いよいよ12月、ということで、池袋の東京芸術劇場でベートーヴェンの「第九」を聴いてきました。今日の演奏会は、「東京フロイデ合唱団」の主催です。
日フィル定期 広上淳一指揮/ハイドン:オラトリオ「四季」
木曜日、久しぶりに日フィルの定期演奏会に行ってきました。プログラムは、ハイドンのオラトリオ「四季」。指揮は、1991〜2000年にかけて日フィル正指揮者もつとめた広上淳一氏。「四季」は、「天地創造」と並ぶハイドンの有名なオラトリオですが、僕的には好みのラインからは外れているため、これまで聴いたことがありません。ということで、職場でチケットの“お流れ”をいただいたのを幸いに、聴いて参りました。
労働法制についての経済同友会意見書を読む
経済同友会が、11月に発表した労働法制にかんする意見書をあらためて読んでみました。
メディアでは、この意見書について、同友会は「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」に難色を示した報道したところもありましたが、よく読むと、ホワイトカラー・エグゼンプション制度は「将来進むべき方向としては適正な考え方」と述べていて、制度そのものには反対していないことが分かります。
自民党、財界こぞって消費税増税へ
日本経団連が、2009年に消費税率を2?3%引き上げるよう政府・与党に求める方針を固めたら、自民党は、来年度の税制改正大綱で、消費税引き上げを含む増税路線を打ち出すことに。
さあ、2007年は、消費税増税論議をめぐる決戦の年になりそうです。参院選で、きっぱり決着つけましょう。
<経団連>「消費税7?8%に」提言へ 09年めど引き上げ(毎日新聞)
「消費税」大綱に明記へ 税率上げや時期は来年検討(東京新聞)
今週の「九条の会」(12月9日まで)
全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースの中からピックアップしました。
- 九条の会:マスコミ関係者、あす岡山で結成 平岡・前広島市長が講演/岡山(毎日新聞 12/9)
- 今治のまちづくり研究会「夢みらい」会長(朝日新聞 マイタウン愛媛 12/7)
- 「不破・9条の会」1周年記念特別講演会(朝日新聞 マイタウン岐阜 12/6)
- イベント:憲法9条、守る! 音楽で訴え――目黒のネット、あす/東京(毎日新聞 12/5)
- こんな世の中だからこそ、戦争と平和を語ろう=茨城(livedoor ニュース 12/5)
- 岐阜・中津川市付知町 「つけちの会」結成1年余/九条守る署名が有権者過半数/90歳「年齢数だけ署名集めたい」(しんぶん赤旗 12/4)
- 教育基本法改正を批判 同大で大江健三郎さん講演(京都新聞 12/3)
三菱東京UFJ銀行が政治献金を再開
三菱東京UFJ銀行が自民党への政治献金を再開することに。
公的資金の返済が終わったから、と言うことですが、政治献金を再開する前に、まず税金を払ってほしいものです。
三菱UFJが政治献金再開…9年ぶり、3000万円 (読売新聞)
大銀行 法人税ゼロ/空前のもうけ3兆円なのに/国民は住民税増税・負担増なのに(しんぶん赤旗)
本日は
風邪でダウンしています。
数日前から喉が痛かったんですけど、とうとう寝込んでしまいました。(T_T)
規制改革会議の最終答申案が明らかに
教育委員会設置義務の撤廃が大きく取り上げられていますが、労働・雇用分野で「団体交渉権を一定割合以上の組合員がいる労組に限定すること」があげられていることに注意する必要があります。
いまでも、日本は労働組合の組織率が低いのに、こんな「規制緩和」が実現したら、たいていの企業では、労働組合との交渉は必要なくなってしまうでしょう。企業にしてみれば、こんな天国みたいな話はありませんが、いまフリーター、アルバイトたちの間で活躍している「青年ユニオン」のような個人加盟の労働組合も、まったく閉め出されてしまいます。
憲法28条は、勤労者の団結権や団体交渉権を、一切の条件なしに保障しています。それを空文化させる大改悪は絶対に許されません。
日本政府、イラク戦争、公式には支持せず…?!
久間防衛長官が、イラク戦争を「支持すると公式に言ったわけではない」と国会答弁。
小泉さんは、たとえば2003年3月21日、参議院本会議で「我が国は米国等の武力攻撃を支持する旨を明確に表明しており」と答弁(公明党・高野博師議員への答弁)していますが、それも小泉さんが勝手に言ってただけだったとは、知らんかったなぁ…
ここ数年のうちに水が流れた跡? 火星のクレーターで発見
NASAの観測で、火星のクレーターの内側で、ごく最近に水が流れた跡と思われる溝が発見されました。
NASAのページを見ると、この溝は1999年や2001年の写真には写っていません。これが本当だとすれば、ここ数年のうちに液体としての水が火星の表面に存在したという世紀の大発見になります。
↓これがNASAのホームページの記事。
NASA – NASA Images Suggest Water Still Flows in Brief Spurts on Mars
米政府が今年の「年次改革要望書」を公表
いまさら大混乱になると言われても…
米上院軍事委員会公聴会で、新国防長官に指名されたゲーツ氏が証言。
同氏は、「米軍は勝利しつつあるか」という質問に「ノー」と回答。さらに、「今後1、2年でイラクの状況に改善が見られなければ中東地域に大混乱を招く恐れがある」と述べたそうです。でも、その原因をつくったのはアメリカ自身でしょ。
「ゲーツ国防長官」承認 イラク政策、再検討へ(東京新聞)
ゲーツ国防長官誕生へ 段階的撤退の是非明言せず(東京新聞)
短期の改善なければ大混乱 イラク新提案を歓迎の意向(東京新聞)
ゲーツ米次期国防長官、米上院委員会が承認(CNN.co.jp)
米軍機の衝撃波でガラス戸が割れ、赤ちゃんが怪我
北海道江差町で、昨年9月に、米軍F16戦闘機の訓練飛行の衝撃波で、住宅のガラス戸が割れ、生後3カ月の赤ちゃんが顔に1週間の怪我をする事故があったことが明らかに。
「沖縄の負担軽減」と称して、在日米軍の訓練の本土移転がすすめられていますが、それにともなって、こうした事件も広がってゆくに違いありません。米軍基地そのものをなくしていかないと、本当の意味での「負担軽減」にはならないと思います。また、自治体は、確固とした姿勢で、どんな小さな事件であっても、米軍基地の被害から住民の生命・安全・財産を断固まもりぬくという姿勢を貫いてほしいと思います。
米軍機:訓練の衝撃波で男児けが 札幌防衛施設局公表せず(毎日新聞)
↓やっぱり地元の新聞では、もっと大きな問題として取り上げられています。
米軍機訓練で乳児けが 江差の民家、窓割れる 昨年9月 道など発表せず(北海道新聞)
社説 米軍機被害*住民の安全に責任持て(北海道新聞)
東京新聞が「ホワイトカラー・イグゼンプション制度」で特集
最近の財界戦略
労働者教育協会の『季刊 労働者教育』で、金田豊氏が「財界の職場支配の再編」という論文を書かれています。そこで、人事・雇用管理・労資関係にについての財界の一連の提言・報告がとりあげられています。今後の財界の職場戦略を知る材料になるので、とりあえずリストアップ。
憲法問題学習講座
「九条の会・中野」の主催する憲法問題学習講座のご案内です。
テーマ:安倍晋三首相の歴史認識と日本の戦争
講 師:山田朗さん(明治大学教授)
日 時:2006年12月17日(日) 午後1時30分?
場 所:中野勤労福祉会館 3階大会議室
参加費:500円
主 催:九条の会・中野
しいの木法律事務所「業務日誌」からの転載です。
それにしても、安倍首相は、就任前は「あの戦争は正しかった」とする戦争観を公言していたのに、首相になったとたん、まったく口にしなくなりましたねぇ。それぐらい、世間では通用しないようなことを言っていた、ということを自分で認めたに等しいことです。
山田朗先生は、『護憲派のための軍事入門』(花伝社)、『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房)、『歴史修正主義の克服 ゆがめられた〈戦争論〉を問う』(高文研)などの本があり、きちんとした実証に裏づけられながら、鋭い論点を分かりやすく書ける気鋭の研究者。僕も聞いてみたいテーマです。
石原都知事の疑惑は続く
豪華海外旅行、4男の「公費」出張など疑惑が相次いでいる石原都知事ですが、またまた新たな疑惑が明らかに。
規定では知事は1泊4万6000円まで。そこを1泊2万3000円ですませたなら、さすが名知事というところですが、26万円もかけたというのは“わがまま”以外の何ものでもありません。4男坊については、何をか言わんや。
石原都知事の四男、ダボス会議にも公費同行(朝日新聞)
石原都知事が猛反発…画家の四男・延啓氏“公費旅行”疑惑(スポーツ報知)
石原知事 四男作品にも公費(日刊ゲンダイ)
石原都知事の四男が「公費出張」(日刊スポーツ)
石原都知事ムダ使い!? 海外出張費2億4000万円(スポーツ報知)
下がり続ける労働分配率
財務省の法人企業統計調査から、労働分配率が2四半期連続で前年同期を下回ったことが明らかに。企業は収益を伸ばしていても、労働者には“パイの分け前”はすこしも回ってきません。
ベネズエラ大統領選、チャベス現大統領が大差で3選へ
冬晴れ
今日はこの冬一番の冷え込み。寒〜〜〜い!!