引き続き、マルクスが「ボナパルティズム」(Bonapartism、Bonapartismus)という言葉を使っている例を調べてみました。調べてみると、いろいろと見つかるものです。
ただし、前にも書いたように、邦訳『マルクス・エンゲルス全集』では、「ボナパルティズム」となっていても原語はBonapartistだったり、逆に、原語がBonapartismなのに「ボナパルト派」とか「ボナパルト主義」と訳されていたりと、翻訳が一定しません。ここで問題にしているのは、あくまでBonapartism、Bonapartismusという言葉をマルクスが使った例という意味です。