新日本フィル定期演奏会。指揮はアルミンク。28日、サントリーホールにて。
- ウォルトン:ヒンデミットの主題による変奏曲
- ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 op.15
- ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
ヒンデミット好きの私としては大変楽しみなプログラムでしたが、やっぱりちょっと渋すぎたのか、ホールはかなり空席が目立ちました。
3曲の中で、一番よかったのは、2曲目のブリテンのVn協。ブリテンって、戦争レクイエム以外はあまり聴いたことがないのですが、この曲は、スペイン内戦の迫りくる「不安」をモチーフにした作品。それをソリストのイザベル・ファウストが見事に引き込んでいくという感じで、思わず引き込まれてしまいました。