今週の「九条の会」(6月3日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットのニュースのなかから拾い集めました。

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学習会のご案内

「九条の会」と「九条の会・中野」の学習会をご紹介します。

「九条の会」学習会
 テーマ:安倍内閣と集団的自衛権
 日時:6月9日(土) 午後1時半?4時半(開場1時)
 場所:日本教育会館8階第2会議室
 挨拶:三木睦子さん(九条の会呼びかけ人)
 講師:渡辺 治さん(九条の会事務局、一橋大学教授)
 参加費:800円
 主催:九条の会事務局 03-3221-5075

「九条の会・中野」連続学習会
 テーマ:「今なぜ従軍慰安婦問題か」
 日時:2007年6月19日(火)午後6時?
 場所:中野勤労福祉会館3階大会議室
 講師:吉見義明さん
     「従軍慰安婦」(岩波書店)、「毒ガス戦と日本軍」(同)などの著者
 資料代:500円

「九条の会」の学習会は、改憲の中心テーマ・集団的自衛権をめぐって、政治学研究で有名な渡辺治さんが講演します。「九条の会・中野」の学習会は、安倍首相の「強制はなかった」発言で大きな批判を呼んだ従軍慰安婦問題です。講師の吉見義明さんは、この問題の第一人者。

やっぱり支持率下がってます

共同通信が6月1日、2日に世論調査を実施、安倍内閣の支持率は5月中旬の調査から11.8ポイントも下落し、35.8%に。

松岡農水相の自殺について、「責任をとってない」とする人が69.5%。年金問題での政府の対応は「評価しない」52.5%などなど。

内閣支持率、発足以来最低の35%に急落(日刊スポーツ)

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後で取り締まるのも必要だけど、規制緩和を見直した方がいいのでは?

今年2月におきたツアーバスの事故をきっかけに、国土交通省が全国の貸し切りバス会社やツアーバス事業者を調査したところ、貸し切りバス会社の60%以上、ツアーバス事業者の80%以上の違反があったことが明らかに。

取り締まりの強化も必要だけど、こんなに違反事業者が出るということは、そもそもの規制緩和、参入自由化を見直すべきでは?

バス事業者の6割が法令違反、ツアー死傷事故で監査(読売新聞)

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コーヒー値上げ続く…

UCCが7月からコーヒーの値上げを発表。すでにスターバックスは昨年11月に20円の値上げを実施しています。タリーズコーヒーも、今年3月29日から20円?30円の値上げをしました。ドトールはコーヒーを値上げしてないみたいですが、

今回のコーヒー豆の値上がりは、一時的なものではなさそう。ということで、これからも値上げは避けられそうにありません。コーヒー党にとっては、つらい話ですが…。

7月からコーヒー値上げ UCC(神戸新聞)

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教育改悪3法案反対! 6・1中央集会に来ています

教育改悪3法案反対! 子どもと教育の未来をひらく6・1中央集会

今日は、日比谷野音で「教育改悪3法案反対! 子どもと教育の未来をひらく6・1中央集会」に来ています。

国会は、松岡農水大臣の自殺と年金問題でてんやわんやですが、教育関連3法案(学校教育法、教員免許法、地方教育行政法)の改悪を忘れてはなりません。

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扶桑社、「つくる会」と絶縁、八木秀次氏ら新たな執筆陣で教科書発行へ

「新しい歴史教科書をつくる会」が、これまで、「新しい歴史教科書」を発行してきた扶桑社から絶縁され、新たな発行元を探すことを発表。他方、扶桑社は、「日本教育再生機構」理事長の八木秀次氏や、屋山太郎氏、三浦朱門氏などによる新しい執筆陣で、教科書発行を続けることに。

ま、教科書攻撃の「主役交代」で、執筆陣の入れ替えがおこなわれるということです。

つくる会、別の発行元探す 「教科書改善の会」も発足へ(産経新聞)

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1世帯あたりの平均所得が過去17年で最低に

厚生労働省の「国民生活基礎調査」で、2005年の1世帯あたりの年間平均所得が563万8000円で前年比2.9%減、1989年以降で最低だったことが明らかに。

平均所得、過去17年で最低 563万、過半数が生活苦(中国新聞)

↓これが厚生労働省の発表。
厚生労働省:2006年 国民生活基礎調査の概況

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雷雨

東京アメッシュ2007年5月31日19時20分(東京下水道局)

職場を出たときは雨は降っていなかったのですが、駅に着いたら、雨、そのうえ、空全体が光るようなもの凄い稲光と雷鳴が響き渡っています。

それでも、うちのあたりは「やや強い雨」。東京下水道局の東京アメッシュを見ると、横浜沖と埼玉県は「非常に激しい雨」になっています。

年金不明5000万件というけれど……

年金の該当者不明記録が5000万件あるといわれていますが、これはあくまで一部のサンプル調査から推計したもの。他方で、昨日、国会で明らかにされた数字では、時効撤廃によって補償されるのは25万人分、950億円だという。

5000万件と25万人――どう考えても、数字が違いすぎる。もちろん、1人で年金記録が複数あるということが問題なのだが、それでも1人で10個、20個も年金記録があるということはあまり考えられない。また、すでに死亡した人の分がそんなにむやみやたらにあるとも思えない。そうすると、5000万件の不明記録の大部分が誰の年金かわからないままで終わってしまう、ということになるのではないだろうか。

年金記録漏れ、時効分25万人で950億円…社保庁試算(読売新聞)

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共同通信社憲法取材班『「改憲」の系譜』

共同通信社憲法取材班『「改憲」の系譜』(新潮社)

共同通信憲法取材班がまとめた『「改憲」の系譜 9条と日米同盟の現場』。僕は、この手の問題で、これまでどういうことが明らかになっていて、今回の取材でどういうことが新しく解明されたのか、といったことにあまり詳しくないので、細かいことはよく分かりませんが、それでも、第2章「制服組の台頭」を読むと、制服組があからさまに政治に関与し始めていることに恐ろしささえ感じます。

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安倍首相は参院選で改憲を争点にするというが…

安倍首相が、参院選で改憲を争点にすると言っているが、一昨年に発表された自民党の「新憲法草案」についてはすでに見直しを決めていることを見逃してはならない。争点だ、争点だと言いながら、安倍首相がどんな憲法をつくろうとしているのかはさっぱり分からない、そんな奇妙な事態が生まれつつあるのだ。

で、どういうふうに自民党案の「見直し」をすすめようとしているのかというと、一番参考になるのが、「新憲法制定委員会準備会」なるところが5月3日に発表した「新憲法大綱案」。同準備会には自民党国会議員だけでなく、民主党、国民新党の国会議員も名を連ねているが、その正体は「日本会議」国会議員懇談会。つまり、安倍首相に最も近い部分が発表した改憲案だ。

それをみると、

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企業不祥事続く

大手企業の所得隠しが相次いで摘発されています。NECの場合は、10人の社員による裏金づくり5億円というオマケまで。

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失業率は下がったが…

4月の失業率が4%台を割り込んだということで、ニュースになっています。

4月完全失業率は3.8%、98年3月以来の低水準に=総務省(朝日新聞)

しかし、内容を見ると、

  1. 若者の失業率が15歳?24歳で7.5%、25歳?34歳でも5.0%と、相変わらず高いこと。
  2. 全体として雇用者は増えているけれど、半分以上が「パート・アルバイト、派遣社員、契約社員」などの非正規雇用であり、非正規雇用率は33.7%で過去最高になったこと。

など、決して、雇用環境がよくなったといって喜んではいられない状況。

同時に、失業期間1年以上という人が失業者全体の32%、約3分の1を占めるのも大きな問題です。

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吉田秋生『蝉時雨のやむ頃』

吉田秋生『蝉時雨のやむ頃』(小学館)

吉田秋生というと、『BANANA FISH』『YASHA?夜叉?』などを思い浮かべる人が多いと思いますが、僕にとってはちょっと疲れる感じ。それより、吉田作品の中では傍流になるかも知れませんが、『河よりも長くゆるやかに』『夢みる頃をすぎても』の方が好きでした。

この『蝉時雨のやむ頃』も、いかにもという感じの青春物語。いろいろ悪戯はするけれど、とても犯罪はできそうにない、そんな悪ガキたちが登場し、ばたばた騒ぎは起こすけれど、ときどき、ふっと真面目なところも見せる。その緩急が自然なところがいいのです。

このお話は、さち姉と佳乃、チカの姉妹3人暮らしのところに、とつぜん腹違いの妹すず(中学生)がやってくる…、というもの。さち姉もタフだけれど、このすずちゃんもけっこう健気だし、サッカーが上手かったりします。姉妹が暮らす家が、鎌倉の古い家で、畳の茶の間にちゃぶ台が置いてあったりするのも、雰囲気あっていいですねぇ。(^_^;)

中学生のサッカーチームに入ったすずちゃんの学校生活をふくめ、この4人の暮らしがどんなふうに展開していくのか、楽しみです。

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マッスルミュージカルで労働組合結成

「マッスルミュージカル」の出演者らが、一方的な賃金減額にたいして労働組合をつくって反対の声を上げています。

主催者側企業は、年間500万円の契約を一方的に最大50%も減額。さらに、当初、15人でスタート労働組合にたいし脱退を強要し、現在は5人。3人はミュージカルへの出演を拒否されていると言います。

こんな一方的なやり方は許されません。

マッスルミュージカル:正規賃金の支払い求め申し立て(毎日新聞)

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管理職になりたくない?!

今日の「日経新聞」夕刊の「生活 ワーキングウーマン」欄で、働く女性の4割が「管理職になりたくない」と思っているという記事が出ていました。

紹介されていたアンケート調査というのは、こちら。
GEWEL「働く女性意識調査」(pfdファイル、712KB)

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松岡農水相が自殺

現職閣僚の自殺は初めて。事務所経費問題では強気の答弁をくり返していましたが、緑資源機構の官製談合事件では相当苦しい立場に追い込まれていたもよう。27日には、自民党の金子一義衆院予算委員長から「辞職すべき」と言われたほどで、こうなってみると、金子氏の発言もたんなる個人的感想ではなかったのかも知れません。

しかし、安倍首相は、直前まで「問題なし」と弁護していた訳で、その責任はいっそう大きなものがあります。
それから当然のこととして、これで「政治とカネ」問題に“フタ”では困ります。

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安倍内閣の支持率急落

毎日新聞の世論調査によると、安倍内閣の支持率は32%で、4月の43%から11ポイントもの急落。不支持率は44%で、はっきりと不支持が支持を上回りました。記事によれば、支持率急落の理由は、自民党支持層と無党派層のなかでの支持が減ったことに。なかなか面白い動きです。

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