新潟中越地震の救援募金の呼びかけをしました

今日は、夕方、新宿駅東口で、新潟中越地震の被災者支援のための救援募金の活動に参加してきました。

人通りはたくさんですが、選挙の訴えでビラ配りをしてもなかなか受け取ってもらえない場所です。しかし、今日は、震災被災者支援の募金だということで、たくさんの人が協力してくださいました。いつもだと、共産党の訴えには立ち止まってもらえないような(?)サラリーマンの方が募金してくれたり、チャパツの男の子とミニスカ、ハイヒールの女の子のカップルが財布の小銭を全部入れてくれたり、いろんな人が協力してくれました。ありがとうございます。

それにしても、震災の状況は、なかなか深刻です。阪神大震災の時のように何千人もの犠牲者こそでていませんが、山崩れ、崖崩れで道路が寸断され、山間部の集落が孤立して、まだまだ支援が届いていないという被災者の方もたくさんいるに違いありません。阪神大震災のときの神戸も寒かったですが、秋から冬に向かう新潟の夜も相当冷えているようです。温かい食事に暖かい毛布、安心して休める場所の確保などとともに、子どものための粉ミルク、紙おむつも必要です。炊き出し部隊など、全国のボランティアが支援に入るためにも、交通路の確保・復旧も急がれます。少しずつ改善しているようですが、量ももっと必要だし、支援のスピードも必要です。

支援募金に協力してくださったみなさんの気持ちは、きっと現地にも伝えられると思います。これからもよろしくご協力ください。

日本フィルハーモニー第564回定期演奏会

金曜日、日本フィルハーモニー交響楽団の第546回定期演奏会に行ってきました(サントリーホール)。
プログラムは、以下の通りです。指揮は、下野竜也さんでした。

  • 猿谷紀郎:潦(にわたずみ)の雫
  • シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120
  • ウェーバー:劇音楽《トゥーランドット》作品37より 「中国風序曲」「行進曲」
  • ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容

最近の日フィルは、弦の響きがよくなっていて、今日も、とくに2曲目のシューマンの交響曲第4番がなかなか聴かせる演奏でした。4曲目のヒンデミットは、僕の好きな作曲家ですが、“本歌取り”の元歌であるウェーバーのトゥーランドットからの曲と並べての演奏と、プログラムもなかなか趣向が凝らされていて、楽しませてもらいました。

指揮の下野さんは1969年生まれの若手。ちっちゃい身体をいっぱいに使った精力的な指揮振りで、好演でした。演奏終了後も、なかなか御本人が中央に出ようとせず、オケのパートをたたせるなどするばかりで、最後に楽団員から催促もされてようやく指揮台にのぼってお辞儀をされると、大きな拍手を集めていました。
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米軍ヘリ墜落事故 後部ローター・ピンは正しく装着されていた?

沖縄・米軍ヘリ墜落事故での米軍の調査報告書が、事故原因を後部ローターの接続ピンの装着ミスとしていることにたいして、報告書の添付資料にピン装着を確認したとの整備要員の証言があると、岩国市議が指摘。

もしピンが正しく装着されていたとしたら、金属疲労によるピンの破損→墜落という可能性も出てきます。

沖縄・米軍ヘリ墜落 報告書に疑問点――岩国市議、事実解明求める/山口(毎日新聞)

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在日米軍再編で詭弁

在日米軍基地再編問題で、とくに米陸軍第1軍団司令部のキャンプ座間への移転について、19日、小泉首相が、安保条約第6条の極東条項にとらわれず、「世界の中の日米同盟」の観点で対処すると発言。安保条約と「日米同盟」との使い分けで、ごまかそうということです。

さらに政府は、21日になって統一見解を出しました。そこでは、米軍の再編は「現行の安保条約の枠内で行われることは当然」だと宣言、つまり「当然」なんだから問題など起こるはずがないということです。

こうやって問題そのものの存在を否定してしまえば、あとは「日米同盟」でなんとでも説明できる、というわけです。

<小泉首相>日米同盟、世界規模で 極東条項に柔軟姿勢(毎日新聞)
極東条項の解釈変更せず=米司令部の「座間」移転問題で見解 政府(時事通信)
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自民党憲法調査会、「戦力の保持」明記で一致

「戦力の保持」を憲法に明記したのでは、たんに「自衛隊の合憲性を明確にする」なんてもんじゃすまないでしょう。戦力は保持するが戦争は放棄するなどというのは、自衛隊の存在以上に「矛盾」です。つまるところ、戦力保持、戦争も放棄せず…ということになるのは必然です。

「戦力の保持」明記、自民憲法調査会が一致(読売新聞)
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イーアクセス47Mに切り替えたのですが…

これまで、インターネットには、イー・アクセスの12Mコースで接続していました。しかし、いまキャンペーンで変更手数料が無料、NTT工事費はペイバックしてくれるというので、47Mへの変更を申し込みました。

で、昨日、新しいモデムが届いたので、さっそく付け替えてみました(回線速度は12Mのまま)。すると、これまで古いモデムで接続測度7000kbps(下り)をちょっと下回っていたのが、7300kbps程度にスピードアップ! やった?!と喜んでいたのですが、今日、正式に回線速度47Mに切り替わったら、接続測度は6750kbps(下り)にダウンしていました。(/_;)

しかし、体感的には前より確実にスピードアップしたように思えます。どうしてでしょうか?
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西武株、ワコールが買い戻し請求

コクドによる西武株売却に関連して、9月上旬に250万株を28億2000万円で購入していたワコールが、事前に「上場廃止基準に抵触しているといったことはいっさい聞いていなかった」として、買い戻しを請求。

ワコールも西武株250万株購入、コクドに買い戻し請求 NIKKEI NET

コクドが、問題発覚前に、堤会長先頭に西武株売却をすすめていたことは、「毎日」21日付が詳しく報道しています。

西武鉄道の株問題:株売却、8月の社内会議で決定 堤前会長も了承――コクド(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
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「英霊にこたえる会」が、靖国参拝違憲判決を下した裁判官に不当圧力

今年4月、小泉首相の靖国参拝訴訟で、「参拝は違憲」とする判決を下した福岡地裁の裁判官にたいして、「英霊にこたえる会」が裁判官弾劾を求める訴追請求状6千通余を提出しました。産経新聞は、「市民団体」という見出しを掲げていますが、「英霊にこたえる会」は市民団体などとは言えません。

しかしもし、個々の裁判の判決内容を理由に裁判官が訴追されるようになれば、裁判官は時々の政権に逆らう判決が下せなくなります。訴追委員会に持ち出されるというだけでも、相当な圧力になるでしょう。司法の独立と中立性を侵害する不当な圧力は絶対に許されません。

3裁判官の罷免請求6036通 市民団体、靖国参拝ねじれ判決(産経新聞)
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横浜ベイスターズの選手も…

横浜ベイスターズも、一場選手に現金を手渡していたことが明らかになりました。現金の授受は、巨人の不正が明らかになる前だということです。金額は20数万円と、巨人の200万円に比べると少額ですが、逆にいうと、この程度の現金授受は当たり前になっていたのかも知れません。

横浜も一場投手に現金渡す(NHKニュース)
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いきなり名乗られても…

いかにも、と言う感じの怪しいメールが来ました。出会い系サイトならともかく、いきなりこんなメールを送ってこられて、その気になる人っているんでしょうかねえ……。

ちなみにこの人、「谷口ゆみか」以外にも、いろいろ名前を持っているみたいです。(^^;)
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ヤフーBB、相変わらずのトラブル

最近は、駅前などでの派手な勧誘が減ったと思っていたら、今日の「東京新聞」に、ヤフーBBのADSL勧誘をめぐるトラブルが取り上げられていました。

中には、勧誘を断っていたにもかかわらず、一方的にモデムを送りつけたとか、モデムを送り返したにもかかわらず「別途、解約手続きがおこなわれていない」として利用料を請求する、など、相変わらずの手口と相変わらずのトラブル。この会社って、ホントに直らないですねえ…。

ヤフーBBの勧誘トラブル多発(東京新聞)

記事によれば、顧客対応窓口である「カスタマーサポートセンター」自体が外部委託業者であり、料金請求も外部委託業者だということで、いくらトラブルが発生してもヤフーBB本体はすこしも痛まない構造になっているようです。
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台風23号、土佐清水市に上陸

台風23号(午後1時現在)

台風23号は、午後1時頃、高知県土佐清水市に上陸しました。
何だか急に北向きになったような気がしますが、進路予報はあいかわらず東向き。関東へいちばん接近するのは、今夜夜中から明日未明になりそうです。

ということで、ひきつづき寝込んでます…。現在体温37.4度

風邪を引きました…

台風23号が接近中ということで、雨の中、出勤したのですが、着いた頃には、ゾクゾク寒気がするし体中の節々が痛い…。近くの診療所へ行って、熱を測ってみると36.8度。あ〜、風邪だ…。「なるべくよく寝るように。仕事はさぼるように…」というお医者さんのありがたい言葉をいただいて、そのまま帰ってきました。

で、さっき測り直してみたら、こんどは37.6度。着実に発熱しています…。ということで、今日は、このまま寝ます…。ヘ(x。x)ヘ

意識がないとはどういうことか?

今日の日経夕刊の「生活」欄の「意識障害者 支援を」の記事は、なかなか衝撃的でした。
脳梗塞・脳出血、あるいは交通事故などで、いわゆる「植物状態」になった患者が急増し、全国では4万人以上になると予想されているそうです。こうした遷延性意識障害者の患者のケアが、家族に大変な負担をもたらしています。いまはこうした状態でも、3カ月たつと病院からは転院を迫られ、いくつかの病院を転院した後は、結局、家庭で介護することにならざるを得ません。しかし、植物状態の患者は自力で痰をきることができないので、夜中だろうが、昼間だろうが、2時間おきに痰の吸飲を続けなければなりません。これを何年にもわたって続けるというのは、精神的にも大変大きな負担になります。

しかも、世間的には「植物状態」になると“長くはない”と思われがちですが、こうした状態の患者専門の千葉療養センターでは、20年間に入所した117人のうち病院で死亡した患者はわずか12人。他人との意思疎通が出来る状態に回復した患者も少なくないと言います。

それだけに、いまの家族に負担を押しつけるだけの状態を改善することが望まれます。

ところで、驚いたのは、その記事のなかで、19年前に交通事故で植物状態になったと判定された35歳の男性の話です。この人は、現在は、体は不自由ながら、透明のボードに書かれた50音表を目で追うことで、向かい合った人と会話が出来るようになっているというのです。

そうして、日経の記者がインタビューした中身です。

 ――意識を回復したのはいつですか。
 「入院直後から意識はあった。でも、伝えることができなかった」

 意識がないとはどういうことか、あらためて最先端の医療研究をもとに、対策が必要だと思いました。

台風23号が接近…

台風23号(10月19日午後5時現在)

台風がまたまた上陸しそうです。上陸すれば、今年10個めになります。
東京は、今朝から、また雨、雨、雨…。東京最接近は、明日の夜中になりそうですが、はたして今回はどうなるでしょう……。

自民、党ぐるみでう回献金か

朝日新聞は、自民党事務局長が、日歯連(日本歯科医師連盟)の政治献金の処理のために、自民党の政治資金団体「国民政治協会」名の領収証を日歯連側に渡していたと報道。

う回献金は、政治家個人への献金には上限があるが、「国民政治協会」への献金には枠はないことを利用して、表面上は国民政治協会への献金に見せかけながら、実際には特定政治家(といっても自民党の国会議員だけどね)にカネを渡す、というもの。それを、自民党の事務局長が手伝っていた訳だから、“自民党ぐるみ”の不正献金だと言われても仕方ないでしょう。

自民党事務局が資金団体名で偽装領収書 日歯連献金 ―asahi.com

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野村証券男女差別人事訴訟、高裁で和解

野村証券の女性社員が、コース別人事制度で賃金・昇格差別を受けたと野村証券を訴えた訴訟で、東京高裁において原告側全面勝利の和解が成立しました。

この裁判は、男性は「総合職」、女性は「一般職」とする男女別のコース別人事で、たとえば高卒男性は勤続13年で課長代理に昇進するのに対し女性は平社員のまま、年収でも300?400万円の格差がつくという差別待遇の是正を求めて、1993年に提訴されたものです。
和解では、一審では認められなかった在職中の原告全員の課長代理への昇格、原告全員への一括和解金の支払いなどが認められました。なお、男女コース別人事には、すでに一審の段階で、男女雇用機会均等法違反だという判断が下されています。

原告のみなさん、おめでとうございました。ヽ(^^@)/

女性3人を総合職に 野村証券男女別人事訴訟で和解(朝日新聞)
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モンスター

モンスター

今日は、渋谷で「モンスター」を見てきました。シャーリーズ・セロンがアカデミー賞最優秀主演女優賞をもらった映画。実在の女性死刑囚アイリーン・ウォーノスの物語です。

舞台は80年代のフロリダ。13歳から娼婦として暮らしてきたアイリーンは、偶然、ゼルビーと出会う。ゼルビーは、父親から同性愛の治療を命じられて、フロリダへやってきていた。意気投合した2人は、一緒に暮らすことを決意。アイリーンは、そのための資金を手に入れようと男を誘ったが、その男は娼婦に暴力をふるうことで興奮する野郎だった…。やむを得ずアイリーンは男を殺し、金とクルマを奪ったが…。

シャーリーズ・セロンは、この映画のために13キロ体重を増やしたそうです。そのうえ、目元にたるみ、シミやそばかすだらけのメイキャップで、まったくブロンド美人の面影はありません。他方で、アイリーンが“愛”したゼルビーを、童顔(その実、もう24歳なんですが…)な、だけど“脱ぐと私すごいんです”のクリスティーナ・リッチが演じています。しかし、このゼルビーがなかなかのくせ者です。(以下、ネタばれの可能性あり)

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警部補が拘置中の女性の髪に火をつける

警部補が拘留中の女性の髪に火をつけるという事件がありました。報道では、「暴行容疑で事情を聞いている」となっていますが、これは刑法195条「特別公務員暴行陵辱」罪でしょう。身内の事件だからと、勝手に甘くするのは許されません。ちなみに、この警部補は留置管理課係長です。

拘置中の女性の髪に火 群馬県警桐生署の警部補(共同通信)

刑法第195条【特別公務員暴行陵虐】 裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者が、その職務を行うに当たり、被告人、被疑者その他の者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をしたときは、七年以下の懲役又は禁錮に処する。
 2 法令により拘禁された者を看守し又は護送する者がその拘禁された者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をしたときも、前項と同様とする。
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アメリカべったりの発想から脱却して「柔軟」にならねば…

在日米軍基地再編問題について、町村外相は、16日午後、記者会見で、日米安保条約の「極東条項」にとらわれず、「柔軟な発想で議論すべきだ」との認識をしめした。

極東条項とらわれず議論 外相「柔軟、大局的に」(共同通信)

「極東条項」は、米軍が日本に基地を置く理由を、「日本の安全」および「極東の安全と平和」を守るためと規定したもの。従来、この規定を根拠に、「安保条約は日本を守るためのもの」と説明してきたはず。この規定にとらわれないということは、日本や極東に限らず、米軍は世界中に向けて自由に在日基地から進撃してよろしいということになります。まあ、実際にはすでにそうなっているのですが、安保条約の定めをいっそう有名無実化することになります。

そもそも条約というものは、2国間の取り決め。アテネ・オリンピックのとき、ギリシアで、テロ対策のためにせよ外国軍隊が国内に駐留することが大きな議論を呼んだように、自国に外国軍隊を駐留させるというのは一国の主権にとって大問題。だからこそ、日本国内に駐留する外国軍隊(=米軍)の行動に、一定の規制をかぶせたのが安保条約の「極東条項」。その規制を、日本政府の側から「ないものとして考えよう」などと言い出すというのは、まったくもって主権・独立の何たるかを理解しないもの。アメリカが要求すれば、安保条約だって、憲法第9条だって「とらわれずに柔軟に」対応する自民党の発想は、まったく逆立ちしたものだと言わざるをえません。
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