梅雨明けしました!

駅のプラットホームから撮影した富士山(2012年7月17日朝)

駅のプラットホームから撮影した富士山(2012年7月17日朝)

昨日の「さようなら原発10万人集会」もカンカン照りでしたが、今朝はそれにもましてピーカンの晴天。駅前から富士山がよく見えたので、プラットホームから撮影しました。雪もほとんど解けて、富士山頂もすっかり夏のようです。^^;

四国から関東が梅雨明け=猛暑、熱中症に注意?気象庁:時事通信

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東京も暴風圏に

台風4号(2012年6月19日21時現在、気象庁)

台風4号(2012年6月19日21時現在、気象庁)

豊橋市付近に再上陸した台風4号は、夜9時現在で飯田市の南南西50kmに。10時ごろからは、東京でも風雨が激しくなり、ぼちぼち暴風圏に入ったようです。

雨の主要部は関東方面に移っています。くれぐれもご用心を。

レーダーナウキャスト(2012年6月19日22時45分、気象庁)

レーダーナウキャスト(2012年6月19日22時45分、気象庁)

金環日蝕、見えました!

雲越しに撮影(7時29分撮影)

雲越しに撮影(7時29分撮影)

天気予報ではベタ曇りになるのでほぼ諦めていたのですが、東京では、薄い雲はあるものの、太陽もよく見える天気でした。
ということで、これ↑はちょうど雲で太陽が陰ったところをデジカメでそのまま撮影したもの。金環食になるちょっと前でした。このあとも、何枚か撮影したのですが、雲のムラで、なかなかきれいにリングに写りませんでした。^^;

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「M7級首都直下地震、4年内70%」という試算はどこまで根拠があるのか

東大地震研の先生が、関東南部でM(マグニチュード)7クラスの直下地震が4年以内に70%の確率で起こるという試算を発表したというニュース。ツイッター上では大きく取り上げられていますが、この試算はどこまで根拠があるんでしょうか。

M3〜6の地震が増加していることを踏まえ、「マグニチュードが1上がるごとに、地震の発生頻度は10分の1になる」という地震学の経験則を活用して計算したというのですが、そもそも東日本大震災で、この経験則そのものが違ってきてるんじゃないでしょうか。そこんところを検証しないと、とても根拠のある試算とは言えないような気がするんですけど…。

M7級首都直下地震、4年内70%…東大地震研:読売新聞

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宵の明星を発見!!

宵の明星(2011年12月11日 17時01分ごろ撮影)

宵の明星(2011年12月11日 17時01分ごろ撮影)

夕食の買い出しにでかけてみると、今日もきれいに晴れ渡っていて、西空にぽつんと宵の明星が光っていました。

携帯(CASIO W61CA)の写メで撮ったので、はたして分かるでしょうか? 真ん中でぽつんと光っている点がそれです。決してノイズではありません。(^_^;)

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月食を呟きました

月食(2011年12月11日 午前0時37分撮影)

月食(2011年12月11日 午前0時37分撮影)

昨日の夜は、皆既月食を観察。皆既月食自体は、今年3度目ですが、夜空がきれいに澄み渡っていたことや天頂近くで天体ショーが繰り広げられたため、Twitter上でもかなり盛り上がりました。かくいうオイラも、月食をまじまじと観察したのは久しぶりでした。(^_^;)

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原発事故の防災重点区域30kmに拡大

東京電力の福島原発事故を踏まえて、原子力安全委員会が、原発事故の防災重点地域を30km圏に拡大する方向を決めたそうです。

実際、今回の事故では、20km圏内は避難、30km圏内は屋内退避になったのですから、30km圏を対象に原発事故を想定した防災計画をすすめていくことは当然でしょう。

しかし、そうなると、たとえば茨城県水戸市は東海原発から30km圏内に含まれ、県庁さえ避難しなければいけないことになります。さらに東海原発30km圏内には100万人が暮らしています。はたしてこれだけの人が無事に避難できるのか? あるいは、そんな避難計画が立てられるのか? 課題は山積です。

原発事故の防災重点区域、30キロ圏に拡大案 安全委:朝日新聞
原発防災対策“30キロ圏内”に:NHKニュース

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光の速さを超えるニュートリノ?!

ニュートリノが光より早く到達することが観測されたというニュース。「マイムマシン」云々はともかく、事実だとすれば、相対性理論を考え直さなければならないという大発見なのだが、光の速さと比べるにしては730kmという距離はあまりに短い(光の速度は秒速で約30万kmなのだから)。

物理:光より速いニュートリノ? 相対性理論覆す発見か:毎日新聞

マイコミジャーナルには、この観測が「真の値がこの誤差範囲を外れる確率は100万分の3.4程度」というCERNの説明が掲載されているが、これを読んでも、ナノ・レベルの精度で2地点間の距離を測り、また、発射地点と観測地点の時計を正確に合わせることは非常に難しいことが分かる。それに比べると、日本経済新聞にのった研究者が指摘する問題の方がよっぽど巨視的で、事実に合っているような気がするのだが、いかがだろうか。

【レポート】ニュートリノは光より速いのか – 相対性理論を覆す可能性をCERNが提示:マイコミジャーナル
ニュートリノ測定結果「小柴氏の観測と合わず」:日本経済新聞

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東日本大地震前から内陸部で正断層の地震が起きていた

3日前の「東京新聞」に載っていた記事。東日本大地震の前から、福島県南東部で、正断層による地震が起きていたことが確認されたという。

正断層とは、地盤が反対方向に引っ張られるために生じるもの。これまでは、日本列島は全体として太平洋プレートによって押されて圧縮の力が加わっているので、内陸部では正断層の地震は生じないと考えられてきたから、これは日本の地震研究の「常識」を覆す発見といえる。

評価外の正断層で地震:東京新聞

これが、なぜ大問題かというと、原子力発電所の安全性をはかるときに、正断層の地震は考えなくてよいことになっているからだ。

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ソメイヨシノはやっぱり全部単一クローンだった!!

1850本の桜のDNAを分析した結果、ソメイヨシノはすべて同一DNAのクローンだったことが判明したというニュース。

ソメイヨシノの樹は、どれも同一の個体だったんですね。だから、同じ環境にあれば、同じ時期に咲いて同じ時期に散るのも当然なわけです。

サクラ:「系譜」DNAで分類 「しだれ」は複数品種――森林総研が図鑑作成へ:毎日新聞

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なるほど、日本海はこうやってできたのか

能田成『日本海はどう出来たか』(ナカニシヤ出版)

能田成『日本海はどう出来たか』

昨日、仕事帰りに本屋さんをプラプラしていて、偶然見つけた本。能田成『日本海はどう出来たか』(ナカニシヤ出版)

中身は、タイトル通り、日本海はどうやってできたのか、というお話。古地磁気学とストロンチウムとネオジムの同位体分析という2つのデータからは、もともとユーラシア大陸にくっついていた日本列島が、西日本はぐいと時計回りに、東日本は反時計回りに回転して、いまのようなかたちになったことが分かってくるが、それを、そプレートテクトニクスにもとづいて理論化しているところがおもしろかった。

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反水素原子の閉じ込めに成功

理化学研究所が、反陽子と陽電子からできた反水素原子を0.17秒のあいだ閉じ込めることに成功したというニュース。

反物質なんていうと、まるでSFの世界ですが、本来なら物質と反物質は同数だけ存在して、それらが全部対消滅してしまえば、宇宙に物質は存在しなかったはず…。それが、わずかな「対象性の破れ」から、物質が残り、現在の宇宙に至っている。そんな希有壮大な話が、実験的に確かめられるときが近づいたのかも知れません。

文系のオイラにはさっぱり分かりませんが。(^_^;)

「反物質」閉じ込めに成功 理研参加の国際チーム:共同通信

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「はやぶさ」の微粒子はイトカワのものだった!!

60億キロを旅して、昨年、地球に帰還した「はやぶさ」。カプセル内から見つかった微粒子が小惑星イトカワのものであることが判明しました。おめでとうございます。ヽ(^o^)/

100分の1ミリ以下の微粒子ばかりとはいえ、これまで人類が持ち帰った地球外物質は月の石だけ、ということを考えれば、これがどれほど画期的な大発見かということが分かるでしょう。

イトカワの石と断定 「はやぶさ」持ち帰りの微粒子:中日新聞
小惑星探査機:はやぶさ採取「イトカワ微粒子」 人類に巨大な一歩:毎日新聞

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「はやぶさ」カプセル回収に成功!!

「はやぶさ」カプセル回収作業(宇宙科学研究所)

「はやぶさ」のカプセルが無事回収されました。ヽ(^o^)/

あとは、日本で開けてみるだけ。カプセルの中に岩石の欠片や砂が入っているかどうかは未確認なので、ホントに「開けてびっくり」になるかどうか。楽しみです。

はやぶさ:カプセルを回収 18日にも日本到着:毎日新聞

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「はやぶさ」 見事に大気圏に突入!!

星空を進む「はやぶさ」(読売新聞)

小惑星探査機「はやぶさ」がついに地球に帰還。写真は、大気圏で燃え尽きる「はやぶさ」の写真です。本体は燃え尽きてしまいましたが、はたしてカプセルは無事に回収されるでしょうか。

「はやぶさ」大気圏突入、60億キロの旅帰還:読売新聞

この記事にもあるとおり、月よりも遠い天体に着陸した探査機が地球に帰還したのは初めて。小さくても、日本の技術力を十二分に発揮した「はやぶさ」です。お疲れ様でした〜 (T-T)ウルウル〜

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はやぶさが帰ってくる!!

はやぶさ(帰還、イラスト・想像図)提供:JAXA, 池下章裕

はやぶさ(帰還、イラスト・想像図)提供:JAXA, 池下章裕

とうとう「はやぶさ」が帰ってきます!!

小惑星イトカワに着陸して、岩石採取に成功したものの、その後、エンジントラブルで一時は地球への帰還も諦められた「はやぶさ」でしたが、とうとう岩石カプセルを落下させる最終的な目標軌道にのっかることができました。「はやぶさ」本体は大気圏に突入して燃え尽きてしまいますが、ミッションを放棄せず、ここまで地上から操作し続けてきたみなさん、そして何より「はやぶさ」そのものに、お疲れ様です。カプセルの無事回収を本当に祈念しています。

小惑星探査機:はやぶさ、6月帰還へ 旅立ちから7年、目標軌道に : 毎日新聞

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ベテルギウスが爆発間近?!

朝はけっこう暖かかったのに、夜になるとすっかり冷え込んでしまい、駅から自転車で帰ってくるとき、かなりぶるってしまいました。(^_^;)

そんなとき見上げたら、ちょうどオリオン座が正中していました。それで思い出したのが、この記事↓。オリオンの右肩にある1等星ベテルギウスが、実は超新星として爆発しそうだ、というニュース。超新星はみたいけれど、オリオン座がなくなってしまうのはちょっと寂しい…。

ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ : 朝日新聞

ということで、こちら↓が、そのベテルギウスの写真。(^_^;)

ベテルギウスの表面(NASA、パリ天文台)

ベテルギウスの表面(NASA、パリ天文台)

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なんだかわくわく 『南極の科学』 (^_^;)

神沼克伊『南極の科学』(講談社ブルーバックス)

神沼克伊『地球環境を映す鏡 南極の科学』(講談社ブルーバックス、2009年11月刊)

小学校のとき、図書室にある南極観測や越冬隊、観測船ふじにかんする本を次々に読んだ記憶があります。ふじが氷に閉じ込められて身動きがとれなくなったという新聞記事にはらはらしたり、NHKの「行く年来る年」が南極・昭和基地から生中継するというのを楽しみに眺めたりもしました。

本書は、「南極の科学」という書名のとおり、これまでの観測・研究から明らかになった南極大陸像を紹介したものですが、南極探検の歴史や観測隊員の生活ぶりなども織り交ぜてあって、楽しんで一気に読めました。(^_^;)

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目が覚めました

地震情報(2009年8月11日午前5時7分、気象庁ホームページ)

午前5時過ぎ、寝ていましたが、最初の揺れで目が覚めました。(狭い部屋に本棚がぎっちりならんでいるので、地震が起きると本の下敷きになる危険があります)
震源は駿河湾で、マグニチュード6.66.5だそうです。静岡県内では震度6弱も観測されたそうですが、はたして大丈夫でしょうか。

それにしても、昨日は東海南方沖でマグニチュード6.9の地震、そしてこんどは駿河湾(御前崎の北東40kmというから、ほんとに駿河湾内ですね)。心配です。

気象庁|地震情報

揺れました…

東海道南方沖で地震発生(2009年8月9日19時56分)

9日午後7時56分頃、東海道南方沖を震源とする地震が発生しました。(画像は気象庁のホームページから)

マグニチュードは6.9と、そこそこ大きな地震。某事務所で仕事中でしたが、かすかな初期微動を感じたあと、「あれ、おさまったのかな〜」と思った頃に、ゆさゆさと長い周期で揺れてきました。

書棚やロッカーなどが林立する狭い事務所なので、一瞬あせってしまいました。(^^;)

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