ビックカメラ、不払い残業代30億円支払う

悪質な残業代不払いだといって労働基準監督署に書類送検されているビックカメラですが、16日までに、不払い残業代30億円を従業員に支払っていたことが明らかになりました。

ビックカメラ、未払い残業代など30億円支払う(朝日新聞)

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大阪ガスが不払い残業代約18億円支払いへ

大阪ガスが、22日、労働基準監督署の勧告を受けて、不払い残業代18億3700万円を支払うことになりました。管理職を除く全従業員4757人の8割にあたる3800人について、残業代の不払い(いわゆる「サービス残業」)が明らかになりました。

サービス残業は、1人あたり月平均で約5.6時間。最大で月40時間のサービス残業もあり、2003年1月から2005年1月までの25カ月合計では最大1000時間になるとのことです。

大阪ガス:サービス残業代、3800人に18億円未払い(毎日新聞)

大阪ガス自身による告示はこちら。↓

時間外賃金の精算について(大阪ガス)

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「憲法改正国民投票法案」に反対!

憲法改正国民投票法案なるものが自公両党によって国会に提出されようとしています。一般論でいえば、憲法に改正手続きとして国民投票が定められているのだから、そのための仕組みを定めた法律が必要だというのは、その通りです。

しかし! いま準備されている法案は、いま準備されつつある9条改憲のための「国民投票法案」以外の何物でもありません。だから、必然的に、「憲法9条は改正する必要なし」が6割を占める国民世論を欺くための「投票法案」にならざるをえません。たとえば、国民投票で「その過半数の賛成」を必要とするにもかかわらず、それを勝手に「有効投票の過半数」に斬り縮めたり、憲法改正発議から投票まで最短30日で国民投票をすませてしまおうという代物。「よく分からない」といって、投票率が下がったり無効票が増えれば、ごくわずかな賛成票でも憲法「改正」ができるようになっています。

さらに、新聞や雑誌が「虚偽の事項を記載」したり「事実をゆがめて記載」すれば「2年以下の禁固」で処罰するという、事実上の報道規制まで盛り込んでいます。「自衛隊のいるところが非戦闘地域」と言ってのけるぐらいの国ですから、「日本を戦争に巻き込む改憲反対!」「自衛隊を米軍と一緒に戦争に向かわせるもの」といっただけで「虚偽だ」「事実をゆがめた」といって処罰されかねません。

だから、こんな憲法改正国民投票法案には、僕は絶対に反対です。「憲法に国民投票が定められている以上、何らかの手続法がいる」という一般論で、こんなデタラメな法案を、ありうる国民投票制度の案の1つとして認めることは絶対にできません。
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音楽の友4月号に

神奈川フィル&埼玉オペラ協会のオペラ「吟遊詩人〜イル・トロヴァトーレ」の横浜公演の音楽評が掲載されています。

……因縁復讐劇といえるヴェルディの傑作を、息つく間もないほどにくりひろげた。第一に歌い手たちが揃った。レオノーラ木下美穂子、マンリーコ松本薫平、ルーナ伯黒田博、アズチェーナ坂本朱、フェルランド新保堯司のほか脇にも中前美和子、吉田伸昭、笹倉直也、丸谷周平など勢いに乗る歌い手たちが、声と演唱を競い、それを現田茂夫指揮がオケともども巧みにドラマタイズさせた。……
(小山晃・評、「音楽の友」2005年4月号、153ページ)

横浜みなとみらいでのこの公演は、いわゆる演奏会形式。僕が見に行ったのは、3月6日の埼玉会館でのオペラ公演でした(僕の感想はこっち)。
友人の名前を、こういう音楽誌の中で読むのは、ちょっと不思議な感覚ですね。自分の論文が初めて雑誌に載ったときもちょっと興奮しましたが、それ以上に、年間の「回顧と展望」に自分の論文が取り上げられていたのを読んだときのワクワクした気分に似ているかも知れません。(^_^;)

米国産牛肉輸入再開問題(続報)

米国産牛肉の輸入再開問題ですが、政治的な動きはともかく、安全基準の問題として、どこらあたりに問題があるのかは、「毎日新聞」20日付の記事がわかりやすく紹介していると思います。

1つは、アメリカは生後30カ月以上の牛しか特定危険部位の除去をしてないらしいこと。

第2に、アメリカはBSE検査を生後30カ月以上(あるいはEUの場合は24カ月以上)しか行っていないが、日本の全頭検査によって、それ以前の牛(生後21カ月、23カ月)からも発見されていること。

そういうアメリカの検査基準があって、それとは別立てにして、日本への輸出についてのみ、枝肉を「目視」して年齢判定をやる――なんていうことが、はたして可能かどうか。考えてみれば分かりそうなものです。

日米牛肉協議:食の安全、日本譲らず ライス・町村会談(毎日新聞)
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「微笑みに出逢う街角」

微笑みに出逢う街角

昨日、集会の後、日比谷のシャンテ・シネで「微笑みに出逢う街角」を見てきました。(今年7本目)

アンゴラ内戦で両親を殺された少女の写真がTIME誌の表紙を飾り、一躍注目を集めることになった若い写真家ナタリア。22年ぶりに出所してきた父親と対面するチェリストのキャサリン。車椅子の夫との生活に“疲れた”様子を見せるオリビア――。トロントの街を舞台に、3人の女性の“心の動き”をゆるやかに描いていきます。

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米、国防戦略の見直し

アメリカ国防総省が、4年ごとにおこなう「国防戦略見直し(QDR)」報告の作業を、日本やイギリスなどと協議しておこなう方針を表明。といいつつ、日本やイギリスの言い分を聞いてくれるという訳ではなさそう。むしろ、予め日本やイギリスにアメリカの望むところをふくませた上で、国防戦略を決めようということでしょう。

ところで、QDRの基礎となる「国家防衛戦略」報告は、冒頭で「米国は戦争状態にある」と宣言。まあ、アメリカがアメリカ自身についてどんなふうに宣言してもかまわないけれど、そこから「積極的・多層的な防衛体制」を目指すとして、勝手にあれこれの国を攻撃して、「同盟国」日本をそれに動員するとしたら、たまったもんじゃない。北朝鮮についても、引き続き「先制攻撃の権利」をもつとしていますが、なぜアメリカにだけ「先制攻撃」の権利が認められるの?

米国防総省:国防戦略見直し、日英など同盟国と協議へ(毎日新聞)
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イラク戦争開戦2周年 神戸で2つの集会

全国的に開かれた3.20集会ですが、福岡の地震などがあったために、新聞ではほとんど取り上げられていません。そんななか、神戸新聞が、神戸で開かれた2つの集会――若者が中心となった「ピース・フェスタ」と労働組合などが開いた兵庫県集会の模様を報道しています。

「ピース・フェスタ」には2500人集まったそうです。成功おめでとう!

その他にも、地方紙が報道した各地の集会の様子を集めてみました。

イラク戦争開戦丸2年 神戸で反戦集会(神戸新聞)
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余計なお世話

ライス国務長官が、大野防衛庁長官との会談の中で、沖縄の「負担軽減」問題に関連して、「ドイツでは米軍が撤退して、地域経済に影響が出たという話を紹介したい」と発言したそうな。

そんなこと沖縄の人たちは十分承知の上で、基地の負担を何とかしてほしいと求めているんですけどねぇ…。

米軍撤退は「経済に悪影響」 ライス長官「見解」(琉球新報)
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携帯でも同じURLでアクセス可能に

携帯でも同じURLからアクセスできるようにしました。
みよたんの[魔] Magic White: アクセスを識別して携帯用サイトへ飛ばすあゆみ::mamalog: アクセスを識別して携帯用サイトへ飛ばすphpを参考に(というか丸写し)させていただきました。

index.phpの「一番最初」と「一番最後」というのは、いったいどこなんだろう?と悩みましたが、本当に、文字通り「一番最初」(つまりDOCTYPE宣言の前)と、「一番最後」</body></html>の外側でした。←こういう基本的なことが分かってないんですよ。プログラム方面全面的に×男なので。(^^;)

ということでお世話になりました。m(_’_)m

アメリカ産牛肉輸入再開問題

アメリカ産牛肉輸入再開問題について、これまでの動きをあれこれ。とても全部は調べきれないけれども、とりあえずライス国務長官来日前まで。

しかし、他方で、アメリカ上院は、カナダ産の若い牛の輸入再開に反対する法案を可決しています。
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国際共同行動3.20集会に参加してきました

いまこそ平和を守るとき 国際共同行動3.20集会

今日は、アメリカ・イギリス連合軍がイラク攻撃を開始してからまる2年。ということで、午後1時半から日比谷野外音楽堂で開かれた「いまこそ平和を守るとき 国際共同行動3.20集会」に参加してきました。参加者は6000人。ちょっと寒かったですが、ひさびさに、後ろや通路までいっぱいの集会でした。

集会では、元レバノン大使の天木直人さんが挨拶。京大法学部、外務省とエリートコースを歩んできた天木さんが、この手の集会で挨拶されるというのも、相当なものですね。米英のイラク占領とそれに追随する小泉政権を批判されただけでなく、さらに、日本が中東諸国、アジア、ヨーロッパと外交的に行き詰まっていると指摘されていたのが印象的でした。
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日フィル定演

昨日は、サントリーホールで日フィルの演奏会を聴いてきました。2005年度定期演奏会シリーズの第1回です。

  • ショスタコーヴィチ:交響詩《10月》 作品131
  • ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77
  •       ***休憩***
  • エルガー:エニグマ変奏曲(創作主題による変奏曲) 作品36

ヴァイオリンは堀米ゆず子さん。指揮は広上淳一氏。

前半は、ショスタコーヴィチの曲。交響詩10月は、十月革命50周年記念として作曲されたもの。ただし、とても浮かれた雰囲気はありません。ヴァイオリン協奏曲の方は、1947?48年にオイストラフのために作曲されたものですが、48年2月に交響曲第9番がジダーノフに批判されたため、1955年まで発表されなかったという曰く付きの作品。堀米ゆず子さんのヴァイオリンは力強く、さすがという感じでした。

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あなたは知っていますか? 娘、息子の悲惨な職場

エコノミスト特集「あなたは知っていますか? 娘、息???悲惨な職場」

『エコノミスト』(毎日新聞社)3月22日号が、「あなたは知っていますか? 娘、息子の悲惨な職場」という特集を組んでいます。非正社員(パート・アルバイト、派遣や契約社員など)が全労働力人口の約3割(29.1%、2004年「労働力調査」による)を占めるようになった現在の、非正社員の働き方の実態を22ページにわたって詳しく紹介しています。

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ベルティーニ氏逝く

東京都交響楽団の音楽監督ガリー・ベルティーニ氏が、17日、テルアビブで死去。今年3月末で都響音楽監督を退任し、桂冠指揮者に就任する予定でした。

僕は、残念ながら、ベルティーニ&都響ではなかなか納得できる演奏に出合えませんでした。しかし、そのマーラーの迫力は凄まじいものがありました。桂冠指揮者となってからも、当然、また指揮をみる機会はあるものだと思っていただけに、残念です。合掌。

指揮者のベルティーニさん死去 都交響楽団の音楽監督(朝日新聞)

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サンデー毎日で聖路加の日野原重明さんが

93歳で、聖路加国際病院の理事長としてばりばり活動されている日野原重明さんが、今週の「サンデー毎日」(3月27日号)で、「日本人は平和憲法に殉ずる覚悟がない」と、平和憲法の重要性を語っておられます。

私たちはここ(=憲法前文)に、日本が(平和の)イニシアチブを執ると明言しているのに、何もやらなかったというわけです。日本全体が反省しなければなりません。……憲法をただ安易に変えて、アメリカ中心主義を強化するのではなく、私たちは今まで受けた恩恵を十分に誰かに返さなければなりません。私たちはどこかで戦争の連鎖反応を切らなければならない。
 その連鎖反応を切るのに、私たちの憲法を誤って変えた場合には大変なことになります。ここでどちらにいくかという大切な決意を要しますが、少なくとも直接、戦争には関与しないと言ったからには、危ないところに自衛隊を行かせるということは、どうしてもやめていただきたいと思います。

これは、「サンデー毎日」が紹介している昨年11月の衆院憲法調査会の中央公聴会での日野原さんの発言。「サンデー毎日」の取材に対し、日野原さんは、さらにこうも述べておられます。
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