昨日の、イギリス政府が景気対策のために消費税を引き下げたというニュース。今朝の「毎日新聞」を見たら、日本でも引き下げよという世論が広がるんじゃないかと、政府・与党がびくびくしているという記事が出ていた。
同じ2兆円を使うなら、消費税率を1%下げるほうが、きっと歓迎されるに違いない。
昨日の、イギリス政府が景気対策のために消費税を引き下げたというニュース。今朝の「毎日新聞」を見たら、日本でも引き下げよという世論が広がるんじゃないかと、政府・与党がびくびくしているという記事が出ていた。
同じ2兆円を使うなら、消費税率を1%下げるほうが、きっと歓迎されるに違いない。
イギリス政府は、景気対策のために、消費税(付加価値税)を2.5%引き下げることを発表。125億ポンド、約2兆9000億円の減税になるらしい。
ブラウン首相曰く――「異例な時だからこそ、異例な行動が必要だ」。ごもっともなご指摘。景気対策と称して、3年後の消費税増税を発表するどっかの総理大臣に爪の垢でも煎じて飲ませたい話です。
ホンダが日米欧の5ヵ所の生産拠点で減産をさらにすすめるというニュース。
日本では、埼玉工場で4万台の減産にともなって、270人の期間従業員を12月で契約打ち切り、つまり解雇するというのだ。ところが、イギリスでは、来年2月、3月と2カ月、工場を操業停止にする一方、4800人の雇用は維持するという。
ヨーロッパでは工場の操業停止までやりながら雇用を維持することができるのに、なぜ日本では、すぐに従業員を解雇するのか? ホンダは、日本でもイギリスと同じように雇用を守るべきだろう。
ヨーロッパでは、大量解雇をすすめる場合、事前に労働組合や工場の労働者代表と協議することが義務づけられている。だから、簡単には解雇できないのだ。ところが日本では、やりたい放題。「せめてヨーロッパ並みの働くルールを」と要求するのは、まさにこういうことをいうのだ。
今日は代休をもらったので、渋谷で最近公開された映画「ブーリン家の姉妹」を見てきました。
舞台は16世紀のイングランド、チューダー朝の2代目、ヘンリー8世の治世(在位1509?47)。お世継ぎがほしかったヘンリ8世は、妃キャサリンと離婚をして、アン・ブーリンと再婚する(1533年)。しかし、当時の教会は離婚を認めなかったので、ヘンリは、ローマ教会から分離を決意する(いまにいたるイングランド国教会の成立)。しかし、アンに男子は産まれず、彼女は姦通罪で1536年に処刑される。
イギリス紙のテレグラフが、蟹工船ブームと日本共産党に入党する若者が増えていることに注目した記事を掲載。
Japan's young turn to Communist Party as they decide capitalism has let them down – Telegraph
イギリス政府が、同国大手銀行に総額500億ポンド(約9兆円)の公的資金を資本注入することを決定。イギリスの銀行株は、昨日、急落していた。
金融危機:英が資本注入へ 大手行に公的資金9兆円(毎日新聞)
米DJニュース:英政府による銀行救済策は十分か(NIKKEI NET)
イギリスの金融機関株価が急落。「資金支援に関する協議が行われている」とする報道があっただけで、株価が急落するというのは、市場がいかに過敏になっているかということ。
アメリカでは、連邦準備理事会が、民間企業のCP(コマーシャル・ペーパー)を直接買い取るという話まで飛び出しているそうな…。
英金融機関の株価急落、資金支援で英政府と協議との報道(ロイター)
FRB、企業の資金繰り直接支援 CP購入など検討(NIKKEI NET)
米FRBと財務省、CP市場支援の追加措置を検討=関係筋(朝日新聞)
イギリス国教会の大主教が、マルクスを評価する発言をした、というニュース。
英国の大主教、投機を批判/虚構が生んだ富/“マルクスは正しかった”(しんぶん赤旗)
Spectator紙に載ったというイギリス国教会大主教の発言は、こちら↓。
Face it: Marx was partly right about capitalism | The Spectator
『蟹工船』ブームは、英紙インディペンデントだけでなく、実は、21日付の英紙「ガーディアン」でも取り上げられていました。
Japan: Marxist book turns bestseller 79 years on – The Guardian
ということで、こちらもヘッポコ訳です。
時事通信によれば、イギリスの新聞「インディペンデント」22日付が、日本の『蟹工船』ブームを取り上げました。
「蟹工船」ブームを紹介=失われた労働者保護に不満?英紙(時事通信)
そこでまたまた記事を探してみました。といっても非常に簡単。インディペンデント紙のサイト内で、'takiji'で検索するだけ。
で、見つかったのがこの記事↓です。
イギリスBBC放送のラジオ4の「In Our Time」という番組で、20人の哲学者のなかからリスナーの投票でマルクスが「最も偉大な哲学者」に選ばれた、とのことです。
BBC – Radio 4 – In Our Time – Greatest Philosopher – Karl Marx