厚生労働省の「毎勤統計」によると、2006年の実施賃金は前年比0.6%減。名目では0.2%増だが、物価がゆるやかに上昇し始めており、実質賃金はふたたびマイナスに。「景気回復」といっても、国民のふところは冷え込んだままです。
厚生労働省の発表資料はこちら。
→毎月勤労統計調査 2006年分速報
厚生労働省の「毎勤統計」によると、2006年の実施賃金は前年比0.6%減。名目では0.2%増だが、物価がゆるやかに上昇し始めており、実質賃金はふたたびマイナスに。「景気回復」といっても、国民のふところは冷え込んだままです。
厚生労働省の発表資料はこちら。
→毎月勤労統計調査 2006年分速報
中国残留孤児のすみやかな帰国措置をとらず、また帰国後の十分な自立支援を行わなかった国の責任を問う裁判で、東京地裁は、原告の訴えを棄却する判決。
早期帰国措置をとらなかったのは国交がなかったからというけれど、中国敵視外交をとり、残された日本人たちを探し、助け出す仕事を後回しにしたのは、まさに国の責任。そして、日中国交が正常化されると、「26年もたっているから、急ぐ必要はなかった」というのは、まったくもって無責任の極み。
東京電力が、事故の時に炉心を冷却する非常用ポンプが故障しているのに、正常に作動するかのように偽装していたことが判明。全国では24回、199件にわたる偽装がおこなわれていました。
非常用冷却ポンプの故障をかくすなどというのは、とんでもない話。いくら「安全」だと言ってみても、こんな偽装がやられていたのでは…。
従軍慰安婦問題をめぐる民衆法廷を取り上げたNHKの特集番組の改変問題で、東京高裁は、NHKの賠償責任も認める原告勝訴の判決。
判決では、政治家による直接的な圧力までは「認めるに足らない」としていますが、安倍首相(当時は官房長官)が事前に番組を見て、従軍慰安婦についての「持論」を展開し、「公平・中立な報道」を求めたことは認定。NHKによる改変が、こうした政治家の意図を忖度して行われたものであるとしました。
安倍内閣の支持率が続落。同時に、宮崎県知事選挙の結果をめぐって、メディアもあれこれ論評中。
毎日新聞世論調査:内閣支持6ポイント減の40% 不支持増加36%(毎日新聞)
毎日新聞世論調査:内閣支持率また下落 加速する政党離れ、「そのまんま現象」裏付け(毎日新聞)
安倍内閣、支持率48%に続落・日経世論調査(NIKKEI NET)
何だ? そのまんま現象 官僚嫌いか談合批判か政党離れか 各党、民意手探り(朝日新聞)
共産党の「しんぶん赤旗」によると、在日米軍と在日米空軍(第5空軍)の司令部が置かれている米軍横田基地に、ハワイに本拠地を置き、朝鮮半島を除くアジア太平洋とインド洋全域を担当地域とする第13空軍司令部(「ケニー司令部」)の新司令部(「ケニー司令部ジャパン」、第13空軍第1分遣隊)が設置されたそうです。
米空軍/横田に新戦闘司令部/日米連携 アジア太平洋全域に(しんぶん赤旗)
横田の米軍「新戦闘司令部」/日本国民に説明なく進む再編/「地球規模のテロ戦争」の一環(しんぶん赤旗)
三菱ふそうのリコールがメディアで大きく取り上げられていますが、日本の自動車メーカーの中には、2年連続して約190万台ものリコールを出しているメーカーがあるのをご存じですか? それは、なんと日本経団連前会長奥田氏の、あのトヨタです。
実に、トヨタの国内販売台数を上回るリコール。なのに、なぜメディアは取り上げないのでしょうねぇ…。
インターネットで「サービス残業」をググっていたら、こんなデータを見つけました。
平日の睡眠時間は、5?6時間という人が約4割でトップ。さらに、6人に1人が5時間未満という結果が出ています。
お昼前にNTTの工事が無事完了。
ということで、我が家もついに光に移行しました。ヽ(^_^)/
下りは約46Mbps、上りも20Mbps以上は出ているようです。
電話もIP電話に切り替えました。最近、いろいろトラブルが発生していますが、もともと1カ月の通話料金が0円だったりするので、まあトラブルが発生しても困らないかな。(^_^;)
小林研一郎氏の指揮するマーラー交響曲第9番を聴いてきました。実は、もともと木曜日のチケットを買っていたのですが、仕事の都合で15分ほど遅刻し第2楽章からしか聴けませんでした。しかし第1楽章からぜひ聴いてみたくて、金曜日、再びサントリーホールへ出かけてきました。
今回の演奏会は、直前にコバケン音楽監督退任のニュースが流れたため、会場はお客さんで一杯。とくに金曜日は、当日券を求める長蛇の列ができていて、結局、チケットが買えなかった人もいたそうです(僕は金曜日午前中に電話予約)。そして、コバケンさんが登場したときから、普段にない盛り上がりした。
一昨日の読響に続けて、今夜は都響の定期演奏会。「日本管弦楽の名曲とその源流<4>」と題するプログラム。指揮は高関健氏です。
毎日新聞社の『週刊エコノミスト』1月30日号(現在発売中)が「本当の労働ビッグバン」と題して、「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」を含む「労働ビッグバン」の特集を組んでいます。こんどの通常国会への「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」法案の提出見送りとなった段階で、さらに問題を深める格好の素材になっていると思います。
たとえば政策研究大学大学院の濱口桂一郎教授は、「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」の本家と言われるアメリカの実態について次のように指摘しています。
ちょいと古い話ですが、SPA! 1月2-9日合併号が「20?30代 気がつけば『貧困』のリアル」を特集。その中で、こんな表が紹介されていました(モノクロコピーをスキャンしたので、ちょっと見にくいですが)。題して「『貧困層』誕生への道」。
斎藤貴男氏の記事の中で紹介されたものですが、小泉改革の5年間だけでなく、さらに1990年の日米構造協議調印、1995年の政府の「規制緩和推進計画」および日経連の「新時代の日本的経営」にまでさかのぼって、今日の「格差社会」がどこから生まれてきたのかを明らかにしています。
月曜日、サントリーホールで読売日響第456回定期演奏会を聞いてきました。今年初めてのコンサートです。指揮はテオドール・グシュルバウアー。プログラムは以下の通り。
シューマン:“ゲノフェーファ”序曲 op.81
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 op.38 “春”
(休憩)
シューマン:歌曲“悲劇”(ハイネの詩による)
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
ということで、なかなか珍しいオール・シューマン・プログラム。しかも交響曲がいっぺんに2曲も聴けるという贅沢なプログラムとなりました。
いじめ対策で、安倍首相が、出席停止措置の活用を文部科学大臣に指示。
これに対して、今朝の「東京新聞」で、“夜回り先生”こと水谷修さんが批判のコメントを寄せられています。
水谷さんの批判は2点。1つは、「なぜいじめが起きるのかに目が向いていない」という点。もう1つは、「出席停止は、すべての子どもに保障された教育を受ける権利を侵害する処分だ」という点。
うちのアパートは、NTTがBフレッツの引き込みをしたらしく、マンションタイプへの申込ができるようになりました。
ということで、今月末に、光への乗り換え実現を目ざし、ただいま作戦進行中です。
先週の土曜日(20日)、友人が出演する埼玉オペラ協会の公演を聴きに浦和の埼玉会館に行ってきました。
プログラムは、以下の通り。
第1部
★「セヴィリアの理髪師」(ロッシーニ作曲)より
序曲/アリア「今の歌声は…」/二重唱「では私は…、私をだましていないかしら?」
★「愛の妙薬」(ドニゼッティ作曲)より
二重唱「ラララ」/アリア「人知れぬ涙」
★「リゴレット」(ヴェルディ作曲)より第3幕
第2部
★「カヴァレリア・ルスティカーナ」(マスカーニ作曲)より
間奏曲/アリア「ママも知るとおり」/二重唱「気をつけろ、サントゥッツァ!」
★「道化師」(レオンカヴァッロ作曲)より
アリア「鳥の歌」
★「ラ・ボエーム」(プッチーニ作曲)より第4幕
以前、舞鶴工業高専のATM撤去のニュースを紹介しましたが、共産党の「しんぶん赤旗」によれば、全国で郵便局以外の場所にあるATMは2564台。そのうち、738台が撤去対象となり、すでに624台が撤去されているそうです。
同時に、簡易郵便局の閉鎖も続いているということで、郵便局のネットワークの存続が問われています。
共同、時事の世論調査で、安倍内閣の支持率が続落。連続する不祥事に、安倍首相が有効に対応していないという評価か。
安倍内閣支持40.7%に続落=不支持3割超、発足時のほぼ倍(時事通信)
内閣支持率45% 全国世論調査で下落続く(中日新聞)
教育再生会議の第1次報告最終案が明らかに。
体罰を認める、問題児は出席停止にする、高校生の奉仕活動の必修化では教育の再生はできない。
体罰は教育ではないし、生徒・児童の出席停止は教育の放棄そのもの。また、高校生なら、強制されて奉仕活動をやるということの“偽善”にすぐに気づくだろう。
「メリハリある給与体系」という名目で、成果主義賃金をもち込もうとしているけれども、民間企業では、成果主義を導入した結果、大多数の社員のモチベーションが下がり、すでに破綻している。いまさら学校現場に成果主義を導入して、教員同士の協力を分断して、いったいどうやって教育を再生するつもりなのだろうか。