東京フィル第719回定期演奏会 シューベルト交響曲第4番、チャイコフスキー交響曲第6番他

3・19集会のあと、銀座パレードを我慢してぬけだしたのは、久しぶりの東京フィルハーモニーのコンサートにいくためでした。

プログラムは、以下の通り。

  • シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D.417 “悲劇的”
  • ホフマイスター:ヴィオラ協奏曲 ニ長調
  • — 休憩 —
  • チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 op.74 “悲愴”

指揮は、ヴィオラ奏者でもあるユーリー・バシュメット。1曲目が「悲劇的」で3曲目が「悲愴」と、ちょいと暗めのプログラムですが、2曲目では、指揮者のバシュメット自身がヴィオラ・ソロをするという、いわゆる“弾き振り”を楽しませていただきました。
続きを読む

上野≪響の森≫ニュー・イヤー・コンサート

今日は、午後から上野へ。文化会館≪響の森≫vol.20のニュー・イヤー・コンサートに行ってきました。飯森範親さんの指揮、東京都交響楽団の演奏で、チャイコフスキー・プログラムです。

 歌劇「エフゲニー・オネーギン」より「ポロネーズ」
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
   (休憩)
 交響曲第4番 ヘ短調 op.36

ソリストは、ロシアのアナスタシア・チェボタリョーワ。

続きを読む

都響 プロムナードコンサート

来年4月から東京都交響楽団の常任指揮者にジェイムズ・デプリースト氏が就任するという話を、昨日初めて知り、今日そのデプリースト氏が指揮する都響のコンサートがあるというので、昨晩に続いてまたまたサントリーホールに出かけてきました。

といっても事前にチケットを入手できなかったので、当日券の窓口に並びました。そうしたら順番を待っているあいだに、「チケットが余っているので、よかったら買ってもらえませんか」と声をかけられ、1階前から6列目という席をゲットしました。最近は安くあげるために2階席、それも後ろの方ばかりだったので、舞台に近い席はひさびさ。オーケストラの音がストレートで聞こえ、なかなかいい席でした。

プログラムは、以下の通り。ロシア音楽シリーズです。ヴァイオリンのソリストは、川久保賜紀さんです。

  • グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番 ニ長調 op.47
  • チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
  • チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36

3曲とも、いわゆるロシア音楽らしく、ロマンティックな曲でした。川久保さんのヴァイオリンは、情熱的で力強い演奏でした。前から6列目だったので、川久保さんの弾くバイオリンの胴体のf字孔から、“ここから音が聞こえてますよ?”という感じで、ビンビン音が響いてきました。
続きを読む