憲法9条も日本の「対外公約」です

APECのためオーストラリアを訪問中の安倍首相が、同行記者団にたいして、テロ特措法延長は「対外的な公約」と発言。

ただし、テロ特措法がAPECの議題になった訳でなく、安倍首相の個人的な感想を、しかも日本の記者団に対してしゃべっただけ。それに、対外公約といえば、戦争放棄、戦力不保持の憲法9条だって、立派な日本の対外公約です。

「海自給油は対外公約」と安倍首相、米大統領に継続表明(読売新聞)

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年金、格差など69%が日常生活に「不安」

内閣府の「国民生活に関する世論調査」で、69.5%が「日常生活で悩みや不安を感じている」と回答。昨年より1.9ポイント増。また、昨年より生活は「低下している」が24.5%、現在の生活に「不満」が36.0%など、生活実感が悪くなっていることを示している。

年金、格差など日常生活に「不安」69% 内閣府世論調査(中日新聞)

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本日の「単なるミス」

まだまだ続く「単なるミス」。際限がありません。

収入が300万円、400万円とポンと増えても、それでも帳尻が合っているというのはいったいどういうことなんでしょう? 庶民には理解不能です。

増田総務相も記載ミス 首相に報告、会見で陳謝(中国新聞)
伊吹派も記載漏れ、パーティー収入50万円(NIKKEI NET)
300万円不記載で訂正 佐藤ゆかり議員の代表支部(中日新聞)
400万円記載漏れを訂正 近藤議員後援会の報告書(東京新聞)

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次期「つくる会」教科書は自由社から

扶桑社から見捨てられた「新しい歴史教科書をつくる会」が、次の教科書を自由社から出版することを発表。自由社は『月刊 自由』という雑誌を出しているところのようだけど、詳細不明。

次期の教科書、自由社から出版 つくる会が発表(朝日新聞)

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石原都知事、公約撤回で逆ギレ

石原都知事が、今年4月の都知事選挙直前に発表した低所得者の都民税軽減の公約を撤回。代わりに「就労支援などを検討」というけれど、高齢の生活保護世帯などはまったく捨て置かれることになります。記者会見で、新聞記者から「公約違反では?」と聞かれ、「公約違反じゃない」「何が違反ですか」と逆ギレしました。

東京新聞:低所得者支援 都民税減免を撤回 知事公約、代替案を検討(東京新聞)

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記載漏れと単純なミス

連日の政治資金収支報告書の「記載漏れ」。「単純なミス」として、訂正して、それでお終い?

宮路衆院議員が二重計上 政治資金、自民支部と(中日新聞)
政党交付金を記載漏れ=収支報告書訂正?秋葉総務政務官(時事通信)
記載漏れ、さらに176万円=政治資金?自民・二階派(時事通信)
小泉昭男議員、貸付金3300万円記載漏れ 「単純ミス」(朝日新聞)
丹羽元厚相の支部、51万円を二重計上…「単純なミス」(読売新聞)
森元首相の寄付記載漏れ=自民選挙区支部、約580万円(時事通信)
森元首相の資金管理団体、パーティー券収入記載漏れ(朝日新聞)
上川少子化相が貸付金記載ミスで訂正(静岡第一テレビ)
収支報告書も訂正=パーティー券購入者を誤記?上川少子化相(時事通信)
衆院静岡2区・原田議員の後援会 政治資金の記載漏れ:静岡(中日新聞)

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台風は関東を通過

台風9号レーダー画像(JWA 2007年9月7日 午前11時30分)

朝目が覚めたら「台風一過」…、とはゆきませんでしたが、台風9号は午前2時ごろ小田原に上陸。ということは、台風が一番酷かったときはひたすら寝ていたということになります。(^_^;)

電車が止まったり、多摩川が増水して避難勧告が出されたり、いろいろ騒ぎはあったようですが、とりあえず無事通過。お疲れ様でした。m(_’_)m

台風9号接近中!!

台風9号(レーダー降雨ナウキャスト 2007年9月6日19時40分 気象庁)

5時半に退社するときは、まだ雨は降ってなかったのですが、駅を降りてスーパーで夕食の材料を買い込んでいる間に本降りになりました。

レーダーでも、台風本体の雨雲が首都圏におしよせてきたことが分かります。目もしっかり映っています。今夜半に上陸して、関東を縦断していく見込みです。はたして無事に通過してくれるでしょうか?

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「優しさとぬくもりの政策」と言われても…

安倍首相が所信表明演説で、参院選大敗の「反省」を踏まえ、改革に伴う「影」の部分にたいして「優しさとぬくもりの政策」を表明することに。

しかし、「美しい」とか「優しさとぬくもり」とか、こういう正体不明の感覚的表現が一番気持ち悪いんですけど…。

“改革の影に光”所信表明へ(NHKニュース)

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見てきました 「子どもは天才!」写真展

Kids Photographers 子どもは天才!

以前紹介した、横浜市立盲特別支援学校の生徒たちが撮影した写真展「Kids Photographers 子どもは天才!」を、ようやく見てきました。

横浜での写真展を見逃してしまい、残念に思っていたのですが、好評だったということで、9月12日まで、日比谷三井ビルディング1階のフォトエントランス日比谷でも写真展が開かれています。

↑上は、会場で買ってきた写真集の表紙。永井咲生ちゃん(小2)が写した弟の写真ですが、彼女が弟のことをどんなふうに思っているか、素直に伝わってくるほほえましい作品です。

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政治資金を「ルーズにやっていた」では困るんですが…

安倍改造内閣は、「政治とカネ」の問題で引き続き御難続きのようです。

高村防衛相は、支部から高村氏本人への「寄付」とされていた900万円が、「費目の付け間違い」で、ほんとうは「組織活動費」だったというもの。しかし、単純なミスというけれど、記載は1回だけのことではなく4月と12月の2回。2回とも、たまたま偶然ミスをした、というのは出来過ぎた話のようにも思えるのですが。

他方、鴨下環境相のケースは、資金管理団体が鴨下氏から借金したことになっているのに、鴨下氏の資産報告書では貸したことになっていないという怪。しかも鴨下氏は、記者の質問に答えて、「寄付や貸付はルーズにやっていた」と発言。しかし、1000万円の金がどこから入ったのか「ルーズ」じゃ困るんですが…。

高村氏の場合も、「組織活動費」といっても、その900万円を高村氏が何に使ったか領収書があるわけじゃないので、実際どう使われたかは不明です。その意味で、議員にお金を渡したらそれっきりという点では、寄付も組織活動費も同じ――だからこそ、事務方が寄付と間違えたのでは? というのは勘繰りすぎでしょうか。

高村防衛相、収支報告書の費目訂正 05年の900万円(朝日新聞)
鴨下環境相の資金団体、借入金800万円食い違い(日経新聞)

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台風接近中

雨上がり。葉っぱのうえに雨粒が残っています

台風9号の影響で、東京は、昨夜から雨模様。今日も、突然スコールのように猛烈な雨が降り出して、一時は新宿の超高層ビルが見えなくなったほどでした。

台風の雨なので、雨が上がっても、ちっとも涼しくなりません。湿気をたっぷり含んだ生暖かい空気で、肌がべとべとします。

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偽装請負、国会で実態解明を

民主、共産、社民、国民新党の野党4党が国会対策委員長会談で、御手洗冨士夫キヤノン会長(日本経団連会長)の参考人招致を求めていくことで合意したそうです。

偽装請負の実態解明が目的とのことですが、単純な“犯人”探しや議員のスタンドプレーで終わらせず、また御手洗氏に限らず広く参考人を呼んで、偽装請負などの実態解明と適切な規制のために議論をつくしてもらいたいですね。

御手洗氏の参考人招致要求、野党方針(NIKKEI NET)

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伊東光晴氏、関志雄『中国を動かす経済学者たち』を評す

日曜日(9/2)の「毎日新聞」の書評欄で、伊東光晴氏が関志雄『中国を動かす経済学者たち』の書評を書かれていましたが、なかなか的確な書評だと思いました。

で、この書評で、伊東光晴氏は、「理解できない」「わからない」を連発されています。たとえば

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7月の現金給与、1.9%減―8カ月連続のマイナス

厚生労働省の毎勤統計によると、7月の現金給与は前年同月比1.9%減で、8カ月連続の減少となりました。基本給(所定内給与)0.2%減だけでなく、これまで増えていた残業代(所定外給与)が0.2%と減少に転じたことが特徴。さらに、ボーナス(特別に支払われた給与)は5.8%の大幅減となっています。

その一方で、経済産業省の「法人企業統計」によると、今年4-6月期の全産業の経常利益は、前年同期比12.0%増の16兆2396億円。こちらは、20期連続(つまり5年間)の前年同期比増で、労働者の現金給与減と対照的です。

7月の現金給与総額、8カ月連続で減少・厚労省(日経新聞)
経常増益最長の20期連続、「いざなぎ」超える・法人統計(日経新聞)
設備投資4.9%減、17期ぶりマイナス(日経新聞)

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派遣給与の天引き、マイワークでも

人材派遣会社が「一日派遣」の労働者の給与から「保険料」「データ管理費」などの名目で天引きを行なっていた問題。これまでに、フルキャスト、グッドウィルで問題になっていますが、マイワークでも同じように、「保険料」名目で1回の派遣につき250円ずつ天引きしていたことが明らかになりました。

賃金の天引き マイワークでも(NHKニュース)

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改造1週間で遠藤農相辞任へ

遠藤武彦農相がが理事長を務めている共済組合が災害保障金を不正受給していた問題で、農相が辞任へ。

改造内閣発足1週間での閣僚辞任、トホホ内閣です。

遠藤農相、3日に辞表提出 安倍改造内閣に大打撃(中日新聞)
坂本外務政務官も辞任 領収書を二重計上(東京新聞)

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選挙で負けても消費税増税を言い出す人たち…

参院選で大敗して1カ月しかたってないのに、早くも政府・自民党関係者からは、消費税増税の話が飛び出してきました。

額賀財務相:「基礎年金の財源には消費税1%分が必要」(毎日新聞)
税制の抜本改正、与謝野官房長官「そろそろ議論を」(読売新聞)

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張藝謀「紅いコーリャン」

映画「紅いコーリャン」

新宿K’s cinemaで、張藝謀(チャン・イーモー)監督の初監督作品「紅いコーリャン」(1987年)を見てきました。もう20年も前の作品、空いてるだろうと高をくくっていたら、84席しかない映画館で受付番号74番…。ほんといっぱいのお客さんでした。(今年10本目)

映画については、あらためて説明の必要もないかも知れませんが、いちおう…。

1920年代の中国。貧しい農民の家に育った18歳のチアウル(コン・リー)は、ロバ1頭と引き換えに、親子ほど年の離れた男の許へ嫁ぐことに。嫁入りの日、チアウルの乗った輿がコーリャン畑の中で襲われるが、ユイ(チアン・ウェン)がとっさにチアウルを助ける。これが2人の劇的な出会いとなる。

チアウルは、嫁いだ直後に夫は行方不明となり、住み込みの羅漢などの協力をえて酒造りを続ける。そこにユイが現われ、2人の間に子どもが生まれる。しかし子どもが9歳になったとき、村に日本軍が現われる…。

映画は、冒頭のシーンから、すでに「紅」の色が鮮やか。さらに、輿に乗ったコーン・リーの艶めかしいこと。(^_^;)

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ゆる〜〜いストーリーで… 「長江哀歌」

長江哀歌(エレジー)ポスター

今日は「映画の日」ですが、実は、昨日、中国映画「長江哀歌(エレジー)」を日比谷のシャンテシネで見てきました。久しぶりの映画でした。(今年9本目)

舞台は、中国の長江・三峡ダムでやがて水没してゆく街・奉節(フォンジェ)。そこに、16年前に別れた妻と娘を訪ねて、山西省から1人の男韓三明(ハン・サンミン)がやってくる。しかし、16年前に教えてもらった住所はすでに川の底。男は、仕方なく奉節の街で解体作業で働きながら妻と娘を捜すことに…。他方、沈紅(シェン・ホン)は、三峡の工場に働きに来て2年間も音信不通になっている夫を探しに、やはり山西省からやってきた。しかし勤めているはずの工場にはすでに夫の姿はない…。

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