ニューヨーク・タイムズ紙が18日付社説で、小泉首相の靖国神社参拝を「東京の無意味な挑発」「日本の軍国主義の最悪の伝統を容認した」と厳しく批判。
あれこれ言い訳してみても、通用しないものは通用しない、ということです。
ニューヨーク・タイムズ紙が18日付社説で、小泉首相の靖国神社参拝を「東京の無意味な挑発」「日本の軍国主義の最悪の伝統を容認した」と厳しく批判。
あれこれ言い訳してみても、通用しないものは通用しない、ということです。
小泉首相の靖国参拝について、米国務省のマコーマック報道官が「アジア地域の敏感性と懸念については誰もが理解している」と指摘。
いま読んでる最中ですが、韓国の女性作家・申京淑(シン・ギョンスク)さんの自伝的小説です。1963年生まれの彼女が、16歳でソウルに出て就職し、夜学に通いながら、小説家を目指すまでの約4年間を描いています。時代的には1978年から1981年ごろ、つまり1972年の「維新革命」をへて1979年に暗殺される直前の朴正熙独裁体制の末期、そして、1980年の「光州事件」(民主化を求める光州市の市民・学生を軍隊を使って弾圧・虐殺した事件)をへて全斗煥政権が誕生するという、本当に激動の時代です。
この時代に、貧しい田舎の家を出て、ソウルで働きながら法律の勉強をする兄を頼り、従姉妹と3人で一部屋の狭いアパートで暮らしながら、昼間は電子機器の組み立て工場で働き、夜は夜間高校に通い……、そんな“底辺”の生活が、半分事実、半分フィクションといった感じで、16年後に小説家として名をなしたあとの私からふり返られていきます。
韓国中央日報が、世論調査の結果として、「韓国も核兵器を保有すべきだ」とする回答が66.5%。1年前の50.7%から一挙に15.8ポイント増。これをどう見るか? なかなか複雑な問題。中央日報紙は「北朝鮮の核保有宣言に影響を受けたもの」と分析していますが、北朝鮮に対する感情としても、アンビバレントな面があるようです。
イギリス下院で、リード国防相がイラク駐留英軍を500人削減すると報国しました。南部バスラの2つの基地を閉鎖。
イギリス軍とオーストラリア軍が撤退しちゃうと、わが自衛隊は駐屯地から外へ出られなくなります。ということは、撤退も不可能に…。さて、小泉さんはどうする?
毎日新聞の世論調査。イラクへの自衛隊派遣について「延長すべきでない」が77%で「延長すべき」18%を大きく上回る。また、衆院選の結果については「満足」52%の一方で「自民議席多すぎ」が68%を占めるといった複雑な側面も。
「読売」は具体的な削減数は3000?5000人としていますが、「日経」によれば、司令部だけなら数百人程度。嘉手納の離着陸7万5000回のうち、減らせるのは数千回とも。果たしてどれぐらいの負担軽減になるのか。
問題は、こうした沖縄の「負担軽減」措置の一方で、米軍と自衛隊との指揮機能の一体化が進められようとしていること。米軍基地再編問題では、その点が見逃せません。
米海兵隊司令部グアムへ…沖縄の負担軽減、全容判明(読売新聞)
海兵隊司令部、グアム移転検討・沖縄負担軽減で日米政府(日経新聞)
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米国防総省の文書から、在韓米軍が1958年から91年まで韓国内16カ所に11種類の核兵器を配置していたことが明らかに。
中南米を襲ったハリケーン「スタン」の被害。グアテマラでは、土砂崩れのため1400人が犠牲になった可能性も。
グアテマラの土砂崩れ、最大1400人が死亡の恐れ(ロイター)
ちなみに、日本の外務省が決定した支援は、エルサルバドル、グアテマラ両国へそれぞれ1200万円という状況です。なんか桁が違ってるような気がするんですけど…。ちなみに、カトリーナ被害にたいしてはとして100万ドル(約1億1300円)の支援が決まっています。
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イラク南部サマワの英軍司令官は、イラク陸軍養成のミッションは来年4月までに終了する、との見通しを明らかに。
ハリケーンの影響で、中米で洪水のために162人が死亡するなど、被害が広がっています。アメリカとは比べ物にならない貧困な諸国。カトリーナであれだけのエイドを派手に繰り広げたみなさん、こちらにこそ支援のエイドを!
カトリーナの犠牲者は、当初1万人にのぼるなどと言われたが実際は1200人だったそうです。犠牲者が少なかったことは、ともかくよかったと思います。
しかし、アメリカって、つくづく物事を大袈裟に言い立てる国ですねぇ。少し前には、大統領自らが「イラクは大量破壊兵器を持っている」と断言したのに、実際には見つからなかったし…。
アメリカの世論調査で、軍事力行使に「反対」が55%。民主化達成はイラク戦争の大義にならないとの回答が74%にのぼるとともに、「自由と民主主義の拡大」というブッシュ政権の外交政策についても、68%が「民主主義拡大で世界は安全にならない」と回答。
アンジェリーナ・ジョリーが、28日、CNNのインタビューで、アメリカのエイズ予算がイラク戦費の2週間分しかないと批判。
ベトナム共産党が複数政党制の導入を検討し始めたという共同の記事。この記事からでは、2011年の党大会に、複数政党制の「導入」の是非を諮るのか、それとも「検討開始」を決めるのか、はっきりしないんですが…。
韓国の統一外交通商委チェ・ソン議員が、アメリカの情報公開法で公開された資料から、1987年当時に在韓米軍が春川(チュンチョン)基地に核兵器を保有していた事実を確認したと発表。
英日曜紙オブザーバーが、英軍高官の話として、イラク駐留英軍が来年5月に本格的に撤退を始める「ロードマップ」を作成中だと報道。ただし、BBC放送のインタビューで、ブレア首相は、このような詳細な計画は承知していないと否定しましたが。
イラク:駐留英軍が来年5月に撤退 英紙が来月発表と報道(毎日新聞)
Blair denies Iraq pull-out date(BBC NEWS)
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9月24日、全米各地やロンドンで戦争反対のデモンストレーションがおこなわれました。ワシントンの行動には、主催者発表で20万人、警察発表でも15万人が参加(ワシントンポスト紙:Antiwar Protests Commence in Washington による)、「アメリカのイラク侵攻いらい最大の反戦抗議行動」(AP)になりました。
Antiwar Protests Commence in Washington (washingtonpost.com)
※この記事の写真をクリックすると、デモンストレーションの様子をいろいろ見ることができます。
Anti-War Demonstrators March on Washington (ABC News/AP)
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ワシントンポストなど全米15紙に、ブッシュ大統領などの写真に「彼らがウソをついた」という大見出しをつけた見開き2ページの広告が掲載されました。
そういえば、日本でも、イラク戦争直前に、これは「『全世界対大量破壊兵器を持っているイラク』の問題であることを忘れてはいけないと思います」と言った総理大臣がいましたなぁ…。彼もウソをついたのです。
米国防総省は、ウズベキスタンに駐留米軍の基地使用料として約25億円(2300万ドル)を支払うことに。
日本の場合は2,378億円。ケタが違いますね……って、これは、日本政府が米軍に支払っている「思いやり予算」の額でした。日本政府は、当然ながら、米軍から基地使用料を1円ももらってません。基地提供を戦略的に生かすという点では、ウズベキスタンやキルギスの方がよっぽどしっかりしてますねぇ。(^^;)