こんどは日体大スキー部

こんどは、日体大スキー部員が、同じスキー部の女子部員を強姦しようとして逮捕されていたことが明らかに。

事件は8月に起きたというから、1年生といっても、大学に入学してまだ4カ月ほど。そんな女子部員を、上回生が遠征先の宿舎で襲うなどというのは全くの論外だ。それにしても、襲った上回生は、事件がばれるということを考えなかったのだろうか? こういう言い方をすると変なふうに聞こえるかも知れないけれど、「1年生なら、おとなしく黙っているだろう」と思ったのだろうか? こんな奴の頭の中ってどうなっているのか、僕には理解不能だ。

日体大スキー部員強姦未遂 秋田で逮捕の2人、退学(共同通信)
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MTに入れない!!

今朝パソコンからmtにログインしようとしたらエラーになってしまって入れませんでした。携帯からは書き込めるみたいなのですが…。面倒なトラブルでなければ良いのですが。

●追記
いま仕事の出先からアクセスしていますが、無事に入れました。ひと安心です。

『世界』1月号

締め切り前の忙しい時期ですが、昨日は、仕事帰りの満員電車の中で、久しぶりに『世界』を読みながら帰ってきました。毎月買ってはいても、まともに読むのは久しぶりです。(^^;)

まず読んだのは、池明観氏の連載「境界線を超える旅」。氏の半生をふり返った自伝的な連載ですが、ちょうど「韓国からの通信」を書き始めた時期のことが書かれています。そのとき僕はちょうど中学3年生で、『世界』という雑誌のことは全く知りませんでした。それがまとめられて岩波新書として刊行されたときには、自分で買って読んだ記憶がありますが、もとよりどれだけ理解していたか…。連載を読みながら、あらためて「維新体制」下の韓国民の暮らしを思い浮かべました。池明観氏が、金大中事件について「日本国民が韓国の問題にたいして近代史以降これほど人道的関心を示したことがあるであろうか」と述べておられるのが印象に残りました。

そのほか、河野洋平衆院議長へのインタビュー「日中『政冷』を憂慮する」、伊東光晴氏の論文、金子勝氏とA・デウィッ氏の論文をとりあえず読みました。

伊東光晴「景気上昇はなぜ起きたか」は、90年代不況の初期対策として増税をおこなうべきだったと主張しており、にわかには理解しがたいところもありますが、日本の場合、減税が景気刺激策として効果がないという指摘は説得力があります。注にあげられた赤羽隆夫『日本経済探偵術』、同「図解、2003年の経済」(『エコノミスト』2003年1月14日号)は読んでみる価値あり?

金子勝、A・デウィット「ネオコンからテオコンへ」は、前に「日刊ゲンダイ」の記事として紹介した話とテーマは同じですが、内容はずっと真面目なもの。<1>ブッシュはチェイニーなどに操られる人形だという漫画的理解とは異なって、ブッシュはホワイトハウスの政策決定過程において実際に大きな役割を果たしている、<2>ブッシュ自身がアドバイザーの人脈を非常に小さな均質なグループに限るようになりつつあり、政策を決定する際には、多くの情報にもとづく議論や熟考よりも、信仰心と祈りに強く裏打ちされた「本能的直感」を重視するようになっている、という米ジャーナリストの分析を紹介しています。

ニコール・キッドマン、15秒バージョン

ニコール・キッドマンのCHANEL No.5の新CFですが、さっき、15秒バージョンを初めて見ました。
要するに、2分バージョンをはしょっただけですが(当たり前……)、字幕が付いていて、「車を出して」とか「彼女は行ってしまった」とか、2分バージョンの粗筋を紹介してもらっているみたいでした。(^^;)

【本日のBGM】ベートーヴェン:交響曲第9番 「合唱付」/指揮:ギュンター・ヴァント/演奏:北ドイツ放送交響楽団/録音:1986年/BMG 74321-68005-2

ラムズフェルドの訪問に米兵の不満爆発

ラムズフェルド米国防長官が、激励のつもりでクウェートの米軍基地を訪問し、兵士2000人との直接対話にのぞんだところ、「兵士がなぜごみ捨て場で、さびついた金属や被弾済みの強化ガラスをあさり、車両に取り付けなくてはいけないのか」「州兵は正規兵より悪い装備を渡されている」「駐留任期の延長をいつまで続けるのか」など次々に苦情をあびたそうです。

これも、米軍のイラク駐留の泥沼化の反映と言うことができるでしょう。

イラク米兵 不満爆発/国防長官 クウェートで2000人と対話(東京新聞)
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自民党・武部幹事長がまたまた暴言

自民党の武部幹事長が、またまた暴言・失言を乱発しました。

1つ目。犯罪の凶悪化や教育現場の荒廃にたいして「一度自衛隊に入って、サマワみたいなところに行って活動したら3カ月で人間性が変わる」と発言したそうな。こんな言い分がウソ、デタラメであることは、自衛隊員や元自衛隊員の犯罪が増えてることだけ見ても明白。自衛隊で根性たたき直せというなら、まず1億円の献金を記載しなくても平気という政治家からどうぞ。

2つ目。同じく、犯罪の凶悪化や教育の荒廃について、「憲法や教育基本法を改正しても簡単に変わらない」とも発言。それなら、憲法や教育基本法の改悪をやめろ!

3つ目。サマワに視察に行ったときにムサンナ州警察本部を訪ねなかったとして、同警察本部長が批判していることにたいし、「そんなに自治警察が整備されていると思っていなかった」と釈明した。…って、言うじゃな〜い 要するに、あんたがイラクのことを見くびってたっていうことでしょ、斬り〜〜〜!

それにしても、このオジサン、どうしてこう次から次へと暴言や失言を繰り返して、平然としてられるんだろう…? こんなのを幹事長にした奴の気が知れない。

サマワに行けば人間性直る 犯罪凶悪化で自民・武部氏(共同通信)
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自民党憲法調査会の憲法改正草案大綱(素案)を読む(2)

参院側の反発で、「棚上げ」された恰好の「自民党憲法改正草案大綱(たたき台)」だが、彼らのホンネが書かれたものとして、内容を見ておくことは引き続き重要だろう。

彼らは、「基本的考え方」の第一に、新しい憲法は、日本の「国柄」、をふまたものでなければならないと強調している。では、その「国柄」とは何か?
 そう言われて真っ先に思い起こすのは、戦前の「国体」であるが、彼らも、そういう「誤解」を避けるために、わざわざ「従来意味してきたような復古的なもの(1895年?1945年までの戦前の一時期に考えられた「国体」)ではなくて」と断っている。で、代わりに彼らが主張するのは、「草木一本にも神が宿るとして自然との共生をも大事にするような平和愛好国家・国民という『国柄』」であり、そこには「第二次世界大戦における敗北の歴史も含めたもの」と書いている。

 「草木一本にも神が宿る」という以上、この「国柄」が宗教的観念を含むものであることは明らか。このような宗教的観念の上に憲法原理を組み立てるというのは、現憲法で「侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に」保障された「思想・良心の自由」「信教の自由」を侵害する。

 さらに、この「国柄」論からすれば、「我が国の歴史・伝統・文化といった『国柄』」を体現した天皇が「元首」として座るのも当然であり、したがって、天皇が現在は皇室内部の私的な行事としておこなっている「宮中祭祀」を天皇の「公的行為」として認められるし、政教分離原則も、「我が国の社会的又は文化的諸条件に照らし社会的儀礼又は習俗的行事とされる範囲」内であれば国などが宗教的活動をおこなってもかまわない、とする議論につながっている。
 しかし、「草木一本に神が宿る」などというのは、まるっきりのアニミズム(「animism 事物には霊魂(アニマ)など霊的・生命的なものが遍在し、諸現象はその働きによるとする世界観。また、原始宗教・民間信仰における雑多な神霊の信仰。精霊崇拝。霊魂信仰」――『大辞林』三省堂)。こんな融通無碍なものが日本の「国柄」であり、その範囲内であれば「宗教」行為であっても「政教分離には違反しない」などと言うことになったら、事実上、際限がなくなる。

 彼らは、こうした「国柄」論を「己も他もしあわせ」になるための「共生憲法」だと言っているが、「神が宿る」はずの草木をなぎ倒し、乱開発をすすめてきたのは、一体誰なのか? 高速道路建設のために山々を崩し、工業団地のために海岸を埋め立て、「リゾート開発」だといって自然を破壊する。「国柄」には、「相互に助け合う」国民性も含まれると言いながら、社会保障は「自立」を促すといって切り捨てる。そんな先頭に立ってきた自民党が「共生憲法」だとは、まったく呆れてしまう。

航空自衛隊、武装米兵1200人を空輸

自衛隊機が、武装した米兵1200人を輸送していたことが判明しました。

武装した兵士の前線への配備は、どうみたって戦闘作戦の一環。それを自衛隊機でやったということは、自衛隊が米軍の軍事作戦行動の一環に組み込まれていると言うことです。

武装米兵ら1200人空輸 空自機の輸送、全容判明(共同通信)
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サマワの治安担当者からの批判

イラク・サマワの地元ムサンナ州の警察本部長が、「治安情勢を知りたいなら、治安の実務責任者から話を聞くべきではないか」と、大野防衛庁長官と自民、公明の幹事長のサマワ訪問を批判。

つまりは、「あんたら、何しにきたの?」ということです。(^^;)

防衛庁長官の視察批判 サマワの州警察本部長(共同通信)
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コメント記事にメルアドを表示しない

私のBlogもそうですが、コメントの投稿にはメールアドレスを記入しなければなりません。でも、SPAM予防のためにサイト上にメルアドは晒したくないという人も多いはず。

そこで、コメント記事にメールアドレスを表示しない: *vitalage*blogに従って、コメント投稿時はメルアド記入を必要としながら、サイトにはメルアドは表示されないようにしました。

ということで、コメント下さる皆さま、安心して投稿してください。よろしくお願いしますm(_’_)m

いま見ているエントリーを編集するブックマークレット

サイトを見ていてエントリーを編集したいと思ったとき、素早く編集画面を開きたいと思った人は多いはず。だけどそのために、Editリンクをつけるのはセキュリティ上避けたい。では、どうすれば…?と思っていたら、超便利な方法がありました!
いま見ているエントリーの編集画面を開いてくれるブックマークレット(Ogawa::Memoranda: “Edit This” Bookmarklet)です。個別エントリーアーカイブ画面で、実行すれば、そのエントリーの編集画面が開きます(ログインしていなければ、ログイン画面が出て、ログインしてから、編集画面が開きます)。

【本日のBGM】モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 &第41番ハ長調 “ジュピター”/指揮:ニコラウス・アーノンクール/演奏:ヨーロッパ室内管弦楽団/録音:1991年/ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-100820

ほんとに大丈夫? 総務省、全固定電話のIP化方針

総務省が2010年代前半に、すべての固定電話をIP電話化する方針へ。

全固定電話をIP化して、災害・大規模停電のとき大丈夫なんでしょうか? 携帯が災害に弱いことは中越地震で実証されました。いまの固定電話は、災害時、輻輳して通じにくくなることはありますが、停電しただけでは、電話が不通になることはありません。

全固定電話IP化 総務省方針(読売新聞)
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20代で「続ける」が4割…

11月末の朝日の世論調査。小泉首相の靖国参拝について、「続けた方がよい」38%、「やめた方がよい」39%で拮抗していますが、気になるのは、30代、40代では「やめる」の方が多かったのに対し、70歳以上と20代で「続ける」が4割を占めたこと。70歳以上はともかく、20代でこういう主張の方が多いというのは、やはり真剣に考えなければならない。

首相の靖国神社参拝、賛否二分 本社世論調査(朝日新聞)
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米軍司令部の座間移転 陸自との関係強化ねらい

米軍再編で、米陸軍第1軍団司令部(米ワシントン州)のキャンプ座間への移転がとりざたされていますが、米側の狙いは「米陸軍と陸上自衛隊との関係強化」を主な狙いにあげていることが判明した、と朝日新聞が報道しています。

方向としては、先日の日経新聞での米国防科学技術委員長インタビューと、方向としては共通しています。米軍が日本の基地から地球大に作戦行動を展開するというのも、もちろん問題ですが、米軍と自衛隊との「一体化」はもっと問題といえます。

米軍司令部座間移転「陸自と関係強化」 日米協議で説明 – asahi.com : 政治
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話芸の「きまり文句」ブログ

今日の「日経新聞」文化欄に紹介されていますが、フリーライターの松井高志さんが、落語や講談などに登場する「きまり文句」を集めたブログを公開されています。

話芸“きまり文句”辞典

明治から昭和にかけての落語や講談の速記本などを収集して、毎日200ページしらみつぶしに読んで調べたというだけあって、1798項目の見事な「辞典」になっています。上方落語のファンの一人としては、とてもうれしいサイトです。

改憲勢力の矛盾の現われだが

自民党憲法調査会のまとめた「憲法改正案大綱素案」が、「白紙撤回」扱いされることになったようです。参院を従属的地位に降ろした内容などに反発が強かったためですが、「白紙撤回」といっても、来年11月に向けて自民党の改憲案作成の流れは変わっていません。

しかし、9条改憲を軸としながらも、それを国民の目からごまかすために、“あれもこれも”と「改憲」テーマを盛り込もうとした改憲勢力の矛盾の現われといえます。

憲法改正:自民、改憲大綱素案を撤回へ 策定作業、大幅遅れ――党内に批判強く(毎日新聞)
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こんどは亜細亜大野球部員がJR内で集団痴漢

国士舘大サッカー部員の事件に続いて、こんどは亜細亜大の野球部員5人が、JR電車内で集団痴漢の現行犯で逮捕されました。

別に大学運動部の学生だけが「アホ」だとは思いません。問題は、いまどきの学生、若者の「性」にたいする意識をここまで歪ませたものは何か? ということ。僕は、別に性的表現を取り締まれと言うつもりはありませんが、青少年の目に簡単に触れるところに、こうした画像・映像が野放しになっている現状は、絶対にあらためていく必要があります。

追記:
12月27日、地検は、この事件については5人全員を不起訴とし、主犯格とされた1名についてのみ別件で起訴しました。したがって、今回の事件は“見込み捜査”による誤認逮捕だった可能性があります。→亜細亜大野球部員不起訴、主犯格1人別件で起訴

電車内で女性にわいせつ未遂、亜大野球部員5人逮捕(読売新聞)

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さて、アホは誰か?

麻生総務相が、定率減税縮小にたいし「同じことを2度やったらアホ」と批判したと報道されています。

1997年に、橋本内閣が消費税増税などをやろうとしたとき、「9兆円の負担を国民に押しつけるもの」と批判したのは日本共産党不破委員長(当時)でした。そのとき、“聞く耳持たぬ”と頑なに増税・負担増路線を突き進んで、回復し始めていた景気をどん底に落としたのは、当の自民党でした。

それとは別に、定率減税廃止をぶち上げた政府税調の石会長は、財政学界で何の学問的権威も業績もない「アホ」です(昔、先輩から「石先生に財政学を勉強したなんて言ったら、バカにされるぞ」と言われました)。

「同じことやったらアホ」総務相、定率減税縮小に慎重(読売新聞)
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在日米軍再編、来年2月にも「戦略合意」へ

米大統領選のため一時中断していた在日米軍の再編問題ですが、来年2月に日米安全保障協議委員会(2+2)での「戦略合意」にむけて動き始めました。

「戦略的合意」なんて言ってますが、要は、米軍基地をどこに移転させるかという議論から入ると、移転先の反対が起こるので、具体的な移転計画を後回しにして、まず米軍の世界的再編の方向をまず両政府で確認し、日本政府の協力を約束するところから始めようということです。

アメリカに、在日米軍基地の「価値」を高く売りつける絶好のチャンスなんですが(――もちろん僕は、そんな「高く」売りつけるより、米軍に出ていってもらった方がよっぽどいいと思ってますが)、すすんで対米協力を謳うところから始めようというのですから、日本政府にはそんなつもりはさらさらないようです。

在日米軍再編、2月にも「戦略合意」(NIKKEI NET)
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