辺野古沖移転、見直しになるのか?

毎日新聞が、小泉首相が、米軍普天間基地の辺野古沖移設がなかなか進まないことにたいして、外務省と防衛庁に見直しの検討を指示していたことが明らかになったと報道。

現在、辺野古沖ではボーリング調査などが行われていますが、地元住民が粘り強い反対運動を続けています。再検討するなら、ボーリング調査などさっさと中止して欲しいものです。

在日米軍再編:普天間移設計画 「進まぬ辺野古、やめろ」小泉首相、見直し指示(毎日新聞)
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中西一善議員、辞職へ

昨日未明、六本木3丁目の路上で、女性に抱きつき、服の中に手を入れ胸をつかんだとして現行犯逮捕された自民党・東京4区選出の中西一善・衆議院議員が、辞職願いを提出。

本人は酔っぱらっていたとのことですが、「客引きの女だと思ってやった」というのは、常日頃から、「客引きの女」に抱きつくようなことをやっていたか、「客引きの女」なら胸を揉んでもいいと思っていた、ということです。酔っぱらって、抑制がなくなったので、そんなふうに普段思っていることが表に出たってことですよ。情けな〜〜い。

強制わいせつで中西一善議員逮捕(TBS)

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「マガジン9条」新創刊!

「憲法9条。知ってるヒトも、知らないヒトも。」「“ちょっと待って、もう少し考えよう”と言ってみませんか?」をキャッチフレーズに、ウェブサイト「マガジン9条」が3月1日新創刊されました。

マガジン9条

つくっているのは、漫画家の石坂啓さん、国立市長の上原公子さん、精神科医の香山リカ先生、東大教授の姜尚中さん、絵本作家の木村裕一さん、料理でおなじみ小林カツ代さん、ミュージシャン小室等さん、カタログハウスの斎藤駿社長、経済評論家・佐高信さん、作家の椎名誠さん、テレビでお馴染みのピーコさん 小児科医の毛利子来先生、経済アナリスト・森永卓郎さん、ノンフィクション作家の吉岡忍さん、作家の渡辺一枝さん、という豪華メンバー。

クリックしていくと、毛利子来先生のインタビューや、「攻められたときに守ってくれる自衛隊は必要では?」という疑問に、渡辺一枝さんやカタログハウスの斎藤社長が直々に答えてくれちゃったりします。

ということで、我がサイトも、勝手に応援しちゃいます。
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捕らえてみれば息子かな

アメリカ政府が「監視警戒リスト」に載せているテロリスト容疑者が、なんとアメリカ国内で合法的に火器類を購入していたそうな。

さあ、米軍諸君! テロリストに武器を販売している国が分かったぞ、ただちに攻撃態勢に入れ!

米で火器類を「合法的に購入」と、テロ容疑者多数が(CNN)
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盧武鉉ドクトリン

盧武鉉大統領が、米軍の柔軟性戦略にたいして、「われわれの意志と関係なく、韓国国民が北東アジア紛争に巻き込まれることはない」と表明。これが「いかなる場合でも譲歩できない確固たる原則」だと指摘しました。

米軍の「柔軟性戦略」というのは、東アジア地域で紛争が生じた時に在韓米軍を投入するというもの。中台間や北朝鮮がらみの紛争に在韓米軍が投入されれば、当然、中国や北朝鮮の在韓米軍基地への反撃が予想される。だから、盧武鉉大統領の発言は、近隣地域について在韓米軍の投入反対を意味しています。

日本が、台湾海峡への関与を表明したのとは、まったく逆の動き。さて、どちらが自国の安全を保障することになるでしょうか?

盧大統領、米軍の機動軍化に事実上反対(東亜日報)
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民主主義の根幹を守る大事な判決

名古屋高裁で、電子投票のトラブルで選挙無効の判決が下されました。

電子投票は、もともと、何らかのトラブルがあった時に票を照合して再点検するということができないシステムになっています。したがって、電子投票システムが広がると、民主主義政治の根幹を支える選挙への信頼そのものが揺るがされることになりかねません。だから、私は電子投票システムには反対です。

岐阜県可児市議選、電子投票トラブルで無効判決・名古屋高裁(日経新聞)
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企業の手許には余剰資金、銀行は貸出し減少

今日の「朝日新聞」によれば、企業部門の資金余剰は年間50兆円を超えたそうです。他方で、「日経新聞」は、民間銀行の平均貸出残高は86カ月(7年余)連続のマイナスになったと報じています。

資金余剰、50兆円超す 法人企業統計調査(朝日新聞)

銀行貸し出し、86カ月連続で減少(日経新聞)
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やっぱりちゃんと教えた方がいいんじゃない?

厚生労働省の調査によって、61.8%が15歳までにコンドームの使い方を知るべきだと回答。性交渉についての知識も65.7%が、「エイズ」とその予防については71.8%が15歳までに知るべきだと回答しています。

どこかの総理大臣は、国会で堂々と、「教えられなくても、いつの間にか知っていた」と答えていましたが、少なくともこの調査結果を見る限り、総理大臣より国民の方が真っ当なようです。

コンドーム:6割が15歳までに使い方知れ 厚労省調査(毎日新聞)
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祝! ひまわり6号、静止軌道に

26日打ち上げられた運輸多目的衛星(MTSAT-1R)は、今日午前、無事、静止軌道上の所定の位置に入りました。これで、自前の気象衛星による映像が確保できるようになります。
おめでとうございま??す ?(^^@)/

ちなみに、この衛星、いままで「愛称」がなかったのですが、今日、はれて「ひまわり6号」に決定しました。

愛称は「ひまわり6号」 打ち上げ成功の新衛星(朝日新聞)
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3・1節記念式典での盧武鉉大統領の演説(全文日本語訳)

盧武鉉大統領の演説の日本語全文が、在日韓国大使館のサイトに掲載されています。

第86回3・1節記念式典・大統領祝辞

「日本が、誠実な自己反省に基き、韓日間の感情的なしこりをなくし、傷を癒すことにイニシアティブを取って欲しい」日本は「真実なる自己反省の土台の上に韓日間の感情的なしこりを取りのけ、傷口が癒えるようにするため、先立ってくれなければなりません」というこの呼びかけに、日本人と日本政府はどう答えるべきなのでしょうか。
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自民党、集団的自衛権明記を見送る、そのねらいは?

自民党が、9条「改正」案について、集団的自衛権の行使を憲法の条文に明記するのは見送りつつ、「安全保障基本法」と「国際協力基本法」を制定し、そちらで集団的自衛権の行使や自衛隊海外派兵の仕組みを定めるという方針を決めたようです。

で、「毎日新聞」はそのねらいについて、次のように書いています。

1つには、集団的自衛権は「当然」だから、明記するまでもない、という議論。もう1つは、民主党との間での「調整」に期待をかけるというもの。とくに2つ目の点がポイントかも知れません。

なお、記事中では自民党の主張として、「国連憲章上も認められた国家としての自然権」という書き方がされていますが、これは間違い。個別的自衛権(つまり自国が侵略されたときに自分で自分の国を守るために戦う権利)は国家の「自然権」(国家について「自然権」という言い方をするのは不適切ですが)だという言い方もできますが、集団的自衛権(同盟国A国がZ国によって侵略されたときに、侵略・攻撃を受けていないB国が、自国への侵略と同じと見なしてZ国に反撃する権利)は、条約によって軍事同盟を結んで初めて成立する権利であり、国際法上は国連憲章によって初めて認められることになりました。従って、それはどんな意味においても「自然権」ということはできないというのは、国際法のイロハです。

自民改憲試案:集団的自衛権で民主党との一致点模索(毎日新聞)
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2万アクセス突破!

アクセスカウンターが2万を突破しました。?(^^@)/
この数字は、このブログ以前に開設していたホームページから引き継いだものですが、大部分はこのブログを開いてから。コメントをつけたりトラックバックできるブログならではの威力ですね。

ということで、訪問してくださったみなさん、コメント、トラックバックしていただいたみなさん、そしてリンクを張ってくださったみなさん、ありがとうございます。m(_’_)m

吟遊詩人 IL TROVATORE

吟遊詩人 IL TROVATORE(チラシ)

昨日、浦和の埼玉会館で、ヴェルディのオペラ「イル・トロヴァトーレ」を見てきました。というか、大学時代の友人がイネス役で登場するということで、応援に行ってきました。(^^;)

「トロヴァトーレ」は、レオノーラという女性をめぐって、吟遊詩人のマンリーコとルーナ伯爵とが対決する話と、マンリーコの母であるジプシー(ロマ族)のアズチェーナが、先代のルーナ伯爵に処刑された母親の復讐を遂げるという話とが、複雑に絡み合ったオペラです。アズチェーナが、復讐のためにルーナ伯爵の息子(現在のルーナ伯爵の弟)をさらってきたのだけれども、動転のあまり自分の息子を火の中に投げ込んでしまう、それでアズチェーナは、敵の息子だったマンリーコを我が子として育てる、それを知らないマンリーコが実の兄であるルーナ伯爵と恋敵となり対決する――「お?、なんという運命の悪戯!」と言うわけです。(^^;)

でも最初にストーリーを知った時は、いくら動転してても、間違えて我が子を火に投げ込んだりはしないだろう…と、あまりの荒唐無稽な展開に、とてもついていけそうにありませんでした。

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辞任してくれるにしくはないが…

アメリカの「ニューズウィーク」電子版が、ラムズフェルド米国防長官が年内にも辞任すると報道。

まあ、これもイラク戦争・軍事占領の「ゆきづまり」の現われと言えるのかも知れません。しかし、後任がアーミテージ前国務副長官では、ますますひどくなるだけかも…。

ラムズフェルド米国防長官、年内に辞任か(朝日新聞)
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イタリア女性記者の証言

イラクで解放されたイタリア人記者が、解放直後、米軍に銃撃された事件で、当時の様子を証言。

記者は、検問所でもなかったし、自動車は普通のスピードで走っていたと主張。「検問所に高速で接近してきたので」というアメリカ側の言い分とまっこうから食い違っています。

解放伊女性記者:「米兵いきなり発砲」誤射当時を証言(毎日新聞)
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