中南米を襲ったハリケーン「スタン」の被害。グアテマラでは、土砂崩れのため1400人が犠牲になった可能性も。
グアテマラの土砂崩れ、最大1400人が死亡の恐れ(ロイター)
ちなみに、日本の外務省が決定した支援は、エルサルバドル、グアテマラ両国へそれぞれ1200万円という状況です。なんか桁が違ってるような気がするんですけど…。ちなみに、カトリーナ被害にたいしてはとして100万ドル(約1億1300円)の支援が決まっています。
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中南米を襲ったハリケーン「スタン」の被害。グアテマラでは、土砂崩れのため1400人が犠牲になった可能性も。
グアテマラの土砂崩れ、最大1400人が死亡の恐れ(ロイター)
ちなみに、日本の外務省が決定した支援は、エルサルバドル、グアテマラ両国へそれぞれ1200万円という状況です。なんか桁が違ってるような気がするんですけど…。ちなみに、カトリーナ被害にたいしてはとして100万ドル(約1億1300円)の支援が決まっています。
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ハリケーンの影響で、中米で洪水のために162人が死亡するなど、被害が広がっています。アメリカとは比べ物にならない貧困な諸国。カトリーナであれだけのエイドを派手に繰り広げたみなさん、こちらにこそ支援のエイドを!
アメリカCIAの後押しで、チリのアジェンデ人民連合政権をクーデターで転覆したピノチェト独裁政権の憲法が、民政移管から15年をへて、ようやく改正されることに。
クーデターと軍政・独裁政権の犠牲となった人々を追悼しつつ、民主チリの新憲法を歓迎しよう!
Venceremos!(我々は勝利するぞ!)
ラテンアメリカから見ると によると、米州機構(OEA)で、アメリカのOEAを民主主義監視組織に変えようとする提案にたいし、ブラジル、カナダを含む11カ国とカリブ共同体が対案を提出してこれに対抗したそうです。
昨年11月の大統領選挙で当選した左派・進歩会議のタバレ・バスケス氏が、1日、ウルグアイ新大統領に就任しました。ウルグアイで、左派大統領が誕生したのは初めて。
バスケス新大統領は社会主義者を自称するがん専門医。南米では、ベネズエラ、エクアドル、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイと自主的・進歩的政策を追求する政権が広がっています。
南米の新聞記事を翻訳紹介しているブログです。日本のマスメディアがほとんど報道しないような記事がたくさんあって、参考になります。
ラテンアメリカから見ると
http://la-news.cocolog-nifty.com/lanews/
サイトの趣旨として、「インターネットで入手出来るラ米諸国のニュースから、ラ米の国々にとって、日本の何にニュース性があるのか、アメリカとどのように付き合おうとしているのか、そのようなことを少しずつ紹介していきたいと思います」と書かれています。
【本日のBGM】ラフマニノフ:交響曲第2番 op.27/指揮:ワレリー・ゲルギエフ/演奏:サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団/録音:1993年1月/発売:PHILIPS 438 864-2
8日、南米12カ国の大統領らが出席する第3回南米首脳会議が開かれ、「南米共同体」の設立を正式に宣言しました。
それにしても、日本のマスコミは、この動きをまったく報道していません。Googleニュースで検索する限り、引っかかったのは、「河北新報」と共産党の「しんぶん赤旗」だけ。あとは、「サンパウロ新聞」と「ニッケイ新聞」、それに北京放送(china radio international)という海外発の日本語メディアでした。
南米のウルグアイの大統領選挙で、左翼のタバレ・バスケス候補が当選。バスケス候補は、社会党、共産党など20以上の左派・中道勢力からなる「拡大戦線」から立候補。同国大統領選挙は、過半数を占める候補者がいない場合は上位2人による決選投票がおこなわれますが、バスケス候補は、開票率87%で得票率が50.4%。決選投票を待たずに当選が決定しました。
南米では、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチンなどで、あいついで左翼政権が誕生しています。
ベネズエラの大統領罷免投票が否決されたことについて、投票を監視した監視団が、反大統領派の「大がかりな不正があった」との主張を退け、罷免不成立を追認しました。
ベネズエラのチャベス大統領に反対する勢力の要求によって行なわれた大統領罷免の是非を問う国民投票は、選管の発表によれば、開票率約95%の段階で罷免反対票が約499万票(58%強)で賛成票の約358万票(42%弱)を大きく引き離し、否決されることになりました。
問題は反大統領派がこの投票結果を受け入れるかどうかです。すでに、「選挙に不正があり、結果を受け入れられない」と語っており、背景にアメリカがあるだけになお混乱が続く可能性があります。しかし、大統領選挙、憲法改正投票、そしてこんどの国民投票と、チャベス政権が選挙によって政権の正当性を勝ち取ってきたことは非常に重要な意味をもっています。
子どもがほしいアメリカ人女性と、理由があって子どもを育てられない女性――。アメリカ人女性に養子斡旋をする南米の孤児院が舞台です。子どもがほしいとやってきた7人のアメリカ人女性は、養子が認められるためにいろいろな条件があるらしく、なかなか手続きがすすまない。もし子どもができたら…とお互いに夢を語りながら、実際には離婚寸前だったり、お金がなくなりそうでその心配で頭がいっぱいだったり…。女性たちの複雑な心境が描写されます。他方、そういう女性たちを“お得意”にする弁護士と、ぐるになって滞在を長引かせてできるだけカネを使わせようとするホテル経営者。そんな人々が暮らす街には、ストリートチルドレンとなった孤児たちがあふれている。
と、「赤ちゃんたちの家」というにはほど遠いシリアスな現実を見せてくれますが、監督は決して、養子をほしがるアメリカ人や子どもを養子に出す母親を非難するわけでなく、貧困故に捨てられ、ストリートチルドレンにならざるを得ない「南」の厳しい現実も浮かび上がらせながら、子どもを養子に出さざるをえない母親の方が不幸なのか、それとも子どもができないというだけで苦しむアメリカ人の方が不幸なのかと問いかけてきます。