共産党の志位和夫委員長は、4月28日、オバマ米大統領の核兵器廃絶演説(4月5日、プラハ)に注目して大統領に書簡を送っていましたが、オバマ大統領からの返書が、16日、日本共産党に届いたことが明らかにされました。
共産党にオバマさんの手紙、志位委員長「公式ルート開けた」(読売新聞)
志位さんの記者会見の様子は、こちら↓で見ることができます。
共産党の志位和夫委員長は、4月28日、オバマ米大統領の核兵器廃絶演説(4月5日、プラハ)に注目して大統領に書簡を送っていましたが、オバマ大統領からの返書が、16日、日本共産党に届いたことが明らかにされました。
共産党にオバマさんの手紙、志位委員長「公式ルート開けた」(読売新聞)
志位さんの記者会見の様子は、こちら↓で見ることができます。
米外交専門誌『フォーン・ポリシー』誌2009年5-6月号に、「まったく現代的なマルクス」と題する論文が掲載されています。ちなみに、同号は表紙もマルクスです↑。
Foreign Policy: Thoroughly Modern Marx
著者Leo Panich氏は、Socialist Register の編集者なので、彼がマルクスについて書くのは不思議ではありませんが、それが『フォーリン・ポリシー』誌に掲載されたというところが面白いですね。
昨日公開されたばかりの映画「レイチェルの結婚」を、渋谷・Bunkamuraル・シネマで見てきました。(今年3本目)
姉レイチェルの結婚式を前に、妹のキムが施設から帰ってきます。いちおう温かく迎えられるキムですが、ささいな行き違いや家族の態度、言葉に、キムは神経をピリピリさせます。そしてついに、結婚式前夜に姉と妹が大衝突…。
ということで、泣いてわめいて、家族がぶつかり合う映画です。(^^;)
オバマ米大統領が、プラハで演説し、核兵器の段階的削減などの提案をおこなった。
メディアでは「核廃絶へ」などの見出しで報じられているが、実際に演説を読むと、核兵器廃絶は「私が生きているあいだには実現しないだろう」と述べてられていて、具体的な目標としてはかかげられていない。具体的な目標として示されているのは、(1)核軍縮、(2)CTBT(包括的核実験禁止条約)の承認、(3)核拡散防止、NTP(核拡散防止条約)の強化、(4)テロ組織への核防止、の4つ。
リーマンブラザーズ・ショックで、すっかり忘れていましたが、米政府の2008年版「年次改革要望書」が昨年10月15日に公表されています。
本日は仕事帰りに、日比谷で映画「リリィ、はちみつ色の秘密」を見てきました。(今年2本目)
アメリカで公民権法が成立した1964年。法律はできたけれども、黒人差別はなくならない。そんな“時代”を、14歳の少女リリィの目から描いた作品です。
アメリカでは、進化論を信じると答えた人は39%。25%は「まったく信じない」と回答。また、44%が人類は「過去1万年以内に神が一晩でつくり出した」と考えているそうだ。
う〜む、ここまでひどいとは…。(-_-;)
こんどはアメリカのGlobalPostというニュース・サイトが、日本共産党を紹介しています。タイトルは「共産主義が伸びる国」「共産主義出づる国」。23歳の最近共産党に入った若者にインタビューをしています。
ロサンゼルス・タイムズ紙のインターネット版に、こんな記事が載っていました。
Karl Marx may have been prescient, but not that prescient | Los Angeles Times
見出しだけだと分かりにくいですが、世界的な経済危機が広がるなかで、マルクスの『資本論』から引用と称して、ある文章が、1カ月ほど前からインターネットを流れているのだそうです。
そのマルクスの文章なるものを、記事から翻訳すると、こんなふうになります。
オバマ新大統領の就任式に、180万人とも200万人ともいわれる人が集まったそうだ。氷点下5度でも、徹夜して場所取りする人もいて、新大統領への“期待”というか、ブッシュ共和党政権の8年間がどれほどの閉塞感を与えていたかということだろう。
オバマ米新大統領の就任式に詰め掛けた群衆=20日、ワシントン(ロイター)
しかし、実際に新政権が何をおこなうかは、これから。経済政策もそうだが、イラク、アフガニスタンにたいして、イスラエルとパレスティナにたいしてどう臨むのか。核兵器の問題でも、演説では「核の脅威を減らす」と言っただけ。
三菱自動車が、2月中旬から7週間、米イリノイ工場の操業を休止する、と発表。しかし、同工場で働く労働者1568人の雇用は維持するらしい。その中には、1200人の時間給労働者も含まれるという。
アメリカでは非正規社員だってクビにはしないのに、なぜそれを日本でもやらないのか?!
三菱自、米イリノイ工場で2月中旬から7週間生産休止 | Reuters
念のため、シカゴ・トリビューン紙の記事も貼り付けておこう。
Mitsubishi to suspend production at Ill. factory — chicagotribune.com
民主党のオバマ氏が大統領に当選したことについて、日本のメディアの論評は総じて低調。オバマ氏のかかげたChangeが実際どうなるかは、これからの展開を見なければならないが、しかし、そのChangeを生み出した人々のエネルギーは、大きな可能性を潜めている。
それにもかかわらず、オバマ新大統領誕生で日米関係はどうなるか、保護貿易主義になるのではないか、無視されるのではないか、アフガニスタンで負担を求められるのではないか、北朝鮮は…などなど、個別の問題で新政権の対日関係がどうなるかという論評に留まっている。
しかし、それはマスメディアだけではない。その最たるものは、麻生首相の「今、急に会わなくちゃいけないという話でもない」という発言。思わず本音が出たんだろうけど、「日米同盟」と言いつつ、その実、共和党との同盟でしかなく、民主党政権の誕生に何の準備もできていないことを自白してしまったようなもの。あ〜あ、この人、ホントに政治的なセンスがないですねぇ?
社説:歴史的な経済危機に挑むオバマ大統領(日経新聞)
社説:オバマ氏圧勝 米国の威信は回復できるか(読売新聞)
首相「会うのは就任後」 オバマ氏との会談見送り(共同通信)
アメリカ大統領選挙は、オバマ候補の圧勝で、民主党が8年ぶりに政権復帰をはたすことになった。
Change!をかかげたオバマ候補だが、経済面では、ブッシュ政権の経済政策がすでに破綻してしまっている以上、誰が政権を担おうと新しい方向に変わらざるを得ないことは明らか。問題は国際関係。オバマ氏は、イラクからは兵力を撤退させつつ、アフガニスタンへの関与を強めるつもりだ。どのような「変化」が生じるか、はたして本当に「変化」するのか。それが試されるのはこれからだ。
米大統領選:オバマ氏が当選 史上初の黒人(毎日新聞)
オバマ氏勝利とブッシュ政権終焉を歓迎 各国メディア:CNN.co.jp
相馬市九条の会のブログに、こんな面白い記事が載っていました。
インド洋上ではアメリカ軍艦船などに無償で燃料を提供している日本ですが、イラク、クウェートに派遣された航空自衛隊は米軍に、しっかり燃料代を支払っていた、というのです。なんという気前のよさ!! (-_-;)
で、その元記事は「東京新聞」8月21日に載っているというので、さっそく元記事を探してみました。
緊急に開かれることになった金融首脳会議。今日のNHKのニュースによると、今日午前中、ブッシュ大統領から麻生首相に「ぜひ参加してほしい」という電話があったそうです。
しかし、19日の時事通信では、「ブッシュ大統領は共同会見で、サミット開催について、G8議長国である日本の麻生太郎首相と話し合ったと述べた」ということだったのですが…。はて、いったいどうしたんでしょう?
EU議長国のサルコジ仏大統領とブッシュ米大統領が、金融サミットの来月開催で合意。
ブッシュ大統領によれば、麻生首相と事前に相談したという。しかし、18日午後(日本時間)に、オーストラリア首相と電話会談したときには、麻生首相は、G20開催について「今後の検討課題」と答えていたらしい。
はたして麻生首相は、本当にブッシュ大統領からの相談にあずかったのか? それとも、たった半日で考えを変えたのか? いずれにしても、金融危機への対応で、日本は置いてけぼり状態になりつつあるのではないだろうか。
米欧、金融危機対応サミットで合意 来月上旬開催目指す : CNN.co.jp
米で金融サミット=米欧合意、初回は来月上旬にも?危機協議、G8と新興国参加へ(時事通信)
【金融危機】日豪首脳が克服へ連携強化 電話会談(MSN産経ニュース)
G8拡大首脳会議の開催に、米大統領も前向きな姿勢を示した。今朝(10/17付)の「日本経済新聞」には、日米両国は「やや慎重」と出ていたが、アメリカが開催に前向きになったとすると、日本だけが開催に消極的で孤立した格好。イギリス大使が、わざわざ記者会見して、「日本も積極的に参加すべきだ」と発言するのも異例。
G8首脳の緊急声明について、外務省は日本のイニシアティブを強調する。そこでは、新興国を含めた首脳会議への期待も語られている。にもかかわらず、なぜ日本はこんなに消極的なのか?
そう考えてみると、残っている可能性は、G8拡大首脳会議のタイミングの問題だろう。
年内にG8拡大首脳会議を 米大統領、金融危機対策で(共同通信)
「G8拡大は必要」=日本も議論に参加を?英大使(時事通信)
G8首脳会合「拡大案」浮上 新興国交え協調探る(NIKKEI NET)
G8が緊急声明を発表。IMFやWTOの路線をまもるとしているのはいただけないが、「現下の危機によって明らかになった欠陥を改善するため、世界の金融セクターについて、規制的および制度的レジームへの変更が必要である」と指摘している点は、そのとおり。「規制緩和」「市場開放」一辺倒のウルトラ自由市場主義の破綻は、G8のお墨付きになったといえる。
「日経新聞」の記事によれば、緊急声明は日本が主導したそうな。しかし、麻生首相は、昨日はG8緊急サミットについて「やっても混乱」と消極的だったはず…。むしろ、サルコジ仏大統領の方が積極的なように思える。
新興国含めた首脳会合を期待 G8緊急声明(朝日新聞)
G8首脳が緊急声明、金融危機解決へ決意示す(NIKKEI NET)
麻生首相、緊急サミットに慎重=「やっても混乱」?参院予算委(時事通信)
仏大統領:G8緊急首脳会議で米大統領と事前協議へ(毎日新聞)
毎日毎日、こんなことをブログに載せていても仕方ないが、16日のヨーロッパ市場は続落。ニューヨーク市場も、朝方は買いが先行したものの、そのあと180ドルの反落。まだまだ不安定な動きが続くようだ。
NY株、大幅安に転じる 下げ幅一時180ドル(NIKKEI NET)
欧州株、続落 英国は一時2%超下落(NIKKEI NET)
欧州株も不安定 続落で始まり、一部で反発(朝日新聞社)
金融危機:再び世界同時株安、主要市場は売り一色(毎日新聞)
金融的な手当はいろいろやっても、根本的な問題はこれ↓。これをなんとかしないかぎり、アメリカ発の金融不安もドル不安もなくならない。