人権訴訟で被害女性自衛官が堂々と意見陳述

北海道の航空自衛隊基地内で、同僚自衛官からわいせつ行為を受けた女性自衛官が、退職を強要されたことを訴えた裁判で、11日、第1回の口頭弁論が開かれ、原告女性が意見陳述をおこないました。

「人権踏みにじった」 空自わいせつ訴訟 札幌地裁で初弁論(北海道新聞)
国は全面的に争う姿勢(札幌テレビ)
「セクハラ訴訟、女性自衛官が自ら証言」(TBS News-i)
自衛隊内セクハラ/処分は「停職一日」/紙議員 人権侵害に厳正対処を(しんぶん赤旗)

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ドイツ、ナチスの強制労働被害者への補償を完了

この補償は、法律的な責任ではなく道義的な責任にもとづくものですが、国・企業がそうした責任を認め、補償にとりくんだということに意味があるのだろうと思います。

ドイツの強制労働補償財団:ナチス「負の遺産」完済 被害者に補償金7104億円(毎日新聞)

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まだまだ続いていたWinnyによるデータ流出

警視庁の捜査資料など約1万件のデータがインターネットに流出。あれだけ大騒ぎしたのに、Winnyによるデータ流出事故が絶えません。どうして? と思ってしまうのですが…。

警視庁の情報1万件が流出…巡査長PCウィニー感染で(読売新聞)
ウィニーで流出 月1600件(NHKニュース)

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今週の「九条の会」(6月10日まで)

インターネットを流れる各種ニュースから、地域の「九条の会」の活動を拾い集めています。今回は、前回までに拾い残していたものも集めました。

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SIPRI 2006年の主要15カ国の軍事支出

SIPRIが2007/06/07にYearbook 2007を発表。それによれば、主要15カ国の軍事支出は以下のとおり。

表 主要15カ国の軍事支出(2006年)

順位 国名 軍事支出
(10億ドル)*
国民1人当たり軍事支出(ドル)* 世界全体の軍事支出に占める割合
1 アメリカ 528.7 1,756 46%
2 イギリス 59.2 990 5%
3 フランス 53.1 875 5%
4 中国** 49.5 37 4%
5 日本 43.7 341 4%
6 ドイツ 37.0 447 3%
7 ロシア** 34.7 244 3%
8 イタリア 29.9 514 3%
9 サウジアラビア 29.0 1,152 3%
10 インド 23.9 21 2%
11 韓国 21.9 455 2%
12 オーストラリア 13.8 676 1%
13 カナダ 13.5 414 1%
14 ブラジル 13.4 71 1%
15 スペイン 12.3 284 1%
15カ国計 963.7 83%
世界合計 1,158 177 100%

*2005年ドル換算。**中国、ロシアは推定値。

SIPIRIのデータはこちら。↓(PDFファイルが開きます)
The 15 major spender countries in 2006

フランスの政治はどこへ向かうか

メディアでは、サルコジ圧勝と言っていますが、得票率でみると、大統領選挙では約30%、総選挙でも約40%。しかし、フランスの国会(国民議会)議員選挙は、完全小選挙区・2回投票制なので、得票率の差以上に議席の差が大きく出ます。また、最終的な議席数は第2回投票にむけての各党の選挙協力によっても変わってきます。だから、実際の各政党の力量を比べるには、得票率をみるのが一番。

大統領選挙第1回投票の投票結果

投票総数  3726万0798票(投票率 83.78%)
有効投票  3672万4845票(有効投票率 98.56%)

順位 候補者名(党派) 得票 得票率
1 サルコジ(国民運動連合) 1145万0302票 31.18%
2 ロワイヤル(社会党) 950万1295票 25.87%
3 バイル(フランス民主連合) 682万0914票 18.57%
4 ルペン(国民戦線) 383万5029票 10.44%
5 ブザンスノー(革命的共産主義者同盟=LCR=トロツキスト) 149万8835票 4.08%
6 ドビリエ(「フランスのための運動」=右派) 81万8704票 2.23%
7 ビュフェ(共産党) 70万7327票 1.93%
8 ボワネ(緑の党) 57万6758票 1.57%
9 ラギエ(「労働者の闘争」=トロツキスト) 48万8119票 1.33%
10 ボベ(「ボベ・キャンペーン委員会」=反グローバリズム) 48万3076票 1.32%
11 ニウー(「狩猟・釣り・自然・伝統」=右派) 42万0775票 1.15%
12 シバルディ(ランベール派=トロツキスト) 12万3711票 0.34%

国民議会(下院)総選挙 第1回投票結果(6月10日投票)

主な党の得票率は、以下のとおり。

国民運動連合(UMP=サルコジ派) 39.54%
社会党 24.73%
民主運動(MODEM)* 7.61%
国民戦線 4.29%
共産党(PCF) 4.29%

*フランス民主連合は、大統領選挙後、バイル氏率いる「民主運動」とモラン元国防相の新党「新中道」とに分裂。

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自衛隊の国民監視について、共産党が報告集会を開きます

自衛隊情報保全隊による国民監視活動を告発した日本共産党が、事件の報告・抗議集会を開くと発表しました。関心のある方は、ぜひどうぞ。

自衛隊による違憲・違法な国民監視活動についての報告・抗議集会
 日時 6月14日(木) 午後2時?4時
 場所 憲政記念館講堂(東京都千代田区永田町1-1-1)
     地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」下車2番出口から徒歩7分
 主催 日本共産党中央委員会

憲政記念館は、衆議院の付属施設です。
憲政記念館について

在日アメリカ大使館、借地料を10年間滞納

古いニュースですが、「アメリカ大使館が借地料を滞納しているってホント?!」という質問をもらったので、調べてみました。そうしたら、確かに98年から滞納中。これまでの滞納額は年間250万円×9年になっています。

しかし、港区赤坂1丁目という一等地に1万3000平方メートルもの土地を借りて、借地料が年間250万円(月20万円ちょっと)というのは、あまりに安すぎますね。で、値上げを申し入れたんでしょうが、そのとたんに滞納が始まり、以後、まったく取り立てられず、そのまま放置とは…。日本政府は、アメリカに卑屈すぎます!!

米国政府 98年から在日大使館借地料滞納(日テレNEWS24)

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蛹になりました

アオスジアゲハ

先週末、しきりに動き回っていた幼虫ですが、今朝みたらちゃんと蛹になっていました。

無事に羽化してくれるといいのですが。楽しみです。(^_^;)

ps.建物の陰の薄暗いところなので、携帯の写真がきれいにとれません。だいたいアップも効かないので、ピンボケだし…。

自転車のブルース(^_^;)

朝起きて、自転車に乗って仕事に出かけよと思たら、ちょっとだけ、ほんまにちょっとだけ雨が降ってたときのことやけど、

「しゃあないなあ、濡れたらいややし、面倒臭いけど、自転車やめとこか」てゆうて、傘さして歩いてゆくか、

それとも、

「雨ゆうても霧雨みたいのが少し降ってるだけやし、帰り歩くのかったるいし。この程度やったら飛ばしたら大したことあらへんで」てゆうて、自転車で出かけるかは、

自由だ〜〜〜!!

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「九条の会」が11月24日に第2回全国交流集会を開きます

「九条の会」は、11月24日に東京で第2回全国交流集会を開きます。

その全国集会に向けて5月26日、アピール「新たな運動の高まりの上に全国交流集会の成功を」を発表しましたので、「九条の会」ニュース第87号から転載します。

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沖縄で、「集団自決」軍命令削除に抗議集会

沖縄では、誰もが知っている問題。文書が残っていないから、軍の命令はなかった、などと言っても、誰も納得しません。

教科書検定意見の撤回を求め「頑張ろう」を三唱する参加者=9日午後、那覇市の県民広場(琉球新報)

「集団自決」軍命削除に抗議 3500人、撤回要求(琉球新報)
集団自決「軍関与」削除意見 修正撤回を 元学徒隊ら署名求め訴え(琉球新報)
歴史 消させない/真実 次の世代へ(沖縄タイムス)

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自衛隊情報資料の読み方

日本共産党が公表した自衛隊の情報資料。あらためて読んでみると、とんでもない資料であることがよく分かります。

公表された資料は、(A)陸上自衛隊・東北方面情報保全隊が作成した「情報資料について(通知)」と、(B)情報保全隊本部が作成した「イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向」という2種類の資料からなっています。

Bの「反対動向」の方が大部で、全国の自衛隊イラク派兵反対運動を調べ上げていますが、僕が重要だと思うのは、Aの方です。というのは、Bがイラク自衛隊派兵反対運動に絞った資料であるのにたいして、Aの方は、一般的な情報資料という性格になっているからです。つまり、Bだけをみると、「イラク派兵反対運動が広がったので情報収集した」という言い訳もなりたつようにみえるけれども、Aは、そうではなく、日常的に自衛隊がこういう情報収集活動をやっている、ということを示している、ということです。これは、志位委員長が記者会見で指摘していることですが、資料を読んでみて、あらためてその指摘の重要性がよく分かりました。

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こんなに減ってしまった世帯平均所得額

1世帯当たり平均所得金額の年次推移(厚生労働省:国民生活基礎調査)

以前に、1世帯あたりの平均所得が過去17年で最低にという記事を紹介しましたが、もう少しさかのぼって1世帯当たりの平均所得がどうなっているか調べてみました。

で、要するに、1994年(平成6年)が664.2万円で最高を記録。その後足踏みしていたのが、1997年の消費税率5%への引き上げから下がり初め、小泉内閣誕生の2001年で602.0万円。その後、「景気回復」と言われながら、平均所得額は低落を続け、とうとう、2005年には563.8万円(前年比2.9%減)になってしまった、というわけです。(世帯平均所得はオレンジ色の棒グラフ、目盛りは左軸。青色の折れ線グラフは対前年伸び率で、目盛りは右軸)

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