昨夜は、日フィルの定期演奏会でサントリーホールへ。来シーズンから首席指揮者就任が決まったインキネンの指揮で、前半はシベリウスの珍しい2曲。後半はマーラー撰集第6弾ということで、テノール/バリトンの組み合わせで「大地の歌」。
- シベリウス:歴史的情景第1番 op.25
- シベリウス:組曲《ベルシャザールの饗宴》
- マーラー:大地の歌
昨夜は、日フィルの定期演奏会でサントリーホールへ。来シーズンから首席指揮者就任が決まったインキネンの指揮で、前半はシベリウスの珍しい2曲。後半はマーラー撰集第6弾ということで、テノール/バリトンの組み合わせで「大地の歌」。
今日はサントリーホールで、読響の定期演奏会。指揮はユーリ・テミルカーノフ氏
テミルカーノフ氏は、これまでショスタコーヴィチを振るのは何度か聴いたことがある。淡々とした雰囲気から、凄まじい演奏がくり広げられてくるので大好きな指揮者。しかし、マーラーは初めて。それも3番という、マーラーの交響曲のなかでも一番長い?曲だ。
金曜日、日フィルの定期演奏会を聞いた。プログラムは、インキネンの指揮で、
マーラーも楽しみだったが、シベリウスの「大洋の女神」が実演を聞くのが初めてで大いに期待した。
「大洋の女神」は、期待に違わず、インキネンの細部にまでこだわった演奏がシベリウスの繊細なハーモニーを浮かび上がらせて見事な演奏だった。
しかし、後半マーラー7番は、私には納得のいかない演奏だった。スッキリと見通しのいい演奏だったと評価する向きもあるようだが、マーラーらしい“何か”が欠けていた上、足許がたいそうもたついていたように聞こえた。金管は(トランペットを除いて)とてもいい音で大活躍したと思うが、インキネンが弦を極端に抑えるので、管と弦の音量のバランスが悪かったように思う。
どうも僕はインキネンとは相性が悪いようだ。
昨日、横浜みなとみらいホールまで出かけて、インバル&都響の新マーラー・ツィクルスの第6弾、マーラーの交響曲第6番を聞いてきました。作品を完全に自分のものにしているインバルと、都響のうまさが相まって、なかなか見事な演奏でしたが、しかし、それにしてもいろいろありました。^^;
出張から帰って、今晩は久しぶりのコンサート。サントリーホールに行ってきました。
マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
フランス人カンブルランの振るマーラーはいかなるものか? 期待して聴いてきましたが、予想に違わず、普段のマーラーとはちょいと違った雰囲気に仕上がっていました。アンダンテを第2楽章に持ってきた演奏をナマで聴いたのは初めてでした。
昨日に続き、本日もふたたび横浜みなとみらいホールへ。本日は、インバル&都響の新マーラー・ツィクルス第2弾「復活」でした。
指揮はインバル、ソリストはソプラノ澤畑恵美さん、メゾソプラノ竹本節子さん、合奏は二期会合唱団でした。
本日の座席はP席の最前列で、行ってみたら、ど真ん中。ということで、目の前にはティンパニが陣取り、そしてインバルが真正面に。2楽章が終わったところで、ソリスト、合唱団が入ってくると、ホントに手を伸ばせば届きそうなところに竹本さんと澤畑さんが…。
月曜日のパルジファルに続いて、昨晩も上野の文化会館へ。「インバル=都響〈新〉マーラー・ツィクルス」の第1弾、マーラー交響曲第1番を聞いてきました。
前半「さすらう若人の歌」のソロは、バリトン・小森輝彦さん。
金曜日、日フィルの、2011/12シーズン最初の定期演奏会を聞いてきました。指揮は、日フィル主席客演指揮者のピエタリ・インキネン。
インキネンのマーラーは、前回 ((4月には第6番が予定されていましたが、インキネンが来日をキャンセルしたため、今回がインキネンの「マーラー撰集」第2回となりました。))第1番がいまいちもやっとして少々心配していたのですが、この日は、管も弦もインキネンの追求する透明感のある音を響かせて、なかなかお見事な演奏でした。個人的には、もう少し派手さと艶やかさがあった方がマーラーらしくて好みなんですが、それはそれとして、日フィルの透明度の高い音が印象的でした。
昨日は、第41回サントリー音楽賞を受賞した大野和士さんが振る記念コンサートを聴いてきました。
マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」
曲目は、大野和士さんの意向で当初の予定が変更されたそうです。もちろん、なぜいま「復活」なのかは言うまでもありません。プログラムには、次のような大野和士さんのコメントが紹介されています。
「復活」・・・この二文字に全身全霊を込めて、
皆さんと共に、祈りをささげたいと思います。 大野和士
演奏は、この言葉どおり、大野さんの気持ちがまっすぐに表わされたものでした。
昨日、「真夏のコバケンスペシャル」と銘打たれた読響のコンサートを聴いて参りました。前半リスト、後半マーラーという豪華なプログラムです。ピアノは、22歳の金子三勇士くん。
コバケンこと小林研一郎氏は、この8月から、読響の特別客演指揮者に。いわば、その記念コンサートといった感じで、お客さんもいっぱいでした。
22日、すみだトリフォニーで、3月に聞くはずだった定期演奏会の代替公演を聞いてきました。指揮はダニエル・ハーディング。会場で、3月に配られるはずだったプログラムをいただきました。
3月の定期演奏会、震災当日夜は、それでもハーディングは、徒歩などで会場にやってきた100人余りのお客さんを前に、演奏をおこなったそうです。しかし、私が聞く予定にしていた12日の演奏会は、残念ながら中止になってしまいました。
5月31日付「読売新聞」夕刊によれば、「地震や津波によって甚大な被害を受けたにもかかわらず、威厳を保つ人々の勇敢さを目のあたりにし、心に刻まれた」というハーディングは、震災後5日間、日本に残り「大震災後の激動を肌で感じ」、「帰国後も地質学の書籍に目を通すなど、日本への関心は薄れることがなかった」そうです。
今回、再来日したハーディングは、マーラー・チェンバー・オーケストラの公演を合わせると、13公演という超ハードスケジュール。それでも、20日にはチャリティーコンサート(すみだトリフォニー)を開き、21日(サントリーホール)、22日(すみだトリフォニー)と代替公演をこなし、それぞれ演奏が終わるとロビーでみずから箱をもって募金を呼びかけました。この日のトリフォニーでも、ハーディングの前には募金の長蛇の列ができていました(僕は、先週の定期演奏会の時に、代替公演のチケット代相当分の募金をしたので、この日は混雑を避けてそのまま帰ってきましたが)。
こちらは、来日前に新日本フィルがおこなったインタビュー。さっそく地質学的所見も披露されています。(^_^;)
ハーディング最新インタビュー : 新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic
一昨日の読響×ヴロンスキーのマラ5の興奮冷めやらぬまま、ふらふらと新宿タワーレコードへ立ち寄り、つい、こんなものを見つけてしまいました。
クラウス・テンシュテット指揮のマーラー交響曲全集(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)。CD16枚組で3,690円、1枚当たり230円という超お買い得…。(^_^;)
昨夜はふたたび読響の定期演奏会で、冷たい雨の中、サントリーホールへ。指揮は、先週の名曲シリーズと同じくペトル・ヴロンスキー氏。ピアノは清水和音氏。
先週のドヴォルザーク・プログラムがとてもよかったので期待したのですが、前半のモーツァルトは、清水氏が非常に繊細にピアノを弾こうとしているのに、オケがどちらかというと出しゃばり気味で(いちおう10-8-6-4-3編成なんですが)、なんとも言いようのない、まとまりのなさ…。これでは、後半のマーラーが思いやられると、なかばあきらめておりました。
で、演奏が始まってみると、オケはバラバラ。こりゃ、あかん…と思ったほど。ところが、第1楽章の途中からオケがまとまってくると、これがなかなかの演奏で、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
本日は、アリス=紗良・オットさんが東京交響楽団と競演するということで、サントリーホールへ行ってきました。
今年最初のコンサートです。まず前半、真っ赤なロングドレスに身を包んで裸足のアリス=紗良・オットさんが登場。
今朝は、寝過ごした!と思って目が覚めたにもかかわらず、体がさっぱり動かず、もがき苦しんだあげく、時計を見ると午前2時半…。それをしっかり確かめたにもかかわらず、まだ、寝過ごした、急いで起きなくちゃ…と真剣に焦りまくって、なんでこんなことをやってるんだろう? と思ったところで、目が覚めました。要するに夢か寝ぼけたかなんでしょうが、すっかり目が覚めてしまい(目が覚めてから時計を見たら、やっぱり午前2時半でした)、まったくの寝不足の一日でした。(- -;)
で、ふらふらのまま仕事をして、そのままふらふらしながら、サントリーホールへ。日フィルの定期演奏会です。
シベリウス:組曲《クリスティアン2世》 op.27
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 《巨人》
アジア・ユース・オーケストラ2010。8月はせっかくの夏休みなのに、オケはオフシーズン。ということで、生オケが無性に聴きたくなって、本日はぷらりとかようなコンサートへ行ってきました(オペラシティ)。
中国、台湾、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの、17歳から27歳の若者2万人のなかから選抜された108人のオーケストラ。3週間のリハーサルキャンプのあと、3週間でアジア各国16カ所で公演をして回るそうだ。
本日のプログラムは、
指揮はジェームズ・ジャッド、チェロ独奏は王健(ジャン・ワン)。
本日は、東フィルの定期演奏会でオペラシティへ。
ほんとはサントリーの定期会員なのですが、今月は都合によりオペラシティに振り替えていただきました。