今夜は、先週都響と一緒に公演したスウェーデン放送合唱団の公演をオペラシティで聞いてきました。
- J.S.バッハ:モテット「主に向かいて新らしき歌をうたえ」 BWV225
- ペルト:トリオディオン(1998)
- シェーンベルク:地には平和を op.13
- ブラームス:祝辞と格言 op.109
- マルタン:二重合唱のためのミサ曲
指揮はペーター・ダイクストラ
今夜は、先週都響と一緒に公演したスウェーデン放送合唱団の公演をオペラシティで聞いてきました。
指揮はペーター・ダイクストラ
昨日は、当日券で、日フィル杉並公会堂シリーズ第1回を聞いてきた。指揮は、阪哲朗氏。
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 op.38 「春」
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
阪哲朗氏の指揮を聞くのは初めて。シューマン「春」は非常に華やかで、明るい演奏だった。メリハリが効いているという感じだ。それに比べると、後半は少し演奏に力が入ったか、たとえば4楽章の最後などもう少し陰り、わびしさのようなものが感じられないまま終わってしまった印象。
オケは14編制、対抗配置。ホルン、クラリネット、フルートのトップが良かった。コンサートミストレルは千葉清加さん。アンコールはシューマンの「トロイメライ」弦楽合奏版。
杉並公会堂大ホールは約1,200人のホールだが、残念ながら3分の2程度の入りか。勿体ない限り。このシリーズは杉並公会堂の主催で、日フィル定期会員の割引が効かない。今後のプログラムはさておき、こういうプログラムなら、開始時刻を7時半に繰り下げて、会社帰りでも十分間に合うようにするのも一つの手ではないだろうか。
1月16日(金)、読響第544回定期演奏会。サントリーホール
指揮は準・メルクル、ピアノは金子三勇士。
シェーンベルクの編曲によるブラームスのピアノ四重奏曲第1番は、初めて実演で聴く曲で期待して出かけたが、難曲なのだろう、期待通りという部分とイマイチな部分とが半分半分という感じだった。
1曲目のパッサカリアはオケのまとまりがなく、さっぱりな出来。2曲目、シューマンのピアノ協奏曲は、三勇士くんが弱音部分をテンポ落として演奏したのは好みの分かれるところだろう。僕には、流れがよどんでしまったように感じられた。
それにしても、客の入りが悪い。せいぜい6割というところか。メルクルらしい凝ったプログラムなのに残念である。
今月2回目のコンサート。
昨日は、ブロムシュテット翁の振るN響の定期演奏会を聴いてきました。
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
ブロムシュテットは1927年生まれの86歳、おそらく現役最高齢の部類に入る指揮者です。そのブロムシュテットがどんなブラームスを聴かせてくれるのか、期待して行ってきました。イベントのせいで原宿駅を降りるのに5分もかかる大混雑でしたが、なんとか無事にNHKホールにたどり着き、いつものように3階席へ。広いNHKホールですが、3階席も最後列までほぼ満員でした。
昨日、サントリーホールで、日フィルの第643回定期演奏会を聴いてきました。もうすっかり日が暮れるのも早くなって、6時半過ぎに着いたときにはすでにあたりは真っ暗。季節の移り変わりは早いものです。
指揮はコバケンこと、日フィル桂冠指揮者の小林研一郎氏。会場はほぼ満席で、さすがコバケン人気は不滅です。
読響&アルブレヒトの定期演奏会。期待して出かけたのですが…
ピアノは河村尚子さん。
前半のピアノ協奏曲、河村さんのピアノはどこまでも優しくソフトに。それに合わせて日フィルも、標準的な16型の編成ながら、音はあくまで徹底的に優しく繊細に。それでも少しも縒れないのが今の日フィルの凄いところです。
今日は仕事帰りに新宿のタワーレコードでCDを物色。いろいろ気になるものもありましたが、とりあえず買ってきたのはこの2枚。
1枚目は、サイモン・ラトル指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団:シェーンベルク&ブラームスのCD。ブラームスのピアノ四重奏曲第1番のシェーンベルクによる管弦楽曲版とシェーンベルクの室内交響曲第1番(管弦楽版)を収めたもの。
2枚目は、シャルル・ミュンシュ指揮/パリ管弦楽団:ドビュッシー「海」&ベルリオーズ「幻想交響曲」。有名な、1967年11月のパリ管旗揚げ公演のライブ録音です。
順番が前後してしまいましたが、今週もコンサート2つ行ってきました。1つめは、東フィルの定期。5日は「古典教室」だったため、6日のオペラシティ定期に振り替えていただきました。
指揮は大植英次氏、ピアノはジャズピアニストの小曽根真さん。
8日は日フィルの定期。プログラムは、ハイドン、ヒンデミット、リヒャルト・シュトラウスと並んで、いったい何? という感じですが、広上淳一氏が振るとなれば、何かきっとオチがあるはず…。それを期待してサントリーへ。
昨日、都響定期演奏会を聴きにサントリーホールへ。
指揮のジョセフ・ウォルフは、チラシの写真を見るとまだまだ若い。いったいどんな指揮者なんだろうと思っていましたが、プログラムを読むと、コリン・デイヴィスの息子さんとか。う〜む、なるほど、じゃありませんが、後半2曲はお見事でした。
日フィルから、3月、震災で聴きに行けなかった3月定期演奏会の代わりにとチケットをいただき、10日、サントリーホールで名曲コンサートを聴いてきました。
当初は、地震当日に果敢にも演奏会を予定通りおこなったラザレフ氏が振る予定でしたが、腰の手術で静養を余儀なくされ、残念ながら来日を断念。当日のプログラムには、「東日本大震災という深刻な大災害の後に、人間の身体の脆弱さというちっぽけな理由のために……東京へ赴くことができないとは、何と残酷で皮肉な巡り合わせなのでしょうか」という、いかにもラザレフらしいメッセージが載せられていました。
ということで指揮者は高関健さんに交代。ヴァイオリンは堀米ゆず子さん。
1月の定期演奏会で、テレビ撮影のために座席が変更になったので、読響さんから招待券をいただき、土曜日、池袋・東京芸術劇場で、神尾真由子さんと読響のコラボを聴いてきました。座席も2階後部席の前のほうという、なかなかよい席をいただきました。
この日のプログラムはブラームス特集。
神尾さんは、真っ赤なビスチェドレスで登場。これまで神尾さんというと、激しい演奏というイメージを持っていたのですが、この日のブラームスは、むしろ情熱をうちに秘めつつ、しっとりとした演奏でした。とくに第2楽章はうっとりするほどの優しさ。
昨日は、日フィルの定期演奏会で再びサントリーホールへ。指揮は飯守泰次郎氏。
小山清茂:管弦楽のための《鄙歌》第2番
湯浅譲二:交響組曲《奥の細道》
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.96
飯守氏のブラームスは、ゆっくり、どっしりと構えて、鳴らせるだけ鳴らすという大ブラームスでした。(^_^;)
言わずと知れた金聖響指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢によるブラームス交響曲全集。
ピリオド奏法+小編成の室内オケ、ということで弦の音がかなり繊細。それをブラームスらしいと感じるか、それともブラームスらしくないと感じるか、それは人それぞれ。僕にとっては、小春日和の秋の午後の陽射しという、ブラームスのイメージに近いかも。
7月のブラームス交響曲第1番&第2番に続いて、チョン・ミョンフンのブラームス・チクルスの後半戦。S席(といっても2階正面の最後列ですが)をはり込んで、聴いて参りました。
東京フィルハーモニー交響楽団 第775回サントリー定期シリーズ
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
指揮:チョン・ミョンフン/コンサートマスター:三浦章広
サントリーホール/2009年7月24日 午後7時開演
今日は、サントリーホールで、チョン・ミョンフン×東フィルによるブラームス・チクルスの第1夜。交響曲第1番と第2番という重厚なプログラムでした。
今日は「民族芸能を守る会」の茨木一子さんのお別れの会に参加したあと、池袋へまわって、当日券で日フィルのコンサートを聴いてきました。指揮はアレクサンドル・ラザレフ、ピアノは伊藤恵さん。
それにしても、ラザレフが振ると日フィルの音がほんとに違って聞こえますねぇ。こんなに弦がきれいに響くなんて… (T^T)ウルウル