ペルーのウマラ新大統領が就任。就任演説で「富の独占と貧困を完全になくす」と演説しました。南米では、アメリカの経済支配からの自立と、貧困対策・格差解消をめざす左翼政権が選挙によって次々と誕生しています。
ペルー新大統領、「富の独占と貧困なくす」と演説
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ペルーのウマラ新大統領が就任。就任演説で「富の独占と貧困を完全になくす」と演説しました。南米では、アメリカの経済支配からの自立と、貧困対策・格差解消をめざす左翼政権が選挙によって次々と誕生しています。
ペルー大統領選挙は、左派「ペルーのための連合」のオジャンタ・ウマラ候補と中道左派のアラン・ガルシア候補(元大統領)との決選投票となることが明らかに。
1回目の投票では、ウマラ候補が第1位(30.62%)、2位がガルシア候補(24.3%)で、中道右派のルルデス・フロレス候補は23.8%で3位に。フロレス候補が第2位だと、決選投票でのウマラ候補の当選は確実と言われていましたが、左派系同士の決選投票となって、はたしてどうなるのでしょう?
ペルーは、フジモリ元大統領の出国に抗議して駐日大使の召還を決定。
ペルーから犯罪者として引き渡しを求められていた人物について、「よく調べてみたら、日本国籍があった」という理由で引き渡しを拒否し、さらにその人物がペルーの大統領に返り咲こうとして出国し、第三国で身柄拘束されたのに対し、「邦人保護の対象だ」などといって大使が会いに行ったりすれば、外交的には、「日本は、ペルーの政権を転覆しようとしているのではないか?」と言われても、文句が言えないような事態なのではないだろうか。外務省や日本政府は、いったい何を考えて行動しているのだろうか。