今日の「しんぶん赤旗」に、海上自衛隊の元護衛艦艦長が登場し、イージス艦の衝突事故について、「本来、1分間あったらかじ取りで回避できる」、「後進はぶつかったという前提のもとにおこなう動作」と証言しています。
これまで、マスコミなどでも、「1分では衝突回避は不可能」というのが暗黙の前提になっていましたが、もしこの元艦長の証言が事実なら、「2分前に確認。1分前に回避行動をとった」という発表が、最初から実際に起こったことと違っていた可能性が出てきます。元艦長が最後に指摘している通り、事実の精査が必要です。
ところで、同事件について、自民党の大前繁雄衆議院議員(兵庫7区)が地元の会合で「漁船側に重大な過失がある」と発言。避けなかった漁船が悪いと言わんばかりのこの態度、「そこのけそこのけ自衛隊が通る」は海の上だけではなさそうです。
「しんぶん赤旗」の記事は、インターネットに流れていないので、直接、打ちこんでおきます。(^_^;)