日フィル第675回定期

日フィル第675回定期演奏会

日フィル第675回定期演奏会

昨夜は、日フィルの定期演奏会でサントリーホールへ。来シーズンから首席指揮者就任が決まったインキネンの指揮で、前半はシベリウスの珍しい2曲。後半はマーラー撰集第6弾ということで、テノール/バリトンの組み合わせで「大地の歌」。

  • シベリウス:歴史的情景第1番 op.25
  • シベリウス:組曲《ベルシャザールの饗宴》
  • マーラー:大地の歌

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日フィル第665回東京定期演奏会

金曜日、日フィルの定期演奏会を聞いた。プログラムは、インキネンの指揮で、

  • シベリウス:交響詩《大洋の女神》
  • マーラー:交響曲第7番《夜の歌》

マーラーも楽しみだったが、シベリウスの「大洋の女神」が実演を聞くのが初めてで大いに期待した。

「大洋の女神」は、期待に違わず、インキネンの細部にまでこだわった演奏がシベリウスの繊細なハーモニーを浮かび上がらせて見事な演奏だった。

しかし、後半マーラー7番は、私には納得のいかない演奏だった。スッキリと見通しのいい演奏だったと評価する向きもあるようだが、マーラーらしい“何か”が欠けていた上、足許がたいそうもたついていたように聞こえた。金管は(トランペットを除いて)とてもいい音で大活躍したと思うが、インキネンが弦を極端に抑えるので、管と弦の音量のバランスが悪かったように思う。

どうも僕はインキネンとは相性が悪いようだ。

演奏会形式といいながらオペラが目の前で演じられているようで

土曜日、日フィルの第653回定期演奏会を聴いてきました。オール・ワーグナー・プログラム、指揮はピエタリ・インキネンです。

  • ワーグナー:ジークフリート牧歌
  • ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
  • ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」より第1幕

ソリストは、ソプラノ(ジークリンデ):エディス・ハーラー、テノール(ジークムント):サイモン・オニール、バス(フンディング):マーティン・スネル。

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インキネン&日フィル シベリウス・チクルス第2弾!

日フィル第286回横浜定期

日フィル第286回横浜定期

昨日は横浜まで出かけて、インキネン&日フィルのシベリウス・チクルス第2回を聴いてきました。

  • シベリウス:交響曲第4番 イ短調 op.63
  • シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 op.43

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インキネン×日フィル×マーラー交響曲第3番

日フィル第633回定期演奏会(2011年9月2日)

金曜日、日フィルの、2011/12シーズン最初の定期演奏会を聞いてきました。指揮は、日フィル主席客演指揮者のピエタリ・インキネン。

  • マーラー:交響曲第3番 ニ短調

インキネンのマーラーは、前回 ((4月には第6番が予定されていましたが、インキネンが来日をキャンセルしたため、今回がインキネンの「マーラー撰集」第2回となりました。))第1番がいまいちもやっとして少々心配していたのですが、この日は、管も弦もインキネンの追求する透明感のある音を響かせて、なかなかお見事な演奏でした。個人的には、もう少し派手さと艶やかさがあった方がマーラーらしくて好みなんですが、それはそれとして、日フィルの透明度の高い音が印象的でした。

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押さえつつ充実させて インキネン×日フィル×第九

日フィル「第九」特別演奏会(2010年12月19日)

「第九」第2弾として、今日、サントリーホールで日フィルのコンサートを聴いてきました。指揮は、日フィルの主席客演指揮者ピエタリ・インキネン。

 ベートーヴェン:《エグモント》序曲
 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125 《合唱》

インキネンは、先日の定期演奏会で「がっかり」したところがあったのですが、今日は、押さえながらも充実させた響きで、ソリスト、合唱のすばらしさともあいまって、見事な演奏でした。

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もやっと、もやっと… インキネン×日フィル×マーラー

日フィル第626回定期演奏会(2010年12月10日)

今朝は、寝過ごした!と思って目が覚めたにもかかわらず、体がさっぱり動かず、もがき苦しんだあげく、時計を見ると午前2時半…。それをしっかり確かめたにもかかわらず、まだ、寝過ごした、急いで起きなくちゃ…と真剣に焦りまくって、なんでこんなことをやってるんだろう? と思ったところで、目が覚めました。要するに夢か寝ぼけたかなんでしょうが、すっかり目が覚めてしまい(目が覚めてから時計を見たら、やっぱり午前2時半でした)、まったくの寝不足の一日でした。(- -;)

で、ふらふらのまま仕事をして、そのままふらふらしながら、サントリーホールへ。日フィルの定期演奏会です。

 シベリウス:組曲《クリスティアン2世》 op.27
 マーラー:交響曲第1番 ニ長調 《巨人》

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日フィル インキネン主席客演指揮者就任披露演奏会

日フィル第613回東京定期演奏会

暑い(熱い?)夏のたたかいが終了して、金曜日は久しぶりのコンサート。新しく日フィルの主席客演指揮者に就任したピエタリ・インキネンの就任披露演奏会(第613回定期演奏会、サントリーホール)へ行ってきました。

 ショスタコーヴィチ:祝典序曲 作品96
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
   (休憩)
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47

インキネンは、フィンランド出身のバイオリニストで指揮者。1980年生まれというから、まだ29歳!! プログラムに載っていたポートレートは、首にマフラーなんぞ巻いて、なんだこのにやけた男は?!と思ったりもしましたが、いざ実際に振ってみると、表面的な派手さはないものの堅実な指揮ぶりで、なかなか充実した演奏でした。

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