古典的配置で聴くベートーヴェン 都響第647回定期演奏会

都響第647回定期演奏会(チラシ)

金曜日(22日)夜、雨模様のなか、都響定期のためにオペラシティへ行ってきました。

  • ヘンツェ:室内協奏曲05(日本初演)
  • シューマン:チェロ協奏曲イ短調op.129
  • ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op.92

指揮は、ドイツのベルンハルト・クレー、チェロは若手のダニエル・ミュラー=ショット。

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対抗配置で

日本フィルハーモニー交響楽団第591回定期演奏会

雨が降り始めたなか、オペラシティで、日フィルの定期演奏会を聴いてきました。

  • ワーグナー:ジークフリート牧歌
  • モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調
  •    (休憩)
  • ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 《田園》

指揮はウィーン生まれマルティン・ジークハルト。今日のオケは、古典配置(対抗配置)。左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンとならび、左手奥にコントラバスが陣取るかたちです。モーツァルト時代は、これが普通の並び方で、39番では、この対抗配置を前提にした第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いが登場したりします。

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終わりよければ…

都響第645回定期演奏会

一昨日(23日)、都響の定期演奏会に行ってきました。今回も会場はオペラシティです。

  ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 op.72b
  ヴォルフ:「メーリケ詩集」より 祈り/古い絵に/聖受難週間/朝早く/
        ためいき/眠りに寄す
        「スペイン歌曲集より」 お前が花を摘みに行くとき
        「ゲーテ詩集」より ねずみをとる男
      (休憩)
  R.シュトラウス:4つの最後の歌
  R.シュトラウス:組曲「ばらの騎士」

前半はしっとり、後半はR・シュトラウスで楽しく(「4つの最後の歌」は、楽しくというのには合わないかも知れませんが)、というプログラムでしょうか。指揮はニールス・ムース氏。独唱は、ヴォルフをテノールのカール=ミヒャエル・エブナー氏、R.シュトラウスをソプラノの中嶋彰子さん。

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若杉&東フィル2連荘!

豪勢なことに、土日と若杉弘&東京フィルを2日連続で堪能して参りました。(^_^;)

まず土曜日は、サントリーホールで第720回定期演奏会。プログラムは

  • プフィッツナー:歌劇『パレストリーナ』より 3つの前奏曲
  • ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 (ノヴァーク版)

今日は、渋谷オーチャードホールで、第721回定期演奏会。こちらは、職場の先輩から譲っていただいたもの。

  • シューベルト:劇音楽『ロザムンデ』序曲
  • マーラー:『こどもの不思議な角笛』より
    ――ラインの伝説/魚に説教するパドヴァの聖アントニウス/高い知性を讃える/少年鼓手/死せる鼓手
  • ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.72

若杉さんの指揮は、指揮台でぴんと背筋を伸ばされた姿勢そのままに、実に端正、すみずみまで神経の行き届いた演奏です。昨日のブルックナー7番も、ちょっとゆっくり目のスピードで始まり、最後までテンポを加速させることもなく、きっちり奏でてゆくという感じでした。東京フィルの弦も、透明度の高い音を響かせていて、僕好み。ブルックナーの、天上から降ってくるような音の響きを堪能させていただきました。

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都響スペシャル「第九」

26日月曜日、サントリーホールで「都響スペシャル」第九のコンサートを聴いてきました。プログラムは以下の通り。エグモント序曲が短いので、休憩なしで、第九に入りました。

ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱付き」

それにしても、第九って、やっぱり不思議な曲ですね。散々聴いているはずなのに、やっぱりこの時期は第九を聴かないと一年が終わった気がしません。(^_^;)

この演奏会の前後はほんとにめちゃくちゃ忙しく、ぎりぎりまで、演奏会をパスしようかどうしようか迷ったのですが、聴きに行って良かった。仕事の忙しさもすっかり忘れて、たっぷり音楽を楽しませていただきました。

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日フィル第571回定期演奏会/ショスタコーヴィッチ:チェロ協奏曲第2番

16日(金)、サントリーホールで日本フィルハーモニー交響楽団の第571回定期演奏会を聴いてきました。プログラムは、

  • ショスタコーヴィッチ:チェロ協奏曲第2番 ト短調 作品126
  • ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」

指揮は飯守泰次郎さん、チェロは堤剛さんでした。

この日の出色は、やっぱり何といっても前半のショスタコーヴィッチ:チェロ協奏曲第2番でした。これまでCDでしか聴いたことがなかったのですが、しかし、CDで聴いていたのではさっぱり分からない曲で、期待して聴きに行きました。

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「第九」いろいろ

友人から、「第九」のCDを2枚貸してもらいました。

1枚は、フルトヴェングラーが1942年4月19日にベルリン・フィルを振ったもの。もちろんモノラルで音が相当に悪いのは仕方ありません。実はこれは、ヒトラーの誕生日の前夜祭で演奏されたもので、フルトヴェングラーのナチ協力の「証拠」ともされたものだそうです。

CDジャケット

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日フィルコンサート

今日は、友人から「仕事で行けなくなったので」とチケットを譲ってもらい、久びさに日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴いてきました。プログラムは以下の2曲です。

  • ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.58
  • シューベルト/交響曲第8番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」

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