収入がないのに1億円支出できる政治団体

本日の読売新聞は、旧自由党時代の政党助成金15億円が小沢一郎・民主党幹事長の政治団体に流れたのではないか、という疑惑を大きく取り上げています。

たとえば「小沢一郎政治塾」。5年間で1億2890万円を講師料などに支出しているが、収入は、2005年の3000万円だけ。なぜ、収入のない政治団体が1億円以上の支出ができるのか? 不思議です。

そういう疑惑が持ち上がっているときに、今年も、共産党をのぞく各政党が政党助成金319億円の分け取りを申請。これこそ、直ちに「事業仕分け」すべきお金だと思うんですが…。

小沢氏関係の団体、不明朗な出入り15億円 : 激震民主 : 読売新聞
民主が最多173億円=政党交付金、8党が申請 : 時事通信

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自民党は懲りずに新憲法制定を新綱領案にかかげるつもりらしい

まだ第一報的なものだけど、共同通信が要旨を流している。綱領に新憲法制定をかかげるだけでなく、自民党の新憲法草案の第2次案をつくるらしい。第1次案として条文まで公表し、任期中の憲法改正を掲げた安倍内閣が惨めに破産したにもかかわらず、懲りない面々である。

他方、新綱領にはもはや「小さな政府」という言葉は登場しないらしい。小泉改革の誤りは、自民党も否定できないということだ。

自民党:新綱領原案まとまる 新憲法制定など掲げ : 毎日新聞
自民新綱領原案の要旨 : 共同通信
自民党、市場主義から財政再建へ 新綱領原案 : 中国新聞
憲法改正、自民が「第2次草案」策定へ(読売新聞) – goo ニュース

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内閣支持率が急降下 小沢政治資金問題は鳩山内閣の致命傷になるか?!

鳩山内閣の支持率が急落し、どの世論調査を見ても、「朝日」支持43%、不支持41%、「読売」支持45%、不支持42%、「産経」支持44.3%、不支持40.3%など、支持率と不支持率がほとんど並ぶ状態になっている。共同通信の調査では、支持41.5%、不支持44.1%で逆転している。

これまでも、内閣支持率は徐々に下がっていたが、これまでは内閣支持率が下がっても民主党支持率は下がらずにきていた。ところが、ここにきて、いよいよ民主党の支持率が下がり始めた。「朝日」では民主党の支持率が前回42%から36%へ下落しているし、「読売」では、今年夏の参院選での投票先として、民主28%にたいし自民21%と接近している。

もちろん、原因は小沢一郎・民主党幹事長の政治資金問題。小沢氏の幹事長辞任を求める声は、「朝日」67%、「読売」「産経」70%など圧倒的。幹事長の辞任だけでなく、議員辞職を求める声も強い。小沢資金問題は、鳩山内閣と民主党にとっては致命傷になるかもしれない。

「小沢幹事長辞職を」67%、内閣支持42% 世論調査 : 朝日新聞
小沢幹事長「辞任すべきだ」70%…読売調査 : 読売新聞
「小沢幹事長元秘書逮捕」2010年1月緊急電話全国世論調査 : 読売新聞
【産経・FNN合同世論調査】「幹事長辞任を」70.7%内閣支持率急落44.3% : MSN産経ニュース
内閣不支持44%、初の逆転 小沢氏続投に反対73% : 共同通信

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小沢資金疑惑 「朝日」は追究する気なし?!

小沢一郎・民主党幹事長をめぐる資金疑惑。陸山会の土地購入をめぐる4億円は、政治資金収支報告書の虚偽記載という問題にとどまらず、ゼネコン企業からのヤミ献金と見返りとしての公共事業受注という、古典的な贈収賄の様相を呈してきました。

さらに、旧・自由党、旧・新政党の政治資金合わせて24億円もの資金が小沢氏のもとに流れている疑惑まで登場しています。これらの資金は、もとはといえば政党助成金、つまり国民の税金です。それをまんまと、個人的な資金にしてしまっているとなれば、これ以上の税金の無駄遣いはありません。

ということで、各紙とも連日1面で大きく取り上げています。今日の「産経新聞」などは4面にわたって特集しているほど。まあ、いろいろ政治的な思惑があることは分かりますが、「政治とカネ」をめぐる大問題。徹底追究しなければならないことは明らかです。

ところが、そんななかで、この問題を1面でまったく取り上げなかった新聞があります。

社説:小沢幹事長―なぜ聴取に応じないのか : 朝日新聞
小沢氏団体に15億円 旧自由党資金 藤井前財務相あて助成金装い : MSN産経ニュース
「石川議員に頼まれ証拠隠した」 元秘書が自民勉強会で告白 : MSN産経ニュース
小沢氏側へ5千万円は「胆沢ダム受注の謝礼」 : 読売新聞

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グアム住民、海兵隊の移転に反対

沖縄の米海兵隊のグアム移転をめぐって、グアムで開かれた公聴会で、住民からは反対意見が相次いだというニュース。しかもその反対理由というのが、海兵隊員が沖縄で起こしている事件・事故や基地騒音だったりする。

アメリカ人から見ても反対するような基地を、どうして日本が受け入れなければならないのか。ますます奇妙な話。

グアム移転 住民から反対意見 : NHKニュース

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作家・重松清×共産党国会議員・小池晃の対談がおもしろい

重松清×小池晃対談(「しんぶん赤旗」日曜版1月10日号)

共産党の発行する「しんぶん赤旗」の1月10日付日曜版に、作家の重松清さんと、共産党の参議院議員で、今年の選挙に東京選挙区からの出馬を表明している小池晃さんとの対談「人と人 つながる喜び」が載っています。

重松さん46歳、小池議員49歳で、どことなく体型も似ているような? お2人ですが、この対談がとてもいいのです。

とかくこの手の対談は、引っ張り出された重松さんの方にしてみれば、自分の読者には共産党支持者もいれば自民党支持者もいる、あるいは政治嫌いな人もいるだろうから、共産党の、しかも選挙を目の前にした国会議員との対談といっても、あまり生臭い政治向きの話は避けながら…ということになりがち。ところが、重松さんは、いきなり

大変楽しみにして伺いました。いつも乗る駅の前に小池さんのポスターが張ってあって、「この人に今日会うんだな」と。(笑い)

実に乗り気で、楽しそうに始まっています。

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「事業仕分け」への憂慮

岡本稔「事業仕分けの行方」(東京交響楽団 Symphony 2010年1月号)

昨日は、新年最初のコンサートということで、東京交響楽団のサントリー定期演奏会に行ってきました。演奏の方はさておき、会場でいただいたプログラムに、音楽評論家の岡本稔さんと、東京交響楽団最高顧問の金山茂人さんが、昨年末の「事業仕分け」について並んで書かれていました。

岡本氏は、国の補助を「いつの時点でゼロにできるのか、見通しを示せ」という「仕分け」人の発言に、「このコメントを述べた人は、ヨーロッパの歌劇場の予算の過半数を国をはじめとする公共団体の補助が占めていることをご存じないのだろうか」と厳しく批判されています。

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166人も集まれる自宅って…

小沢一郎氏の自宅に、民主党の国会議員166人が集まって新年会が開かれたとか。あまりに多くて、入れ替え制にしたというけれど、166人もが集まれる自宅って、どんな豪邸なんだろうと思ってしまう。

土地購入代金に「政治資金収支報告書」に載っていない4億円をぽんと出したり、母親から9億円ももらっていて気がつかなかったり、「国民目線」とはかなり違った金遣いであることだけは間違いないようだ。

新春『小沢詣で』最多 新年会に166議員詰め掛け:中日新聞
石川議員「小沢氏から4億円受け取った」:TBS News-i

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米軍普天間基地:滑走路近くの鉄塔、防衛省が撤去へ

沖縄県宜野湾市にある米軍普天間基地の滑走路の直前にある無線用鉄塔が、防衛省側の負担で撤去されることになったという記事。

最初はへえ?とだけ思ってみていましたが、よく読んでみると、これは、去年7月にメア駐沖米総領事が「滑走路の近くの基地外に、宜野湾市が建設を許しているのが疑問だ」と発言して物議をかもした、いわく付きの鉄塔だったのです。

普天間の滑走路眼前の鉄塔「思いやり撤去」 防衛省負担 : 朝日新聞

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ひき逃げ犯引渡しを 読谷村で総決起大会

沖縄・読谷村で、先月7日に米兵がおこしたひき逃げ事件に抗議し、犯人の引渡しを求める村民総決起大会が開かれ、1500人が参加しました。

この事件、米軍側が犯人の身柄を拘束し、当初は、日本側への引渡しも打診してきたのですが、犯人の米兵が「人をはねたとは認識しなかった」と主張。任意の聴取に3回応じたあとは、事情聴取にも応じないままになっています。フロントにひびが入り、血痕までついていたというのに、警察は逮捕もできない。まったくもっておかしな話です。

ひき逃げ事件に抗議 読谷村民総決起大会 : 琉球新報)
沖縄米兵身柄引き渡し求め集会 ひき逃げ事件で地元読谷村 : 東京新聞
米兵ひき逃げに抗議、沖縄で1500人大会 : 読売新聞

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天皇「政治利用」問題

来日した中国の習近平・国家副主席が天皇と会見することにかんして、宮内庁長官が内閣の対応を批判したことから、にわかに「政治利用」云々の論争が巻き起こっています。

もともと、憲法に定められた天皇の外交上の国事行為は、「批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること」と「外国の大使及び公使を接受すること」しかありません。それ以外のこと ((一般に天皇の「公的行為」と言われていますが、憲法に天皇の「公的行為」についての規定はありません。つまり、一種の「超憲法的行為」といえます。したがって、「公的行為」の内容などは、きわめて厳格、限定的に考えられるべきであり、また、そうしたものとして行なわれなければなりません。もちろん、「国政に関する権能を有しない」(第4条)という憲法の規定を犯すことは絶対に許されません。また、直接には宮内庁が決めるにしても、「公的行為」についても「内閣の助言と承認」のもとにおこなわれ、「内閣が、その責任を負」っていると考えなければなりません。))は、歴代自民党政権が、自らの外交に天皇を「政治利用」して積み重ねてきたものです。それを棚上げして、今回の事態で自民党がにわかに「天皇の政治利用」に反対し始めるのは筋が通らないと思います。

:天皇陛下の要人会見「政治判断と別次元で」 宮内庁長官 : 朝日新聞
安倍元首相、「天皇の政治利用」と批判 : TBS News-i
隣国との付き合い大事=首相 : 時事通信

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沖縄普天間基地問題 追い込まれた岡田外相

宜野湾市の伊波洋一市長と会談する岡田外相〔共同通信〕

沖縄普天間基地問題。鳩山内閣は年内決着を見送りましたが、岡田外相は、沖縄を訪問して、県内移設しか道がないと説いて回ったようです。

しかし、宜野湾市の伊波市長からは、米海兵隊の主力部隊はグアムに移転しているのだから基地も国外移転が可能だと指摘され、名護市の住民との懇談会では「シュワブ沖移設では公約違反だ」と迫られてしまいました。

普天間移設の遅れ懸念=宜野湾市長と会談?外相 : 時事通信
外相 名護市の住民と意見交換 : NHKニュース

そもそも、岡田外相をここまで追い込んだのは、4日のルース米駐日大使との会見。アメリカから猛烈な圧力をかけられ、いよいよ追い込まれてしまったようです。

ルース米大使が日本側に激怒 岡田外相らの面前で大声張り上げる 普天間移設の年内決着断念で : MSN産経ニュース

やっぱり、ここまできたら、「そもそも、本当に沖縄に海兵隊の基地は必要なのか?」という根本問題から考え直さなければだめですね。「はじめに基地ありき」で、それをどこに移設するかの議論だけでは、いつまでたっても堂々巡りは避けられません。

NHKニュース 共産 基地の無条件撤去求める

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核密約 北岡伸一氏が座長で「検証」できるのか?

核密約の検証をするということで、「有識者委員会」が設置されましたが、座長は、北岡伸一氏だとか。

片岡氏は、自民党政権時代に国連大使をつとめたほか、小泉内閣では「対外関係タスクフォース」委員および「外交政策評価パネル」座長、日本版NSC設置検討のための「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」委員、安倍内閣では「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」有識者委員をつとめるなど、自民党の外交政策に深くかかわってきた人物。

はたして、そのようなお方に「検証」ができるんでしょうか?

核密約:検証のための有識者委設置 北岡東大教授が座長 : 毎日新聞
核持ち込み密約:「再持ち込み」文書、見つからず : 毎日新聞
外務省、2密約は未確認 沖縄核と朝鮮有事 : 共同通信

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核密約文書、外務省にあった!!

本日の「朝日新聞」1面トップの記事。「核持込」密約の文書が、日本の外務省の保管資料のなかにあったといいます。

1959年6月という日付の「討議記録」という形で、60年1月に藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日大使がイニシャルでサインをしているなど、2000年に共産党の不破哲三・衆議院議員(当時)が、アメリカ公開公文書をもとに国会で追及した資料と、完全に一致しています。

外務省に核密約裏付ける文書 保管資料調査で発見 : 朝日新聞
岡田外相、密約資料発見を示唆 : 日テレNEWS24

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自民党は何を血迷ってるんでしょうかねぇ…

自民党が、あの田母神元航空幕僚長に、来年の参院選比例区の立候補を打診していたそうな。

本人が拒否したそうだが、よりによって、なんであんな人物に…。自民党は、田母神氏を立候補させて、それが国民の支持につながると本気で思っているんでしょうか?

“貧すれば鈍す” ((「貧乏すると、生活の苦しさのために精神の働きまで愚鈍になる」という意味(『デジタル大字泉』)。))とはよく言ったもんで、自民党も相当負けが込んでいるようです。

自民、田母神氏に参院選出馬を打診 本人は拒否 : 朝日新聞

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核密約 ライシャワー元駐日大使の特別補佐官が証言

核兵器の持ち込みにかんする密約について、1963年にライシャワー駐日大使(当時)が、その公開を働きかけていたことを、当時、同大使の特別補佐官が証言。

核密約 元大使が公開働きかけ : NHKニュース
米 核密約の履行を再三要求 : NHKニュース

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毎日新聞、外交における信頼を共産党・不破前議長に学ぶ

「毎日新聞」風知草(2009年11月16日付朝刊)

今日の「毎日新聞」朝刊2面の「風知草」で、毎日新聞の山田孝男・専門編集委員が、「外交における信頼とは」というタイトルで論説を書いています。主要なテーマは、民主党の、あるいは鳩山首相の外交の「危うさ」で、沖縄・普天間米軍基地の移設問題などでの「言うそばから前言をボカ」す危うさを問題にしています。

面白いのは、そのなかで山田氏が、日中両共産党の理論会談についての不破さんの報告集『激動の世界はどこに向かうか』(新日本出版社)を取り上げていること。一見すると無関係な、この2つのテーマがどこで結びついたのでしょうか?

風知草:外交における信頼とは : 毎日新聞

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米軍が身柄引き渡しを申し出ているのに…

沖縄で起きたひき逃げ事件。米軍側が、事故を起こした乗用車を所有する米兵の身柄を拘束。

ところが、官房長官が、「起訴前身柄引き渡しの事案には当たらず」と発言。米軍側が「要請があれば身柄を引き渡す用意がある」と表明しているのに、いったいなぜ?

沖縄のひき逃げ事件、2等軍曹の身柄を米軍拘束 : 読売新聞
トリイ司令官、所属軍人の車両運転認める 読谷村のひき逃げ : 琉球新報
起訴前引き渡しの対象に入らず=沖縄ひき逃げ事件で官房長官 : 時事通信

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核問題で新たな日米協議機関?

日経新聞の夕刊に出ていた記事。

記事そのものは、鳩山内閣の「軸足が定まらない」ことにたいする批判が主だが、アメリカ側がこの問題に本気で取り組もうとしていることは明らか。ペリー元国務長官も、米国内では、大きく見ればオバマの核廃絶路線を進める側にいるのだろうが、しかし、仮にペリー氏のいうような新しい協議機関をつくって、そこで話し合いをしてみても、核兵器の運び込みを前提とする「拡大抑止」と非核3原則とが両立するはずもなく、結局は、新たな「密室」を作るか、非核「2原則」化になるか、どちらかしかないように思う。

鳩山政権がこんごどういう対応をするのか注目しなければならないが、なんにせよ、その動向を決めるのも国民世論だ。

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フランスでは女性の年齢別就業率はM字どころか凸だった!!

『経済』2009年11月号(新日本出版社)

新日本出版社が発行している『経済』の最新号(11月号、10月8日発売)に、おもしろい論文が載っています。それは、立命館大学の深澤敦氏「フランス家族政策の歴史的展開」です。

まず驚いたのがこのグラフ↓。フランスの女性年齢別就業率の変化を示したグラフです。

年齢別女性就業率の推移(『経済』11月号、深澤論文)

年齢別に女性の何%が働いているかという年齢別就業率は、多くの国では、20代で働き始めて高くなり、途中、結婚や出産でいったん低下し、子育てが終わるとまた働き始めるので再び高まる、というように変化し、グラフはM字型になります。ところが、フランスでは70年代いらい、M字型どころか逆に上に凸、山型になっているのです!!

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