都響第635回定期演奏会/インバル指揮 R・シュトラウス“アルプス交響曲”ほか

都響第635回定期演奏会/インバル指揮 R・シュトラウス“アルプス交響曲”ほか

金曜日の「バビ・ヤール」に続いて、土曜日もまたサントリーホールへ。この日は、ふたたびインバル指揮の都響定期演奏会です。日曜日のショスタコーヴィチ交響曲第11番“1905年”がすばらしかったので、期待して出かけてきました。

  • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
  • R・シュトラウス:アルプス交響曲 op.64

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サンクトペテルブルグ響 ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 “バビ・ヤール”他

サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団/ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 “バビ・ヤール”他

金曜日(24日)、サントリーホールでサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団(かつてのレニングラード・フィル)のショスタコーヴィチ交響曲第13番「バビ・ヤール」を聴いてきました。指揮は、ムラヴィンスキーの後、同楽団の音楽監督・主席指揮者をつとめるユーリー・テルミカーノフ氏。

  • リムスキー=コルサコフ:歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」序曲
  • ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 変ロ短調 Op.113 「バビ・ヤール」

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今週の「九条の会」(11月24日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースから拾い集めました。

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4.8%だからといって認めることはできない

日本経団連、厚生労働省が導入を狙っている「ホワイトカラー・エグゼンプション」制度。厚労省が、対象となる労働者を年収1000万円以上にしようとしていることが明らかに。

年収1000万円以上というと、現在の労働者の4.8%。日本経団連が求める「年収400万円以上」に比べると、対象は非常に限られます。しかし、だからといって安心してはいけません。

労働者派遣法のときも、最初は対象職種を限定して、ともかく制度を導入。そのあとで、どんどん枠が広げられていきました。「ホワイトカラー・エグゼンプション」だって同じです。4.8%だったら大勢に影響ないと思って油断したら、ひとたび制度がつくられた後、たちまち対象が広げられていくことは確実です。

労働時間規制の撤廃 「年収1000万円超」検討(東京新聞)

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青年ユニオンが社説に登場!

牛丼チェーン「すき家」での組合結成を初めとして、話題の労働組合「首都圏青年ユニオン」が、ついに新聞の社説に取り上げられました。ヽ(^^@)/

ということで、フリーター、アルバイトで一方的に首切りされたり、サービス残業をさせられているという若者のみなさん、困ったときは、モノは試しで、首都圏青年ユニオンに相談してみてはいかがですか?

社説:フリーターの権利 自ら守り始めた青年ユニオン(毎日新聞)

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全日空が残業代未払い6.8億円

全日空が労基署の勧告に基づいて全国41事業所で労働実態調査をおこなった結果、約1300人について総額6億8000万円の残業代未払いが明らかに。

対象人員は1800人。そのうち1300人、約72%でサービス残業が見つかった計算になります。

<全日空>未払い残業代6億8000万円(毎日新聞)

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読み始めました。オルハン・パムク『雪』

オルハン・パムク『雪』(藤原書店)

2006年ノーベル文学賞を受賞したオルハン・パムクの『雪』です。

以前から、「トルコの小説って、珍しいなぁ…」と思って気にはなっていたのですが、ノーベル賞をとったということで、読んでみることにしました。(^_^;)←けっこうミーハー

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労働・雇用関係のニュースを2つ

1つは、アパレルメーカーの「ワールド」が、パート・アルバイト5,000人を一気に正社員化するという話。人材確保、人材養成、いろいろ思惑はあるんでしょうが、ともかく良いことです。

もう1つは、偽装請負で営業停止を食らったコラボレートが主力子会社である請負大手のクリスタルが、人材派遣会社グッドウィルによって買収されたというニュース。やっぱりコラボの営業停止がダメージになったのでしょうか。なんにせよ、グッドウィルが偽装請負まで受け継ぐことのないように期待したいものです。

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これも「成果主義」の成果?

インテリジェンスという転職支援サービス会社のホームページに掲載されていた話なのですが、アメリカのコンサルティング会社の世界16カ国の調査で、日本は、「仕事に対する態度」の調査で「非常に意欲的」が2%で最低。逆に「意欲的でない」は、インドに次ぐ2番目だったそうです。

この調査をした会社の分析によると、日本のワーカーの意欲が低いのは、「長らく続いた不況による人員削減や組織改革で、会社への忠誠を裏切られたと感じているため」だそうです。これこそ、「成果主義」の成果ではないでしょうか。

やる気の起きない日本人 ワーカーの世界意識調査 (インテリジェンスの転職支援)

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本日の反省

  1. 昼食にポークソテーを食べたにもかかわらず、晩ご飯のおかずに豚肉の生姜焼きをこしらえてしまいました。
  2. その夕食で、スープにインスタントわかめを大量に放り込んで、わかめであふれそうにしてしまいました。

ご先祖様、お許しください。m(_’_)m

教育基本法問題で地方紙の社説を読む(3)

さらに地方紙の社説・論説を拾ってみました。拾っても拾っても、教育基本法改悪案の採決強行に賛成する社説は見つかりません。

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圧倒的! インバル&都響 ショスタコーヴィチ交響曲第11番 “1905年”

東京都交響楽団第320回プロムナードコンサート

お昼頃から冷たい雨が降り出しましたが、サントリーホールでインバル&都響のショスタコーヴィチ交響曲第11番“1905年”を聴いてきました。プログラムは、以下の通り。

  • ブロッホ:ヴィオラと管弦楽のための組曲(管弦楽版日本初演)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 ト短調 「1905年」 作品103

ハープの不安定な和音から始まるショスタコーヴィチの交響曲第11番。1905年の「血の日曜日事件」にテーマをとった作品で、途中、「同志は倒れぬ」や「ワルシャワ労働歌」などの革命歌が引用されます。1時間近く(インバルの指揮は結構きびきびとして速かった)、楽章の切れ目なく演奏されてゆきます。

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今週の「九条の会」(11月18日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースの中から拾い集めています。

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教育基本法強行問題で地方紙の社説を読む(2)

教育基本法問題での社説の続きです。

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村治佳織ギター・リサイタル ≪ライア&ソネット≫

村治佳織ギター・リサイタル≪ライア&ソネット≫プログラム

今日(正確には昨日)は、村治佳織さんのギター・リサイタルに行ってきました。会場は初台の東京オペラシティコンサートホール。今回のコンサートは、ヴォクスマーナという声楽アンサンブルとのジョイントで、ギター・ソロのほかに合唱+ギターという楽曲がプログラムには並んでいました。

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