先日、中曽根康弘氏との対談で、「密約文書は見ていないんですか」と問いただした共産党の不破哲三・前議長が、ふたたび今週の『サンデー毎日』(8月23日号、8月11日発売)に登場。
誌面には、不破さんがアメリカの情報公開制度を利用して入手した「核密約」の「現物」の写真も紹介されています。
先日、中曽根康弘氏との対談で、「密約文書は見ていないんですか」と問いただした共産党の不破哲三・前議長が、ふたたび今週の『サンデー毎日』(8月23日号、8月11日発売)に登場。
誌面には、不破さんがアメリカの情報公開制度を利用して入手した「核密約」の「現物」の写真も紹介されています。
「毎日新聞」の記事で予告されていた『サンデー毎日』(7月19日号)の中曽根康弘・元首相と不破哲三・日本共産党前議長の世紀の対談が出ました!!
全部で5ページ。旧制高校の思い出や教養論あり、マルクス論あり、中曽根流「日本共産党」論あり、さらには国会論戦や「核持ち込み密約」問題、政権交代論まで、なかなか盛り上がったようです。(^^;)
本日(26日)の「毎日新聞」夕刊の特集ワイドに、日本共産党の不破さんの大きなインタビューが掲載されています。
なぜいまマルクスが売れているのか、マルクスはなぜ難しいのか、などの質問から始まって、不破さんが所長をつとめている社会科学研究所って何をするところ? 社会主義になったら共産党が天下を取るのか、などなど、何でも聞いてみようという感じです。(^^;)
取材をした記者さんがどんな方か知りませんが、「愚問ですが」と言いながら、不破さんの話を初めて聞いて、なるほどと思ったところが見出しや記事に率直に現われていると思いました。
昨日の「読売新聞」書評欄(本よみうり堂)で、不破さんの『マルクスは生きている』(平凡社新書)が取り上げられました。一般新聞の書評欄では初めて。
読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が、「これほど平易に書かれたマルクス主義指南書も珍しい」「説明の一つ一つがわかりやすく、説得力がある」と評価しています。
毎日新聞客員編集委員の岩見隆夫氏が、今朝の「毎日新聞」の「近聞遠見」で、「不破哲三とマルクス」と題して、不破さんの最新著『マルクスは生きている』(平凡社新書)の感想を書かれています。
『週刊東洋経済』6月13日号(6月8日発売)に、不破さんのインタビューが掲載されていることはご紹介したとおり。オイラも、月曜日にさっそく買ってきました。(^_^)v
で、読んでみると、同誌編集部が、不破さんの『マルクスは生きている』を読んで、どんなところに関心を持ったかが想像されて、なかなかおもしろかったです。
まず、リードの部分。こんなふうに『マルクスは生きている』や不破さんを紹介しています。
6月8日発売の『週刊東洋経済』(6月13日号)に、不破さんが登場します。
東洋経済のホームページに出ている6月18日号の目次によれば、『マルクスは生きている』についてのインタビューが掲載されるようです。興味のある方は、月曜日、書店に急げ!! (^_^;)
今日の「東京新聞」1面と3面に、核兵器の「持ち込み」にかんする日米密約が存在し、それを外務省中枢官僚が代々引き継いで管理していたことが、複数の外務事務次官経験者の証言から明らかになった、という重大なニュースが載っています。これは共同通信が配信したもの。
日米間では、タテマエでは、米軍が日本の領土・領海内に核兵器を持ち込む場合には「事前協議」を申し入れることになっています。そのため、歴代の日本政府は、「事前協議がない以上、核兵器は持ち込まれていない」と答弁してきました。しかし、実際には、1960年の安保改定時に、日米間で、核兵器を搭載した艦船や航空機が日本の港や飛行場を通過・寄航するケースについては、事前協議の対象としない(つまり、米軍は自由に核兵器を持ち込める)旨の「密約」が交わされていました。
これは、日本共産党の不破哲三元議長が、衆議院議員だった2000年3?4月に、初めてアメリカ側資料から「密約」の存在を明らかにして、党首討論や予算委員会の場で政府を追及した問題です。政府は、不破さんの追及にたいして「密約は存在しない」と答弁しましたが、今回の報道でそれがまったくのウソであったことがあらためて確認されたということです。
核持ち込み密約、外務次官ら管理 首相、外相の一部に伝達(共同通信)
次官経験者の証言要旨 核持ち込み日米密約(共同通信)
政治評論家の森田実氏が、ホームページの中の「森田実の時代を斬る」で、不破さんの『マルクスは生きている』(平凡社新書)を絶賛しています。
いわく、「久しぶりに良書を読んだ充実感を感じている。大きな知的刺激を受けた」「19世紀の巨人カール・マルクスを見事に現代に甦らせている大変な力作である。いま、全国民に読んでほしい書物の一つ」「われわれはいまこそマルクスを学ぶべきだ」などなど、とても力のこもった紹介だと思います。
【著書紹介】不破哲三著『マルクスは生きている』(平凡社新書、2009年5月15日刊、税別720円)を読んで《上》:森田実の時代を斬る
不破さんの『マルクスは生きている』が、東販総合週間ベストセラー(5月26日調べ)で第11位に!!
どこかの本屋さんでとか、新書、哲学・思想のジャンルで、といった限定なし。あらゆる本屋さんに書籍を卸している東販の、すべての書籍の売り上げで第11位です。すごいですねぇ? (^_^)v
不破さんが新著『マルクスは生きている』(平凡社新書)の中で、イギリスの10時間労働法に関連して、『資本論』の一節を「社会的バリケードを奪取する」と大胆に――しかし、マルクスの本意にぴったりくる――意訳されていることは、前回紹介したところですが、あらためて考えてみると、この不破さんの「意訳」は、なかなか重要な問題を提起していると思いました。
問題は、『資本論』第1部第3篇第8章「労働日」の一番最後の、「わが労働者は生産過程に入ったときとは違うものとなって、そこから出てくる」(新日本新書版、第2分冊、524ページ)で始まる段落です。
以下、繰り返しになりますが、まず、この部分が従来どう訳されてきたか、ドイツ語原文がどうなっているか、不破さんはそれをどう「意訳」しかた、をまずふり返っておきたいと思います。
たとえば新日本訳では、この部分は次のように訳されています。
Amazonランキングで、不破さんの『マルクスは生きている』(平凡社新書)が 哲学・思想分野の第8位、政治分野では第9位になっています。(^_^)v
残念なことに、Amazon.co.jpでは、現在、『マルクスは生きている』は「一時的に在庫切れ」になっています。予想以上の売れ行きで、いきなり売り切れてしまったんでしょうか。平凡社さん、早く増刷してくださいねぇ? (^^;)
不破さんの『マルクスは生きている』(平凡社新書)が売れています!!
まず、紀伊國屋書店で新書分野で第4位。これは紀伊國屋書店全店舗での先週1週間(5月18日?24日)の売り上げです。
そして、ジュンク堂では、新書・文庫分野で第6位になっています。といっても、第1位?第4位は文庫(小説)なので、新書分野では第2位ということです。
リンクでは時間がたつと順位が変わってしまうので、今回は画像で貼り付けておきます。
不破さんは最新著『マルクスは生きている』の中で、イギリスの10時間労働法に関連して、『資本論』から次のようなマルクスの言葉を紹介しています。
責め苦の蛇(ドイツの革命詩人ハイネの詩からとった言葉――不破)から自分たちの「身を守る」ために、労働者たちは結集し、階級として、1つの国法、1つの強力な社会的バリケードを奪取しなければならない。(第1部第3篇第8章)
これは、新日本新書版『資本論』でいえば第2分冊、525ページ(ヴェルケ版320ページ)にでてくる部分ですが、訳文は、だいぶ分かりやすく改められています。新日本新書版では、この部分の訳文は次のようになっています。
不破さんの『古典への招待』(新日本出版社)の上巻と中巻について、雑誌『経済』に執筆した「読書ノート」をアップしました。それぞれ、同誌2008年6月号と2009年4月号に書いたものです。
『古典への招待』を読もうという方のご参考になればと思います。
本日の「毎日新聞」夕刊の「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか」に、日本共産党前議長の不破哲三氏が登場!!
『蟹工船』ブームから、日本の「ルールなき資本主義」、さらに自民党政治の危機、「国際競争力」と言われたら財界にものが言えなくなる今の政治をずばり批判しています。