首相の靖国神社参拝問題で、小泉首相が弁明。
孔子を引き合いに出してみたところで、靖国神社がA級戦犯を「昭和殉難者」として合祀し、第2次世界大戦を「正しい戦争」として顕彰することを目指している以上、小泉首相の反論は成り立ちません。小泉首相の言動によって、ようやく修復の方向に進み始めた日中関係、日韓関係がふたたび元の地点に引き戻されるようなことが起これば、外交上の大失政として糺弾されることは必至です。
首相の靖国神社参拝問題で、小泉首相が弁明。
孔子を引き合いに出してみたところで、靖国神社がA級戦犯を「昭和殉難者」として合祀し、第2次世界大戦を「正しい戦争」として顕彰することを目指している以上、小泉首相の反論は成り立ちません。小泉首相の言動によって、ようやく修復の方向に進み始めた日中関係、日韓関係がふたたび元の地点に引き戻されるようなことが起これば、外交上の大失政として糺弾されることは必至です。
財務相の諮問機関・財政制度審議会が、消費税率17〜19%引き上げ必死との試算を発表。
プライマリーバランス均衡(国債費などを除いた歳出が税収などと均衡すること)といっても、社会保障給付の伸びを抑える、という以外には歳出の見直しはやってない訳で、消費税増税にむけた“ためにする”議論であることは明白です。
現在、立教大学教授の伊勢崎賢治さん(正確には、伊勢崎の「崎」は上が「立」)は、国際NGOのシエラレオネ現地事務所長を皮切りに、西アフリカで4年間活動した後、1999年10月に始まった東チモールでの国連PKOに参加し、インドネシアと国境を接するコバリマ県で国連暫定政府から全権委任された知事として地方行政と、国連平和維持軍、文民警察を統括。2001年5月からは、ふたたびシエラレオネの国連PKOのミッション(UNAMSIL)のDDR(Disarmament〔武装解除〕、Demobilization〔動員解除〕 & Reintegration〔社会再統合〕)の責任者として、武装解除を遂行。帰国後、2002年4月から立教大で教鞭を執るが、2003年2月から1年間、日本政府がアフガニスタンですすめる「復員庁構想」の統括者を務めた、という経歴を持っておられます。
最初、書店でこの本をみたときは、帯に書かれた「職業:『紛争屋』」というコピーから、勝手に“軍事オタク”の本だと思い込んで手にも取らなかったのですが、5月13日付「東京新聞」夕刊にのった同氏の「軍事のコストと文民統制」を読んで認識を一新。さっそく買い込んで読んでみました。
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午後、突然雨が降り出しましたが、それがやんだあと、日比谷シャンテでギリシャ映画「エレニの旅」を見てきました。長回しで、静かに時間が流れていく…そんな感じの不思議な映画でした。
1919年、ロシア革命に追われて、オデッサから一群のギリシャ人たちが引き上げてくる。「お前たちは何者だ?」との誰何に、彼らの長らしき男性が「入国の許可を1カ月待った。許可がおりて、東へすすめと言われた」と答える。そこには、オデッサの街で助けた少女エレニがいる。それからおよそ10年後、エレニが養母ダナエに連れられて、〈ニューオデッサ〉に帰ってくる。叔母カッサンドラはダナエに「すべて済んだ?」「生まれた双子は?」と問う…。
ゆったりとした長回しのカメラアングルで映画はすすんでいきます。ストーリーも克明に描くというより、象徴的なスタイルで、不思議な雰囲気を醸し出してゆきます。哀調を帯びたアコーデオンの音楽も印象的です。そして、やがて水没するニューオデッサの街。〈白布の丘〉の狭い住民の集落のあいだを通っていく蒸気機関車、それに廃墟となったニューオデッサの街と、それをおおう“河”と“水”が、くり返しくり返し登場し、その間に、少しずつギリシャの〈歴史〉が動いていきます。そんな不思議な時間と空間をたっぷり堪能してください。
JR宝塚線脱線事故で、新型ATSの未設置が問題になっていますが、国土交通省自身が、私鉄には速度照査型ATSの設置を義務づけながら、JRには旧型ATSのままでいいという「二重基準」を設けていたことが明らかに。
旧日本軍の遺棄毒ガス兵器損害賠償訴訟で、旧軍属の男性が、終戦間際に実際に化学兵器遺棄に携わった体験を証言することに。
旧日本軍遺棄化学兵器の除去については、すでに日中政府間での合意にもとづき、自衛隊が作業にあたっていますが、裁判の争点は、組織的遺棄の有無。実際に遺棄作業に携わった人の証言は初めてだそうです。
前に、テレビで出ていた話として書いたこと(207系17号はブレーキの効きが甘い?)ですが、共同通信が、JR宝塚線で脱線した車両について複数の現役運転士が「ブレーキの効きが甘い」と証言していると報じています。
「体質論」みたいなことばかりやっていると、こういう基本が曖昧にされてしまいます。電車が転覆・脱線するには、それなりの技術的な理由・原因があるはず。それをきちんと追及しなければ、ほんと、ただ罵声を浴びせて終わり、お詫びしたら終わり、ということになりかねません。
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えっと、備忘録です…。
まず憲法関係。3冊目のは去年出たものだけど、買い忘れていたのを発見!
その他に。
でも、どうやっていいのか、分かりません。(^^;)
Movable Type Publishing Platform: 【重要】 第三者による不正アクセスを許す危険性の対策について
胡錦濤総書記が、訪問中の親民党・宋楚瑜主席と会談し、両岸関係の改善・発展について「4つの観点」を提起したそうです。
古い記事ですが、見逃してました…。(^_^;)
朝日新聞4月25日に掲載された世論調査。首相の靖国参拝について、「やめた方がよい」48%で、「続けた方がよい」36%を上回る結果に。去年11月の調査では、「やめた方がよい」39%、「続けた方がよい」38%で拮抗していました。
平頂山事件というのは、1932年9月16日未明に起きた日本軍による虐殺事件。住民が中国側の抗日軍に協力していたとして、村民を集め機関銃による銃撃を浴びせて虐殺、翌日、遺体を焼き、崖を崩して虐殺の事実を隠したもの。
訴訟では、国側は、原告が主張するような事件があったか否かを含め一切争わなかったため、一審判決は原告の主張に沿って事実を認定。二審も、この一審判決を踏襲しました。
以前に、JR西日本の記者会見で記者が罵声を浴びせたり、机をばんばん叩いた記者がいたと書きました(「取材で記者が罵声を浴びせてどうする」)が、今日、読売新聞は、大阪本社社会部長名で、「脱線事故会見巡る不適切発言でお詫び」という記事を掲載しています。
「不適切」とは、クリントン前大統領の事件以来、流行った言葉ですが、間違っていたとはっきり認める訳でもなく、実にあいまいな表現。談話でも、お詫びするのは「不快感を与えた」ことにたいして。「ジャーナリズムに対する信頼を傷つけた」とはありますが、もっぱら問題にされているのは、当該記者の「倫理」や「モラル」ばかり。しかも、「使命感や熱心さのあまり」と記者をかばっていて、歯切れが悪いですねえ。
横田基地に、米軍と自衛隊のミサイル防衛(MD)共同作戦センターを設けることになったと、読売新聞が報道。
朝日新聞は、日本政府が、日本有事の際の「共同作戦計画」や周辺事態での「相互協力計画」の策定作業に入る方針を固めたと報道。そのなかには、台湾有事の際の「協力計画」も含まれる模様。
昨年の2+2での「戦略的合意」について、「台湾問題の平和的解決を望むのは当然だ」とする意見がありましたが、実際に自衛隊の対応が具体化されている訳で、合意がたんなる「平和的解決を望む」という態度表明でなかったことは明白になった訳です。
吾妻ひでおの『失踪日記』については、前に紹介しましたが、この度、第34回日本漫画家協会賞大賞を受賞しました。
東京湾に迷い込んだコククジラ、定置網に引っかかって溺れ死んでしまいました。残念…
今日は、東京湾を横断して、横浜に登場したコククジラ。体のまだら模様は、フジツボが張り付いているからだそうです。しかも、クジラが体調不良になると、そのフジツボがはがれてしまうとか…。
でも、どうやってフジツボが張り付くんでしょう? まさか、ずっとじ〜〜〜〜〜っとしている訳じゃないだろうし。う〜む、謎だ…。
誰か教えてくださ〜〜〜い。m(_’_)m
ユースです。
今回の事件について、これまでのところ、政府周辺からも、産経新聞、読売新聞も、「自己責任」論を主張する話は流れてきていません。
1年前の、異様な「自己責任」論を反省したのであればよいのですが…