イタリア新政権、富裕層への課税強化

イタリア新政権が富裕層にたいする課税を強化することに。

そのニュースの中に出てきたデータですが、イタリアでは、1%の富裕層が全資産の13%を保有しているそうです。それだけで資産は1兆ユーロほど。ここに0.5%課税するというのだから、税収は50億ユーロほどになる計算です。

日本で同じことをやったら、どれぐらいの税収が確保できるんでしょうねえ。

伊、追加財政再建策急ぐ 富裕層増税など検討 来月5日の閣議決定目指す:日本経済新聞

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そろそろイタリアの番ですか…ね

ギリシャのパパンドレウ首相が辞任して一段落?したかと思えば、次はイタリアが危ないといわれだした。しかし、フィンランド首相が言っているみたいに、イタリアは公的資金で支援するにはでかすぎる(もちろん、デフォルトしたときにもでかすぎるのだが)。

止まらぬ金融界のデレバレッジ、本邦勢も欧州国債を処分売り | Reuters
「危険水域」のイタリア、生き残る唯一の道はECBの支援 | Reuters
イタリア、救済するには大き過ぎる=フィンランド首相 | ビジネスニュース | Reuters

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文字どおりの一喜一憂?

ギリシャ国債の50%減額などで合意して、これでとりあえずなんとかなる…と報道されたのが、わずか2日前。昨日は、ニューヨークで3ヵ月ぶりの株価回復と言われたのですが、早くもリスク回避の動きが始まっているというニュース。

米国債(28日):反発、リスク志向後退 – 欧州危機への楽観薄れ(1) – Bloomberg

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一番の主役はおばあちゃん!

あしたのパスタはアルデンテ

あしたのパスタはアルデンテ

今日は、お昼から渋谷ハチ公前での原発ゼロの署名行動に参加。最初は木陰にいたんですが、時間と共に日陰が移動して、結局、かんかん照りの炎天下に1時間……、暑かった〜

で、そのあと、銀座シネスイッチで、イタリア映画「あしたのパスタはアルデンテ」を見てきました。(今年10本目)

あらすじはこんな感じ。

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財政再建するなら富裕層への増税で

ヨーロッパで、最富豪層のなかから「われわれに増税を」の声が起こっていることは前に紹介したとおりですが、イタリア政府は、財政再建に向けて富裕税の導入を決めた。当初は、50万ユーロ(約5400万円)以上の所得に3%の特別課税といわれていたが、30万ユーロ(約3240万円)以上に引き下げられたというニュースも流れている。

おもしろいのは、ベルルスコーニ政権が、いったんは富裕税の導入を断念したのだが、そのことが伝わると国債価格が急落!! 結局、市場に不信感を突きつけられる形で、政府は、富裕層への増税に踏み切らざるをえなくなったのだ。

いまや「財政再建は富裕層への増税で」が市場の声。野田さんも、それに耳を傾けてはいかが?

イタリア、財政再建へ富裕層向け課税:日本経済新聞
G7、欧州危機封じ焦点…9日から仏で開催:読売新聞
NY市場 イタリア、富裕税の課税最低限を30万ユーロに引き下げへ:Klugクルーク

富裕税はイタリアだけではない。ポルトガルも、年間利益が150万ユーロ(約1億6000万円)以上の企業に3%、富裕層には2.5%の付加税を課すことを決定した。

ポルトガル:法人税・富裕層増税の計画発表――赤字削減目標達成に向け – Bloomberg.co.jp

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「われわれに増税を」

昨日、日刊「しんぶん赤旗」を読もう(6)で紹介した、欧米の大富豪たちが、「われわれに増税を」と主張しているというニュース。関連する記事を集めてみました。

1本目は、ドイツの富豪グループの動きを報じた英紙ガーディアンの記事。2本目は、投資家バフェット氏がニューヨークタイムズ紙に寄稿した「超富豪を甘やかすのをやめよ」。3本目は、イタリア・フェラーリの社長が「金持ちはもっと税金を払うべきだ」と主張したという記事のようです。

これからぼちぼち訳してみたいと思います。

Tax us more, say wealthy Europeans | The Guardian
Stop Coddling the Super-Rich – NYTimes.com
Montezemolo : I am rich it is right that you pay more | Ferrari Ferrari

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ベルリングェルが死んで奇跡は起こった

映画「人生、ここにあり!」

東京は、今日は午前中から雨が降り出し、一時はかなりの土砂降りになりましたが、夕方には一段落したので、昨日に続いて、またまた映画を見に出かけました。

今夜はイタリア映画「人生、ここにあり!」です。(今年9本目)

舞台は1983年のイタリア・ミラノ。市場に対応すべきだと唱え、「市場主義者!」と罵られて、労働組合をクビになったネッロが紹介されたのは、精神病院の患者たちの協同組合 ((日本でおなじみの生協も協同組合ですが、生協は消費協同組合。ここに登場するのは協同組合企業、生産協同組合です。))のマネージャーの仕事だった。しかし、彼らの仕事と言えば、封筒に書類を入れたり切手を貼ったりという退屈な補助作業ばかり…。ネッロは、組合員に、補助作業を続けるのか、それとも本格的な仕事で市場に挑戦するのかと提案する。すったもんだの議論のあげく、仕事は寄せ木の床張り作業に決定。しかし、障害を抱えた組合員たちの仕事はなかなかうまくいかない。そんなある日、ネッロが不在中に、床に貼る木が足らなくなり、廃材を使って勝手に作業を進めてしまう。それがデザイナーにうけたことから、協同組合の仕事はうまく滑り出すのだが……。

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イタリア、国民投票で脱原発へ

イタリアの国民投票で、原発再開「反対」が95%を占め、ベルルスコーニ政権がすすめていた原発再開計画はストップされることになりました。

もともとイタリアの国民投票は、投票率が50%を超えないと成立しないという仕組み。つまり、反対の人はもともと投票しなければよいわけだし、さらにたんに面倒だと投票しなかった人もみんな反対とみなされるという制度です。そのため、これまでは投票率が10%、20%で成立したことがなかったそうです。しかし今回は、投票率57%で見事成立!! おめでとうございます。

イタリア国民投票で原発再開を否決、ベルルスコーニ首相に痛手:Reuters

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たっぷり堪能 映画「シチリア! シチリア!」

映画「シチリア! シチリア!」プログラム

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作といえば、映画好きとしては、やっぱり見ずにはいられません。

舞台はイタリア・シチリア。貧しい農民チッコの家にペッピーノが生まれる。小学校のシーンでは、「総統」ムッソリーニが登場するから、時代は1920〜30年代あたり ((ムッソリーニの「ローマ進軍」と政権獲得は1922年。))。貧しさゆえにペッピーノは、チーズと引き替えに羊飼いの手伝いに出され、町に出てその場で牛の乳を搾って売る。やがて第2次世界大戦が始まり ((イタリアの参戦は1940年6月。))、ペッピーノの兄は徴兵され戦場へ。1943年7月にはシチリアに連合軍が上陸する。

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映画「セントアンナの奇跡」

セントアンナの奇跡

日曜日、散髪してさっぱりしたあと、夕方から日比谷シャンテで、映画「セントアンナの奇跡」を見てきました。

予告編を見たときは、ミステリー仕立ての映画だろうか? 事件の秘密をこの子どもが握っているのかなと思ったのですが、実際に見てみると、まったく違っていました。

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イタリア保守系週刊誌が「経済危機で再発見される日本共産党」

イタリアの Panorama 誌が、「経済危機で再発見される日本共産党」(?)という記事を掲載。

Con la crisi i giapponesi riscoprono il partito comunista » Panorama.it

Panorama は、イタリアのベルルスコーニ首相がオーナーの企業グループFininvest の大手出版社Mondadoriが発行する週刊誌。Wikipedia 英語版では right wing Italian newsmagazine と紹介されています。

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「イタリアでは消滅した共産党が復活している国がある」

イタリアのVirgilio notizieというポータルサイト?で、APCOMのニュースとして、「危機が共産党に味方する」(?)という記事が流れています。

冒頭では、「イタリアでは議会から消滅 ((「イタリア共産主義再建党」は、第2次ブローディ内閣によるイタリア軍のアフガニスタン派遣延長をめぐって分裂し、2008年4月の選挙で上下両院の議席を失った。))したし、いわゆる第一世界の国々でも文字通り消滅したが、世界の先進国の中で、『ハンマーと鎌』 ((旧ソ連の国旗などでおなじみの旗のこと。ハンマーが労働者階級、鎌(といっても日本の鎌ではなく、もっと大きな草刈り鎌)が農民階級を象徴。このニュースでは共産主義の代表としてあつかっているが、日本共産党の旗は「ハンマーと鎌」ではない。))が復活している国が1つある」といって、日本で共産党が15カ月連続で党員を増やしているというニュースが大きな話題になっていると紹介しています。たぶん (^^;)

Giappone/ La crisi spinge su adesioni Partito comunista -focus | Esteri | ALICE Notizie
Giappone/ La crisi spinge su adesioni Partito comunista… -2- | Esteri | ALICE Notizie

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イタリアの新聞?が日本共産党を取り上げる?!

インターネットを探っていたら、こんな記事が。

どうやらイタリアの新聞?のようです。それともたんなるブログ? 金融関係のサイトのようですが、なんにせ、イタリア語なので、ほとんど皆目分かりませ。(^_^;)

GIAPPONE : FORTUNA COMUNISTA . – Finanza in Chiaro – Editoriali – Notizie – Borsa & Mercati

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イタリアで米軍基地拡張反対で7万人がデモ

イタリア北部ビチェンツァで米軍基地拡張計画に抗議し、デモを行う人々(17日、AFP=時事)

17日、イタリア北部のビチェンツァで、米軍基地の拡張に反対するデモがおこなわれ、7万人が参加。

こんどの基地拡張は、現在のビチェンツァの基地を近くの地方飛行場に移し、現在、ドイツとイタリアに分かれている米軍第173空挺団を集結させ、人員も現在の2800人から4500人に増員するというもの。デモには、政権与党の共産主義再建党の幹部なども参加。

伊で駐留米軍基地の拡張に反対する7万人デモ(読売新聞)

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トリノ・オリンピック閉幕

車いすを操作して五輪旗を振る、次期冬壤??輪開催地バンクーバーのサリバン市長(朝日新聞)

オリンピックの閉会式。いろいろ演出も見事だったし、荒川選手をふくめ、選手の顔が優しくなっているのもよかった。でも一番印象に残ったのは、次の開催地バンクーバーの市長さんが車イスだったこと。「朝日」の記事によれば、19歳の時、スキーの事故で首を骨折し、手足の自由を失ったのだそうです。

カナダらしい、といってしまえばそれまでかも知れないけれど、日本でも障害者が市長や首相になって、だれも不思議がらない、そんな社会がくればいいなと思いました。

車いすに五輪旗翻る サリバン市長、壇上くるり披露(朝日新聞)
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イタリア、年内のイラク完全撤退を明確化

イタリアが、今年末までにイラク派遣軍を完全撤退することを表明。同時に今年6月までに1000人を撤退させる計画も発表し、具体的に撤退に踏み出しました。

今年末までにイラク完全撤退 イタリア国防相(朝日新聞)
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米兵の「違反なし」

人質だったイタリア人記者が、救出されて空港へ向かう途中で米兵に射撃され、同行していたイタリア人が死亡した事件について、米軍は、「米兵らの違反なし」の予備的調査報告をまとめました。イタリア側の反発は必至。さて、どうなるか。

伊記者ら誤射「違反なし」 米軍が予備的調査報告(共同通信)
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解放後米軍に銃撃されたイタリア人女性記者の手記

解放後に伊「イル・マニフェスト」紙に掲載されたジュリアーナ・ズグレーナ記者の手記です。この事件後、イタリア政府はイラク派遣軍隊の段階的撤退を表明し、すでに事態は次の段階に向けて動き始めていますが、だからといって、この銃撃の原因があいまいにされてよいと言うことではありません。

この事件の後には、イラク軍副司令官が米軍によって射殺されるという事件も起こりました。はたして米軍はイラクで何をやっているんでしょう?

速報478号 「私の真実」解放後に米軍に銃撃された記者の手記 050316
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イタリア女性記者の証言

イラクで解放されたイタリア人記者が、解放直後、米軍に銃撃された事件で、当時の様子を証言。

記者は、検問所でもなかったし、自動車は普通のスピードで走っていたと主張。「検問所に高速で接近してきたので」というアメリカ側の言い分とまっこうから食い違っています。

解放伊女性記者:「米兵いきなり発砲」誤射当時を証言(毎日新聞)
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