アメリカの独立調査委員会は、イラクの情報について「良い情報を入手できず、分析も誤り、完全な間違いを犯した」と厳しく批判。
いまさら…という感もしますが、アメリカ自身が「間違ってた」と言うのだから、やっぱり間違ってたんでしょう。ねえ、小泉首相?
アメリカの独立調査委員会は、イラクの情報について「良い情報を入手できず、分析も誤り、完全な間違いを犯した」と厳しく批判。
いまさら…という感もしますが、アメリカ自身が「間違ってた」と言うのだから、やっぱり間違ってたんでしょう。ねえ、小泉首相?
「冬ソナ」でお馴染みになった韓国・江原道春川(チュンチョン)市の米軍基地が、52年ぶりに返還。29日午後、基地閉鎖式がおこなわれました。11月には管理権が韓国国防部に委譲される予定。
歴史共同研究委員会は、もともと歴史分野で相互理解と共通認識を深めることを目的に、2002年3月、日韓両政府の合意にもとづいて設置されたもの。政府レベルでの合意なんですから、韓国側は当然ながら教科書検定などへの反映を求めたのにたいし、日本側は「学問的に事実関係を探求できるが、一致は難しい」という姿勢で、結局、かえって傷を残す結果となってしまったようです。残念です。
今日もまた、渋谷Bunkamuraル・シネマで映画を見てきました。韓国映画「大統領の理髪師」です。(今年9本目…8本目が飛んでいるのは投稿し忘れ。あとで書き込みます)
青瓦台(韓国大統領府)のすぐ隣りにある孝子洞で理髪店をひらいているソン・ハンモ(ソン・ガンホ)は、ある日突然、朴正熙大統領の専属理髪師になってしまう。大統領主催の昼食会に招かれて、商売も順調にゆき、万事うまくいくかに見えたとき、北朝鮮ゲリラの青瓦台襲撃事件が起こる…。しかし、「フィクション」であるこの映画では、このゲリラたちはマヌケ揃いで、みんな下痢をして、しゃがみ込んでいるところを捕まってしまいます。しかし、そこから市民の間に下痢(流行性腸炎)が広がり始めます。「下痢をしている者は、スパイに接触したに違いない」と言われ、下痢をした者は“マルクス病”と呼ばれ、次々と情報部に逮捕され、拷問をされる。そんなとき、ハンモの息子ナガンも下痢になり、情報部に送られてしまう。ハンモは必死になってナガンの行方を捜すが、どこに連れて行かれたか分からない。やがて“マルクス病”騒動は収まり、ようやくナガンも戻ってくる。しかし、ナガンは歩けなくなっていた…。
笑わせ、泣かせ、松竹新喜劇のような荒唐無稽なストーリーが展開します。しかし、折り目折り目に…
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韓国政府は、17日、国家安全保障会議常任委員会の「今後の韓日関係の基調と対応方針」についての声明を発表しました。その邦訳全文(Unofficial Translation)が、韓国在日公館のホームページに掲載されています。
3/30追記:
何度か訳文が更新されていましたが、今度のものがたぶん最終版だろうと思います。なおUnofficial Translationと断りがありますので、その旨ご承知置きください。
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米国産牛肉の輸入再開問題ですが、政治的な動きはともかく、安全基準の問題として、どこらあたりに問題があるのかは、「毎日新聞」20日付の記事がわかりやすく紹介していると思います。
1つは、アメリカは生後30カ月以上の牛しか特定危険部位の除去をしてないらしいこと。
第2に、アメリカはBSE検査を生後30カ月以上(あるいはEUの場合は24カ月以上)しか行っていないが、日本の全頭検査によって、それ以前の牛(生後21カ月、23カ月)からも発見されていること。
そういうアメリカの検査基準があって、それとは別立てにして、日本への輸出についてのみ、枝肉を「目視」して年齢判定をやる――なんていうことが、はたして可能かどうか。考えてみれば分かりそうなものです。
アメリカ国防総省が、4年ごとにおこなう「国防戦略見直し(QDR)」報告の作業を、日本やイギリスなどと協議しておこなう方針を表明。といいつつ、日本やイギリスの言い分を聞いてくれるという訳ではなさそう。むしろ、予め日本やイギリスにアメリカの望むところをふくませた上で、国防戦略を決めようということでしょう。
ところで、QDRの基礎となる「国家防衛戦略」報告は、冒頭で「米国は戦争状態にある」と宣言。まあ、アメリカがアメリカ自身についてどんなふうに宣言してもかまわないけれど、そこから「積極的・多層的な防衛体制」を目指すとして、勝手にあれこれの国を攻撃して、「同盟国」日本をそれに動員するとしたら、たまったもんじゃない。北朝鮮についても、引き続き「先制攻撃の権利」をもつとしていますが、なぜアメリカにだけ「先制攻撃」の権利が認められるの?
アメリカ産牛肉輸入再開問題について、これまでの動きをあれこれ。とても全部は調べきれないけれども、とりあえずライス国務長官来日前まで。
しかし、他方で、アメリカ上院は、カナダ産の若い牛の輸入再開に反対する法案を可決しています。
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アジアプレスの記者2人が、先月下旬、イラクに入国したそうです。混乱したイラクだからこそ、現地取材が必要なのですが、無事に取材を終え、貴重な成果を上げてくれることを願います。
ブルガリアが、イラク派遣部隊を6月に100人削減し、年末までに全員引き上げる方針を表明。
AP通信は、イラクとアフガニスタンで米軍およびアメリカ政府機関が拘束した108人のうち、26人は虐殺された可能性があると指摘。米国防総省は、今月10日に、「虐待での志望は6人」と発表していましたが、実態はそれより深刻だったことが明らかになりました。
解放後に伊「イル・マニフェスト」紙に掲載されたジュリアーナ・ズグレーナ記者の手記です。この事件後、イタリア政府はイラク派遣軍隊の段階的撤退を表明し、すでに事態は次の段階に向けて動き始めていますが、だからといって、この銃撃の原因があいまいにされてよいと言うことではありません。
この事件の後には、イラク軍副司令官が米軍によって射殺されるという事件も起こりました。はたして米軍はイラクで何をやっているんでしょう?
ブッシュ大統領が、原油高騰にたいして、「世界規模の省エネルギー努力の加速」を呼びかけたそうな。
それなら、京都議定書を批准したら? 言われなくても、世界は、CO2排出量削減のために省エネに努力してますよ?
中国が、フィリピン、ベトナムと領有権を争っている南沙諸島で、共同の資源調査を行うことで合意。費用も3等分するそうで、領土争いをしているからといって、敵対しているばかりが能じゃない。
その1。イタリアが、9月からの段階的撤退を表明。
イタリアのイラク部隊、9月から段階的に撤退 首相表明(朝日新聞)
その2。ウクライナが、撤退を開始。15日に第1陣140人が帰国、5月までに700人、残り900人は12月までに帰還する計画。
<ウクライナ軍>イラクから撤退開始 第1陣140人(毎日新聞)
第3。米軍がまたやっちゃいました。検問所で、イラク軍副司令官を射殺。
アメリカで、陸軍の新兵募集が難航しているそうな。やっぱり、イラクに派遣させられて死ぬかもしれないというのが、現実味を帯びてきますからねえ。
東京タワーの1階で、「冬のソナタ/STORY PARK」なるものが開催されるらしい……。(^_^;)
アメリカ政府が「監視警戒リスト」に載せているテロリスト容疑者が、なんとアメリカ国内で合法的に火器類を購入していたそうな。
さあ、米軍諸君! テロリストに武器を販売している国が分かったぞ、ただちに攻撃態勢に入れ!
盧武鉉大統領が、米軍の柔軟性戦略にたいして、「われわれの意志と関係なく、韓国国民が北東アジア紛争に巻き込まれることはない」と表明。これが「いかなる場合でも譲歩できない確固たる原則」だと指摘しました。
米軍の「柔軟性戦略」というのは、東アジア地域で紛争が生じた時に在韓米軍を投入するというもの。中台間や北朝鮮がらみの紛争に在韓米軍が投入されれば、当然、中国や北朝鮮の在韓米軍基地への反撃が予想される。だから、盧武鉉大統領の発言は、近隣地域について在韓米軍の投入反対を意味しています。
日本が、台湾海峡への関与を表明したのとは、まったく逆の動き。さて、どちらが自国の安全を保障することになるでしょうか?