東日本大震災で吊天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールのリニューアルオープン記念コンサートに行ってきました。指揮はユベール・スダーン、演奏は東京交響楽団。
- ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109(ノヴァーク版)
- ブルックナー:テ・デウム ハ長調 WAB45
ブルックナー自身が、4楽章が完成できなければ代わりにテ・デウムを演奏するようにと言い残していたということで、今日は、途中に休憩を入れずに、3楽章に続いてテ・デウムが演奏されました。
東日本大震災で吊天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールのリニューアルオープン記念コンサートに行ってきました。指揮はユベール・スダーン、演奏は東京交響楽団。
ブルックナー自身が、4楽章が完成できなければ代わりにテ・デウムを演奏するようにと言い残していたということで、今日は、途中に休憩を入れずに、3楽章に続いてテ・デウムが演奏されました。
JR東海で、入社2年目の駅員が、上司から定時1時間前の出勤を命じられ、20分前に出社したら「出勤遅延未遂」と言われて、1週間にわたって勤務を外され「反省」を求められたそうだ。
20分前に出社しているのに、「出勤遅延未遂」で懲罰とは! あまりにひどい。
<はたらく>始業前出勤 強制か心掛けか 「出勤遅延未遂」責められた駅員が自殺:東京新聞
かつてJR西日本の脱線転覆事故で、懲罰的な「日勤教育」のことが問題になりましたが、こちらもやってることはまったく同じ。20分前に出社しているのに、1週間にわたって「勤務」から外して反省をせまるなんて、まともな企業のやることではありません。
北朝鮮情勢に関連して、本日の「日本経済新聞」に、英フィナンシャル・タイムズ紙の興味深い社説が転載されています。
曰く、「ならず者国家と関係を持つことが不快であっても、平和への唯一の望みは意思疎通の場を維持することにある」と。
ひるがえって日本のことを考えてみれば、日本政府は意思疎通の場そのものを持っていないわけで、これでは平和への望みが最初から存在しないも同然です。
『デフレーション』の著者・吉川洋東大教授が、「日経ビジネス」のインタビューに答えて、「デフレは、賃金を下げすぎた経営者の責任だ」と語っています。
デフレは、賃金を下げ過ぎた経営者の責任だ:日経ビジネスオンライン
経済学的な立場はまったく違う吉川氏ですが、この指摘については100%同意したいと思います。
昨夜は、都響定期で、オルフの「カルミナ・ブラーナ」を聴いてきました。出だしは有名な曲ですが、全曲をナマで聴くのは初めて。
後半「カルミナ・ブラーナ」では、ステージ上にはピアノ2台ものって、さらに大合唱、小合唱、児童合唱、ソリスト3名という大編成。全員で歌う大盛り上がりの讃歌があるかと思えば、しんみり聴かせるソロの曲もあり、さらには子どもたちがはやし立てるような愉快な歌まであって、本当に楽しい作品です。
『資本論』第2部第15章を精読しています。ここでマルクスは、労働期間と通流期間の長短で資本の回転がどんな影響を受けるかを考察しているのですが、その第3節に出てくる第4表をよくよく眺めていると、変なところがあるのに気がつきました。
第4表では、労働期間4週間、通流期間5週間で回転期間は計9週間と想定されています。だから、第1週の初めに投下される資本Iは、第4週末に労働過程を完了し、第5週初めから通流過程に入り、第9週の終わりには通流を完了し貨幣で還流します。ところが、第4表をよく見ると、その資本Iの2回目の回転が、第9週から始まっています。しかし、第9週末に還流する資本は第10週にならないと、新しい回転を開始できないはず。なのに、第2回転期間は第9週に始まり第17週に完了、第3回転期間は第17週に始まるというように、それぞれ前の回転期間の最終週と次の回転期間の開始週とが重なっています。
これまでの表ではどうだったかというと、第1表でも第2表、第3表でも、第1回転期間の終了週の翌週から第2回転期間が始まっています ((第1表の資本IIは週の途中で回転が始まるのでわかりにくいが、第1回転期間は第13週の前半で終わり、第2回転期間は第13週の後半から始まるので、やはり重なり合ってはいない。))。
ところが、第4表だけ、資本Iは、1回目の回転が第9週の終わりに完了し、そこではじめて還流するにもかかわらず、2回目の回転は第9週の初めから始まるとされ、3回目の回転も、2回目の回転が第17週の終わりにようやく完了するのに、第17週の初めから始まるとされているのです。これはいったいどういうことでしょうか!?!
『資本論』第2部第15章「回転時間が資本前貸しの大きさに及ぼす影響」を、草稿(MEGA II/11所収)とつきあわせながら精読しています。ここは、労働期間と流通期間の長短によってどれだけの追加資本が必要になるか、それによってどれだけの「資本の過多(プレトーラ)」が生じるかを吟味しているところです。
英BBCがこんな記事を載せています。曰く、「日本――働く母親にとって最悪の先進国?」
BBC News – Japan: The worst developed country for working mothers?
と言うことで、久しぶりのへっぽこ訳です。
昨日、投開票が行なわれた東京・小金井市議会議員選挙(定数24、立候補35)で、日本共産党の森戸よう子、板倉真也、関根ゆうじ、水谷ひろしの現職4候補は全員当選しました。
久しぶりに本屋さんで、まとめ買いしました。と言っても、新書、文庫のたぐいだけですが。^^;
手前右から
facebookを本格的に始めることにしました。
といっても、あっちは実名、こっちは匿名ということで、直接リンクはさせません。クラシックのコンサートに通いまくってる話は、とてもfacebookには書けないし。^^;
しかし、友達もほとんどいないし、どうやったら繋がれるのか、よく分かりません。もうちょい勉強してみないとだめなようです。
出張から帰って、今晩は久しぶりのコンサート。サントリーホールに行ってきました。
マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
フランス人カンブルランの振るマーラーはいかなるものか? 期待して聴いてきましたが、予想に違わず、普段のマーラーとはちょいと違った雰囲気に仕上がっていました。アンダンテを第2楽章に持ってきた演奏をナマで聴いたのは初めてでした。
古い話で恐縮だが、最近教えてもらったので。
昨年12月の総選挙にあわせて、高校生たちが模擬投票をおこなったら、比例代表選挙では共産党が第1党になったそうだ。「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページ1/13付の「取材メモ」に次のような記事が出ていた。
土曜日、東京フィルハーモニー交響楽団の特別演奏会「グレの歌」(シェーンベルク、1911年作曲)を聴いてきました。
もともとこの公演は、東フィルの創立100周年記念公演として2011年3月20日に予定されていましたが、直前に東日本大震災が起こり、やむを得ず中止・延期となったものです。それが2年かかって、「グレの歌」世界初演(1913年2月23日)からちょうど100年目の同じ日に復活公演されることになったものです。
この作品、何がすごいかというと、オーケストラ151人、合唱120人、ソリスト5人という、きわめて大がかりなのです。ホールに入ってみると、コントラバスが12台、ハープが4台…。広いオーチャードホールのステージが一杯です。