開き直り

小泉首相が靖国神社を参拝。「あの戦争は正しい戦争だった」と主張する靖国神社への首相の参拝は、靖国神社の誤った主張にお墨付きを与えるものです。

予想されたとおりだとはいえ、「いつ参拝しても批判があるなら、今日参拝するのがふさわしい」とは“開き直り”そのもの。「A級戦犯のために参拝しているのではない」とも言っていたようですが、しかし、「A級戦犯を参拝しなかった」とは言えないところが、靖国参拝論の矛盾を示しています。

小泉首相 靖国神社に参拝(NHKニュース)

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奥田会長にメッセージを託してみたものの…

奥田碩・前日本経団連会長は、昨年9月30日、「プライベート」に中国を訪問していたが、実は、小泉首相のメッセージを胡錦濤・中国主席に伝えていたことが明らかに。

<小泉首相>参拝前、奥田氏に伝言託す…胡主席との極秘会談(毎日新聞)
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「亀山ブランド」 労災飛ばしと偽装請負

「亀山ブランド」で人気のシャープ亀山工場で、工場内で労災事故が起こったにもかかわらず、シャープ工場外で事故が発生したように偽った報告書が提出されていたことが明らかに。いわゆる「労災飛ばし」ですが、労災を隠すのは罰金50万円以下の犯罪です(労働安全衛生法第120条)。

労災、場所偽り報告 シャープ下請け会社(朝日新聞)

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自民党の「シンクタンク2005・日本」が参加費1人50万円のセミナー開催

自民党のシンクタンクとして今年6月5日に設立された「シンクタンク2005・日本」が、企業経営者・幹部を対象としたセミナーを開く。ところが、その参加費1人当たり50万円で、定員約100名。これだけで5000万円の資金が集まる計算。

企業から参加費 収支非公開?/自民、新手の金集め/中間法人利用 1人50万円 セミナー計画(「しんぶん赤旗」)

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今週の「九条の会」(8月10日まで)

ブログの移設などで、掲載が遅れてしまいました。全国各地の「九条の会」の活動ぶりを、インターネットを流れるニュースから拾い集めています。もちろん、これ以外にも、ネットに流れない各地の活動があると思います。「九条の会」の発行するメルマガでも、そうした全国各地の取り組みが紹介されています。8月前半は、広島・長崎の原爆投下日があり、各地で反核平和の集まりが「九条守れ」の思いとともに開かれています。

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違法駐車

路上で荷捌きする業者

駐車違反の取り締まりが強化されていますが、うちの職場近くでは、毎日、午後になると、民間輸送業者が路肩にトラックを並べて、荷物の積み替えなどの荷捌きをやっています。積み替える荷物は1つや2つではありません。写真のように、道路上に十数個の荷物を広げて、大々的に作業しています。
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読売世論調査でも、次期首相の靖国参拝「反対」が50%

次期首相の靖国参拝について、読売新聞の世論調査でも、「賛成」(「どちらかといえば賛成」を含む)40%に対し、「反対」(「どちらかといえば反対」を含む)50%で、反対が賛成を上回る結果が出ました。6月の世論調査と比べても、「反対」が8ポイント増、「賛成」は6ポイント減となっています。

靖国、次期首相の参拝「反対」50%…読売調査(読売新聞)
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『労働経済白書』 若者の所得格差の拡大認める

2006年版の『労働経済白書』が発表されました。「収入の低い労働者の割合が増え、若年層で収入格差の拡大の動きが見られる」と指摘するとともに、とくに20歳代でパート、アルバイトや派遣など非正規雇用が増え、「将来の所得格差が広がる可能性がある」と懸念を表明しています。

20代の所得格差広がる 労働経済白書 (朝日新聞)
若年層の収入格差が拡大…労働経済白書(読売新聞)
若者の非正規雇用が急増・06年版労働経済白書(NIKKEI NET)
正社員との収入差拡大 労働経済白書 少子化加速の一因に(東京新聞)

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安倍氏の靖国参拝、49%が支持せず

TBS系列のJNN世論調査で、安倍晋三官房長官の靖国参拝について、「支持しない」が49%を占め、「支持する」41%を上回りました。また「参拝したかしないか言わない」という安倍氏の態度については54%が「支持しない」と回答。また、次期首相は参拝を「やめるべき」が55%で、「続けるべき」31%を大きく上回りました。

安倍氏の靖国参拝、49%が支持せず

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台風はまだ来ないが、夕焼けはきれいだった

夕焼け

台風7号の影響で、朝、猛烈な雨が降りましたが、午後からは雨もやみ、夕方には、一瞬街が赤くなるような夕焼けを見ることができました。

まるで“台風一過”みたいですが、台風7号はまだ紀伊半島沖にあって、東海地方に接近しています。被害が出なければよいのですが…。

湯澤前宮司が、遊就館の展示「多少の変更はありうる」と発言

TBSのインタビューで、靖国神社の前宮司・湯澤貞氏が、A級戦犯の「分祀」はありえないとしつつも、遊就館の展示について、「多少の誇張も」「行き過ぎという意見も」と認めるとともに、「多少の展示の変更はあり得る」と発言しました。

「あの戦争は正しかった」とする靖国史観派はますます追いつめられてきた、ということですなぁ。

靖国前宮司、問題解決に「柔軟路線」も(TBS News-i)

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