ストロー英外相が、イラク駐留英軍の撤退が数カ月以内に開始されるとコメント。
英国軍までもが撤退に向けて具体的に動き始めました。自衛隊の派遣延長は決めたものの、撤退に向けた戦略を持たない日本の無策ぶりとは対照的です。
ストロー英外相が、イラク駐留英軍の撤退が数カ月以内に開始されるとコメント。
英国軍までもが撤退に向けて具体的に動き始めました。自衛隊の派遣延長は決めたものの、撤退に向けた戦略を持たない日本の無策ぶりとは対照的です。
ウクライナ、ブルガリア両国防省が、12月27日に、イラク派遣部隊の絶対完了を発表。
ブレア首相が、向こう6カ月間に、イラク派遣英軍の縮小に着手する可能性を示唆。
ブッシュ米大統領が、イラクの大量破壊兵器に関する情報が誤っていたことを認め、自らの責任を認めたというニュースが流れている。「何を今さら!」という気もするが、過ちを認めたこと自体はいいことなのかもしれない。あとは、過ちを認めたのだから、それにふさわしい収拾策をとることだ。
しかし、某国の官房長官は、「当時、政府が大量兵器があると確信しただけの事情はあった」といって、いまだに自らの非を認めようとしない。いよいよ、世界で唯一の国になろうとしている…。
英国防省が実施した世論調査で、45%が駐留英米軍への攻撃を支持。82%が多国籍軍の駐留に「強く反対」と回答。
イギリス下院で、リード国防相がイラク駐留英軍を500人削減すると報国しました。南部バスラの2つの基地を閉鎖。
イギリス軍とオーストラリア軍が撤退しちゃうと、わが自衛隊は駐屯地から外へ出られなくなります。ということは、撤退も不可能に…。さて、小泉さんはどうする?
毎日新聞の世論調査。イラクへの自衛隊派遣について「延長すべきでない」が77%で「延長すべき」18%を大きく上回る。また、衆院選の結果については「満足」52%の一方で「自民議席多すぎ」が68%を占めるといった複雑な側面も。
イラク南部サマワの英軍司令官は、イラク陸軍養成のミッションは来年4月までに終了する、との見通しを明らかに。
英日曜紙オブザーバーが、英軍高官の話として、イラク駐留英軍が来年5月に本格的に撤退を始める「ロードマップ」を作成中だと報道。ただし、BBC放送のインタビューで、ブレア首相は、このような詳細な計画は承知していないと否定しましたが。
イラク:駐留英軍が来年5月に撤退 英紙が来月発表と報道(毎日新聞)
Blair denies Iraq pull-out date(BBC NEWS)
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ワシントンポストなど全米15紙に、ブッシュ大統領などの写真に「彼らがウソをついた」という大見出しをつけた見開き2ページの広告が掲載されました。
そういえば、日本でも、イラク戦争直前に、これは「『全世界対大量破壊兵器を持っているイラク』の問題であることを忘れてはいけないと思います」と言った総理大臣がいましたなぁ…。彼もウソをついたのです。
サマワ周辺の治安維持を担当している英軍、豪軍がサマワからの撤収を検討していることが明らかになりました。英軍は「サマワは治安が安定しているから撤収する」と言っている、というのですが…。
しかも、これは「1、2か月前」にイギリス、オーストラリアから連絡があったというのです。にもかかわらず、それを国民には全く隠したまま、総選挙では、自衛隊の撤退問題にまるっきり頬かむりした訳で、二重三重に許されませんね。
韓国の聯合ニュースが、政府と与党がイラク派遣韓国軍の3分の1を撤退させることを検討していると報道したというニュース。
イラクで戦死した兵士の母親が、息子がなぜ戦死しなければならなかったのか、大統領から理由を聞きたいと、ブッシュ大統領の私邸近くで座り込みの抗議活動を開始。全米で、これを支援する動きが広がる一方で、妨害や嫌がらせもおこっている模様。
米大統領地元で徹夜の反戦集会、戦死兵母の抗議活動で(CNN.co.jp)
戦死米兵の母に地元民がキャンプ用地提供、大統領邸に接近(CNN.co.jp)
戦死米兵の母の抗議続く、いやがらせも多発 テキサス(CNN.co.jp)
イラクに派遣されたイタリア軍の一部130人が帰国。イタリア政府はイラク派遣軍の撤退を9月に開始するとしていたが、繰り上げられた模様。
いつまで派兵するかは、アメリカのご意向次第…、という訳で、アメリカの要請を受けて、派兵期間の延長へ。
ユースです。
今回の事件について、これまでのところ、政府周辺からも、産経新聞、読売新聞も、「自己責任」論を主張する話は流れてきていません。
1年前の、異様な「自己責任」論を反省したのであればよいのですが…
イラク西部で、武装勢力に襲撃され、重傷を負った日本人が拉致されたそうです。
米国防総省が請負業者に発行する証明書も持っており、ロイター通信によれば「イラク国内の米軍基地に勤務する治安責任者」とのこと。
その後のニュースによれば、斎藤氏は元自衛隊レンジャー部隊の隊員で、80年代後半からはフランスの傭兵部隊で仕事をしていたそうです。
人質だったイタリア人記者が、救出されて空港へ向かう途中で米兵に射撃され、同行していたイタリア人が死亡した事件について、米軍は、「米兵らの違反なし」の予備的調査報告をまとめました。イタリア側の反発は必至。さて、どうなるか。
アメリカの調査委員会の報告によって、イラク開戦の理由の1つとされた「移動式の生物兵器製造装置」は、飲酒癖でイラク政府の研究機関をクビになったアル中男の“でっち上げ”だったことが明らかになりました。
パウエル長官は、国連安保理で、アル中の“妄想”を大まじめに取り上げていた、ということになります。攻撃が終わった後で検証したというけれど、なぜ開戦前に検証しなかったのか? アル中(元か?)の大統領の国だから、アル中の妄想を信じたのも“さもありなん”ということか。いったい、この責任は誰が取るのだろう。