昨日、横浜みなとみらいホールまで出かけて、インバル&都響の新マーラー・ツィクルスの第6弾、マーラーの交響曲第6番を聞いてきました。作品を完全に自分のものにしているインバルと、都響のうまさが相まって、なかなか見事な演奏でしたが、しかし、それにしてもいろいろありました。^^;
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インバル&都響でマーラー交響曲第4番
目の前で澤畑さんが、竹本さんが…
昨日に続き、本日もふたたび横浜みなとみらいホールへ。本日は、インバル&都響の新マーラー・ツィクルス第2弾「復活」でした。
- マーラー:交響曲第2番 「復活」
指揮はインバル、ソリストはソプラノ澤畑恵美さん、メゾソプラノ竹本節子さん、合奏は二期会合唱団でした。
本日の座席はP席の最前列で、行ってみたら、ど真ん中。ということで、目の前にはティンパニが陣取り、そしてインバルが真正面に。2楽章が終わったところで、ソリスト、合唱団が入ってくると、ホントに手を伸ばせば届きそうなところに竹本さんと澤畑さんが…。
インバル=都響〈新〉マーラー・ツィクルス始動!
月曜日のパルジファルに続いて、昨晩も上野の文化会館へ。「インバル=都響〈新〉マーラー・ツィクルス」の第1弾、マーラー交響曲第1番を聞いてきました。
- マーラー:さすらう若人の歌
- マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
前半「さすらう若人の歌」のソロは、バリトン・小森輝彦さん。
インバル×都響×ストラヴィンスキー
土曜日、上野の東京文化会館で、インバルの指揮するストラヴィンスキー2曲を聴いてきました。「東京春祭―東京のオペラの森2012」の企画の1つです。
- ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》(1947年版)
- ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(1910年全曲版)
良くも悪くもインバルふうのストラヴィンスキー。個人的には、もうちょっと土臭くやってくれたほうが好きなんですが、それでも、インバル×都響の演奏は鉄壁。インバルは、演奏のあと、どんなもんだいといわんばかりのどや顔で歓声に答えていました。 (^_^;)
12月のコンサート途中経過
12月のコンサートの途中経過です。
まず、12日は都響の定期演奏会Aシリーズで上野の文化会館へ。今月はインバルの登場です。
- ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番 op.126
- ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
翌13日は読響の定期演奏会。指揮は秋山和慶氏。
- モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)
- ハイドン:交響曲第104番 ニ長調 〈ロンドン〉
- R・シュトラウス:交響詩〈ツァラトゥストラはこう語った〉op.30
そして、本日の、佐渡裕指揮、東フィル「第九」特別演奏会。
- ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付」 op.125
3回のコンサートで最もよかったのは、なんと言っても今日の佐渡裕指揮による第九演奏会です。
いま、この日本で音楽を聴くことの喜び
4月の定期公演を振り替えてもらって、今夜、上野・東京文化会館で都響の定期演奏会を聴いてきました。先週に続いて、インバルの指揮です。
- プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
- ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調(ノヴァーク第2稿・1877年版)
いろいろと版にこだわるインバルですが、2番についてはスタンダードな第2稿にもとづいてこれまでも演奏。ということで、安心して音楽に身をゆだねることができました。(^_^;)
感動は来週に期待しましょう
連休が明けて、ようやくコンサートが再開しました。まずは、インバル&都響の第1弾。
- シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D.485
- R・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
1曲目、シューベルトの5番は「ベートーヴェンの4番とついになっている」(プログラム解説)とのことですが、いかんせん曲のまとまりがベト4とは比べようもありません。楽章ごとにはなかなかいいところもあるんですが…。
インバルにぴったり 都響×ブル6
今日は、都響の定期演奏会ということで、またもやサントリーホールへ(今シーズンは、どのオケの定期もみんなサントリーホールにしてしまったので、サントリーホール日参状態です)。ブル8月間のただ中で、本日は、インバルが都響相手に、ブル6を振ります。
- モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
- ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
インバルのブルックナーというと、いろいろと「稿」へのこだわりがあったりしますが、この第6番にかんしていえば、ブルックナーが改訂をおこなわなかったので、そういう問題はなし。安心して聴いていられます。(^_^;)
届きました(^_^)v
知ってる人は知っている、持ってる人は持っている、インバル指揮のブルックナー交響曲全集です。1982年から1992年にかけて、フランクフルト放送交響楽団と録音されたシリーズ。第3番や第4番、第8番は、ノヴァーク校訂新全集版によって第1稿を取り上げるなど、こだわりのシリーズです。
僕も何枚か持っていますが、今回、デジタルリマスターでBOXリリースされたということで、HMVで注文してしまいました。
ああ天上の喜び インバル×都響×マーラー交響曲第4番
先週は2つコンサートに行ってきました。
1つめは、都響の定期演奏会。マーラーの交響曲第4番に、「大いなる喜びへの讃歌」という俗称があるというのを、プログラム・ノーツで初めて知りましたが、ほんとうに天井から音楽が降り注いでくるようで、うっとりするような演奏でした。
- ラヴェル:シェエラザード
- マーラー:交響曲第4番 ト長調
指揮はエリアフ・インバル、ソプラノは半田美和子さん。
感動しました!! インバル&都響/マーラー交響曲第8番
聴いてきました!! エリアフ・インバル東京都交響楽団プリンシパル・コンダクター就任披露公演。プログラムは、「千人の交響曲」といわれるマーラー交響曲第8番 変ホ長調。(今年16回目のコンサート)
【演奏会情報】
指揮:エリアフ・インバル/ソプラノ:澤畑恵美、大倉有紀枝、半田美和子/メゾ・ソプラノ:竹本節子、手嶋眞佐子/テノール:福井敬/バリトン:河野克典/バス:成田眞/合唱:晋友会合唱団/合唱指揮:清水敬一/児童合唱:NHK東京児童合唱団/児童合唱指揮:加藤洋朗/ソロ・コンサートマスター:矢部達哉/会場:サントリーホール/開演:2008年4月30日 午後7時
この曲、CDではバーンスタイン指揮のとインバルのマーラー全集盤とを持っていますが、この曲はCDに収まるはずもありません。で、実際、ナマで聴いて、初めてこの曲がどんな曲か分かりました。p(T^T)q カンド〜〜〜
爆裂 インバル&都響「第九」
水曜日、インバル&都響の第3弾として、サントリーホールで、第九演奏会を聴いてきました。プログラムは、
- ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
- ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」
ソリストは、ソプラノ澤畑恵美、ソプラノ竹本節子、テノール福井敬、バリトン福島明也の各氏。合唱は二期会合唱団。
合唱団はP席ではなく、舞台の後ろに入れるかたちで、人数は少なめ。しかし、さすが二期会だけあって、声量は十分だし、歌詞も明瞭。ソリストも、しっかり中堅どころで固めて、安心して聴ける陣容でした。
感動的な悲劇的
順番がテレコになりましたが、19日(水)は、インバル&都響の第2弾。マーラーの交響曲第6番「悲劇的」を聴いてまいりました。
マーラーの交響曲第6番は、第1楽章の出だしの低音の弦が刻みつけるように奏でる第1主題と、ティンパニのリズムが印象的。さらに、カウベルが鳴ったり、鐘、鞭、ハンマーが登場するなど、いかにもマーラーらしい、実に多彩な曲です。第4楽章で順調に進んでいたような楽曲が、最後、破綻して終わっていくところが「悲劇的」と名づけられるゆえんですが、電車の中などで聴きながら居眠りしてしまったときに、最後の一撃でビクッと目を覚ますという経験が何度もあります。(^_^;)
年末に向けて まず2連荘…
木曜日、金曜日とコンサートを2連荘。
木曜日は、東フィルのオペラシティ定期。若杉弘さん指揮で、シューベルトの交響曲第8番「未完成」&ブルックナーの交響曲第9番というプログラム。金曜日は、上野の文化会館で、都響&インバルの第1弾、マーラー第7番を聴いてきました。
都響第635回定期演奏会/インバル指揮 R・シュトラウス“アルプス交響曲”ほか
金曜日の「バビ・ヤール」に続いて、土曜日もまたサントリーホールへ。この日は、ふたたびインバル指揮の都響定期演奏会です。日曜日のショスタコーヴィチ交響曲第11番“1905年”がすばらしかったので、期待して出かけてきました。
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
- R・シュトラウス:アルプス交響曲 op.64
圧倒的! インバル&都響 ショスタコーヴィチ交響曲第11番 “1905年”
お昼頃から冷たい雨が降り出しましたが、サントリーホールでインバル&都響のショスタコーヴィチ交響曲第11番“1905年”を聴いてきました。プログラムは、以下の通り。
- ブロッホ:ヴィオラと管弦楽のための組曲(管弦楽版日本初演)
- ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 ト短調 「1905年」 作品103
ハープの不安定な和音から始まるショスタコーヴィチの交響曲第11番。1905年の「血の日曜日事件」にテーマをとった作品で、途中、「同志は倒れぬ」や「ワルシャワ労働歌」などの革命歌が引用されます。1時間近く(インバルの指揮は結構きびきびとして速かった)、楽章の切れ目なく演奏されてゆきます。