日経世論調査(NIKKEI NET)
福田内閣の支持率をメディア各紙が相次いで報道。ついに支持率20%台になっても、もはやニュースにもならない…。
内閣支持25%、不支持60% 本社世論調査(朝日新聞)
内閣支持率、29%に低下・日経世論調査(NIKKEI NET)
福田内閣、不支持が5割超=支持続落27.6%に?時事世論調査(時事通信)
福田内閣の支持率、NHKの世論調査でも読売新聞の世論調査でも、さらに低下しています。しかし、それだけじゃあ最早ニュースにはなりません。
おもしろいのは、ここまで福田内閣の支持率が下がっているのに、民主党の支持率がちっとも伸びないこと。NHKの世論調査では、逆に5ポイント以上下がってしまいました。読売の世論調査でも、小沢・民主党代表の対応を「評価する」33%、「評価しない」62%のダブルスコアです。
NHK世調 内閣支持率35%(NHKニュース)
NHK世論調査 各党の支持率(NHKニュース)
内閣支持率30%、前月より3.9ポイント減…読売調査(読売新聞)
与党支持層に「福田離れ」、民主にも厳しい評価…読売調査(読売新聞)
「毎日新聞」の世論調査で、「福田康夫首相と小沢一郎民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」という質問に、「どちらもふさわしくない」が65%で圧倒的多数を占めました。福田首相がふさわしいという回答は20%、民主党の小沢代表にいたっては12%しかありませんでした。
読売新聞の世論調査で、憲法改正に「反対」が43.1%で、「賛成」42.5%を上回る結果が明らかに。2004年の「改正しない方がよい」22.7%、「改正する方がよい」65.0%から、「改正反対」は右肩上がりで増加。ついに逆転した。
憲法改正反対が逆転(「読売新聞」2008年4月8日付)
もはや福田内閣の支持率が下がったというだけでは、ニュースにもならなくなってきたのかも知れないが、それにしても20%台というのは1つの事件かも知れない。
特徴的なのは、福田内閣の支持率がここまで下がっているにもかかわらず、民主党の支持率がさっぱり伸びないこと。中味のない「対決」戦術に国民はうんざり、ということだろう。
内閣支持率:6ポイント減の24% 政権発足以来最低(毎日新聞)
内閣支持率:「政権、危険水域に」 道路財源、新提案も評価低く――毎日新聞調査(毎日新聞)
ガソリン再議決反対64% 福田内閣支持26%に急落(東京新聞)
日経と読売の世論調査が出ていたが、どちらも内閣支持率は30%台の下の方。しかし民主党の支持も低迷している。
内閣支持率31%に急落・日経世論調査(NIKKEI NET)
福田内閣半年、実績「評価せず」64%…読売世論調査(読売新聞)
福田内閣「支持」34%に下落、発足以来最低に…読売調査
「福田内閣半年」 2008年3月調査(面接方式)(読売新聞)
「内閣・政党支持と関連問題」 2008年3月調査(面接方式)(読売新聞)
18歳成人について、いろいろ世論調査が発表されているが、どれを見ても賛成は少数派です。しかし、どれを見ても年代別の賛否が分からないものばかり。まずは若者自身がどう思っているのか、それを知りたいのですが…。