あえてソメイヨシノでない桜

今日の新宿御苑はこんな感じ(4月10日)

今日の新宿御苑はこんな感じ(4月10日)

今日も昼休みに新宿御苑を散策してきましたが、ソメイヨシノが満開になって、御苑はお花見をする人でいっぱいでした。(^_^;)

そんななか、今日は、あえて、ソメイヨシノでない桜を紹介したいと思います。

まず、これ↓は、コシオヤマ(小汐山)という桜。丸花壇の近くで咲いていました。ソメイヨシノより花びらの色が濃くて、いっしょに葉っぱが少し出ていましたが、それも赤くなっています。まだ蕾みも多く、これから満開を迎えるようです。

小汐山(コシオヤマ)

小汐山(コシオヤマ)

次は、アメリカという品種↓。近づいてみると、花びらは白っぽいのですが、遠目にはかなり色濃く見えます。これも丸花壇の近くで、ただいま満開真っ盛りです。

アメリカ

アメリカ

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本日のお買い物

本日のお買い物(4月10日)

本日のお買い物(4月10日)

右から

  • 山内清『拡大再生産表式分析』(大川書房、税込み6,000円)
  • 大西広『マルクス経済学』(慶応大出版会、本体2,400円)
  • 齊藤彰一『マルクス剰余価値論の地層』(八朔社、4,000円)
  • 孫崎享『不愉快な現実』(講談社現代新書、本体760円)
  • 渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』(草思社、1,800円)

久しぶりの散財をしてしまいました。(^_^;)

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インバル×都響×ストラヴィンスキー

東京春祭インバル×都響×ストラヴィンスキー

東京春祭インバル×都響×ストラヴィンスキー

土曜日、上野の東京文化会館で、インバルの指揮するストラヴィンスキー2曲を聴いてきました。「東京春祭―東京のオペラの森2012」の企画の1つです。

  • ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》(1947年版)
  • ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(1910年全曲版)

良くも悪くもインバルふうのストラヴィンスキー。個人的には、もうちょっと土臭くやってくれたほうが好きなんですが、それでも、インバル×都響の演奏は鉄壁。インバルは、演奏のあと、どんなもんだいといわんばかりのどや顔で歓声に答えていました。 (^_^;)

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駅前の桜はここまで咲きました

駅前のソメイヨシノ(4月4日朝撮影)

駅前のソメイヨシノ(4月4日朝撮影)

昨日の嵐にもかかわらず、駅前の桜(ソメイヨシノ)は無事。開花が遅れて、まだほとんど蕾だったのが幸いしたようです。今朝は、これくらいまで開いていました。暴風一過の青空に映えていました。

読み終わりました 『くらやみの速さはどれくらい』

エリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』(ハヤカワ文庫)

『くらやみの速さはどれくらい』

2004年度にネビュラ賞をとったエリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』(ハヤカワ文庫)をようやく読み終えました。ずいぶんと前に買って、ずいぶんと前に3分の2ほど読んだのですが、そのままになっていました。

自閉症のルウを主人公とする小説で、ダニエル・キースの『アルジャーノンに花束を』を思わせるくだりもあって、非常に面白い作品です。

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駅前の桜はこんな感じ

駅前のソメイヨシノ(31日夜撮影)

駅前のソメイヨシノ(31日夜撮影)

朝と同じソメイヨシノの木を、夜、撮影してみました。朝よりもさらにたくさん咲いてきたような。いまのところ、一番たくさん花が開いている木で、だいたいこんな感じです。

富裕税で日本は3兆円以上の増収効果

3%の富裕税による増収効果(ILO「世界労働レポート2011」)

3%の富裕税による増収効果(ILO「世界労働レポート2011」)

ILOの「世界労働レポート2011」World of Work Report 2011を見ていて、こんなグラフを発見しました。3%の富裕税による税収効果(2010年、単位10億ドル)です。

これによると、日本の場合は税率3%で年間4470億ドル、今日のレートで換算すれば約3兆7000億円の増収が見込めるというのです。3.7兆円といえば、消費税1.5%分ぐらいに相当します。財政再建のために増税は避けられないというなら、消費税増税の前に、まずこの程度のことは考えてほしいものです。

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東京でも開花宣言

駅前のソメイヨシノ(3月31日朝撮影)

駅前のソメイヨシノ(3月31日朝撮影)

東京は朝から強い風で、あちこちで電車が止まったり遅れたりしています。

写真は昨日と同じソメイヨシノですが、今朝みたら、こんな感じでした(背景が曇り空なので、ちょっと見にくいですが)。

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駅前のソメイヨシノが開花!

駅前のソメイヨシノ

駅前のソメイヨシノ

東京の「開花宣言」はまだですが、オイラの街の駅前のソメイヨシノが咲いておりました! ヽ(^o^)丿

といっても、街灯の近くの枝の先っぽのつぼみだけ。ほかはまだ数日かかかりそうな様子です。すぐ近くに水銀灯があるので色が変ですが、いちおう写真を撮ってきました。

さて、明日は雨。日曜日にはもう少し咲きだすでしょうか。(^_^;)

小彼岸が咲き始めました 本日の新宿御苑

今日も今日とて新宿御苑へ。ようやく芝生広場の脇に生えている小彼岸が咲き始めました。

コヒガン(芝生広場)

コヒガン(芝生広場)

これ↑が、コヒガン(小彼岸)。ソメイヨシノより少し早く咲く桜で、例年なら3月上旬に咲き始めるのですが、今年はようやく開花したというところです。

シュゼンジカンザクラ(レストハウス前)

シュゼンジカンザクラ(レストハウス前)

こちら↑は、前回も紹介したレストハウス前のシュゼンジカンザクラ。御苑の桜はまだまだですが、ここだけは春爛漫の雰囲気です。

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優しく繊細に ラザレフ&日フィル横浜定期演奏会

今日は、ラザレフ&日フィルの横浜定期演奏会へ。プログラムはオール・ブラームス。

  • ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
  • ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90

ピアノは河村尚子さん。

前半のピアノ協奏曲、河村さんのピアノはどこまでも優しくソフトに。それに合わせて日フィルも、標準的な16型の編成ながら、音はあくまで徹底的に優しく繊細に。それでも少しも縒れないのが今の日フィルの凄いところです。

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新宿御苑 早咲きの桜が咲き始めています

今シーズン初めて、新宿御苑を散策してきました。桜(染井吉野)はまだまだですが、それでも早咲きの桜が早くも花を咲かせていました。

まず目立っていたのが、レストハウス前の修善寺寒桜↓。3分咲きといったところでした。

修善寺寒桜(レストハウス前)

修善寺寒桜(レストハウス前)

次は、管理事務所前の河津桜↓。ブログをさかのぼってみると、去年は2月末に咲いていたので、それだけ今年は寒かったということでしょう。

河津桜(管理事務所前)

河津桜(管理事務所前)

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読み終わりました。古瀬奈津子『摂関政治』

古瀬奈津子『摂関政治 シリーズ日本古代史6』(岩波新書)

古瀬奈津子『摂関政治』(岩波新書)

岩波新書の日本古代史シリーズ最終巻の古瀬奈津子『摂関政治』。オビにあるとおり、藤原道長を中心に、9世紀から11世紀ぐらいまでを対象にしています。

以前に、講談社の『天皇の歴史』シリーズでも書いたことですが、摂関期ぐらいになってくると、描かれている時代のスケールがうんと小さくなってしまいます。古代律令国家で権力の頂点にあった天皇が、この時代になると、ほとんど内裏から外へはでなくなり、政治もほんの近親の公卿たちによって担われてゆきます。

そのことを、本書でも著者は、天皇との私的関係によって政治がおこなわれるようになると表現するのですが、国のまつりごとが私的な関係によって処理されてゆくというのは、いったいどういうことなのでしょうか?

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日本の銀行、預貸率80%以下!!

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本日(3/19)の「日経新聞」に載っていたグラフ。

記事は、ユーロ圏で銀行の貸し渋り(預貸率の低下)が広がっているというものですが、それにくっついていたユーロ圏と日本の銀行の預貸率のグラフを見て、びっくり。ヨーロッパの銀行は、預貸率が下がったと言っても110%程度。ところが日本は、90年代には100%超ありましたが、その後は低下する一方で、最近では80%を割り込んで、74%しかありません。

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日経平均1万円を回復というけれど…

「日本経済新聞」3月14日付夕刊

本日「日経新聞」夕刊に載っていたグラフ。NYダウ平均が4年2ヶ月ぶりの1万3000ドル台をつけた、日経平均株価も7ヵ月半ぶりに1万円台を回復というのだが、日米の株価回復力の差はグラフを見れば歴然! NY株価が、2008年のリーマン・ショック後の7000ドル台から1万3000ドルへと右肩上がりに回復を示しているのにたいして、日本の株価は1万円台までは回復するものの、そこからあとはさっぱり伸びない。

問題は、なぜ日本の株価がこんな低迷を続けているのか? ということ。

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ご近所のカワヅザクラが満開です

ご近所のカワヅザクラ(1)

ご近所のカワヅザクラが咲き始めたというので、昼休みにちょいと散歩がてらのぞいてきました。そうしたら、見事な満開状態!

ブログをさかのぼってみると、去年は2月末に満開になっていました。やっぱり、この冬は寒かったんですねぇ (^_^)

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橋下・維新の会を支える財界人たち

日本経済新聞が「橋下改革を支える経済人たち」という記事を掲載している。

それによれば、大阪には「経済人維新の会」というのがあって、関西経済同友会や大阪青年会議所、堺屋太一氏の「堺屋塾」のメンバーなどが顔を連ねている。「経済人維新の会」の会長・更家悠介氏は、関西経済同友会の常任幹事だし、橋下氏が「大阪都」構想の先に位置づける「道州制」は、関経連や経団連など日本の財界の長年の願望でもある。

「なれ合いの体制では痛みを伴う改革はできない」と考える財界人にとって、橋下氏は格好の露払いということだろうか。

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班目委員長の発言の真意は…?

原子力安全委員会の班目委員長が、原発のストレステストについて「『1次評価』だけでは安全性を評価するには不十分だ」と発言しています。これがもし本当だとしたら、「1次評価」合格で原発を再稼働させようという政府の思惑を完全に吹き飛ばすことに。しかし、あの班目さんが根本的に心を入れ替えたならともかく、ホントにそんなことを言い出したんでしょうか?

“1次評価”安全性評価できず:NHKニュース

と思って、少し調べて囁きました。

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