先日見てきた写真展「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」の図録を、なんとか手に入れることができました!!
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あらためて社会主義の道を踏み外したソ連の犯罪性を実感
東京都写真美術館で開催中の写真展「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」を見てきました。
1968年8月20日、ソ連とワルシャワ条約機構5カ国の軍隊が、チェコスロヴァキア共和国に侵入に、プラハの街を占領し、共産党や政府の幹部をモスクワに連れ去って、チェコスロヴァキアの自主的な改革の動きを踏みつぶした事件を撮影したものです。
私たちが、ソ連は本当に社会主義といえるのか? と考え始める出発点ともなった重大な事件なので、ぜひ見たいと思っていました。木・金は夜8時まで開場しているというので、仕事帰りに恵比寿にまで出かけてきました。
見てきました 「子どもは天才!」写真展
以前紹介した、横浜市立盲特別支援学校の生徒たちが撮影した写真展「Kids Photographers 子どもは天才!」を、ようやく見てきました。
横浜での写真展を見逃してしまい、残念に思っていたのですが、好評だったということで、9月12日まで、日比谷三井ビルディング1階のフォトエントランス日比谷でも写真展が開かれています。
↑上は、会場で買ってきた写真集の表紙。永井咲生ちゃん(小2)が写した弟の写真ですが、彼女が弟のことをどんなふうに思っているか、素直に伝わってくるほほえましい作品です。
これはぜひ見に行かねば…
さっきNHKの首都圏ネットワークで紹介していたのですが、こういう写真展が横浜の日本新聞博物館で開かれます。
この写真展は、横浜市立盲特別支援学校に通う小学生から高校生まで23人が写した作品の展示会です。彼ら&彼女たちは、生まれてはじめてカメラに触れる人がほとんど。視覚の閉ざされた彼ら&彼女たちが、心の眼を通じて写した写真は、いったいどんなものなのか?! ぜひ見てみたいと思います。
Kids Photographers 子どもは天才!
盲学校に通う子どもたちの写真展
期間:2007年7月3日(火)?8月26日(日)
場所:日本新聞博物館2階
参加費:無料
↓写真展の案内(PDFファイルが開きます)
Kids Photographers 子どもは天才!
いただきましたm(_’_)m
先日、写真展「ベトナム そこは、戦場だった」を最終日に見に行ったばっかりに、図録が買えなかったと書いたところ、本日、後輩のM田君から譲っていただくことができました。ありがとうございます。m(_’_)m
ともかく書いて見るもんですねぇ。(^_^;)
見てきました 写真展「ベトナム そこは、戦場だった。」
見たい見たいと思っていた写真展「VIET NAM ベトナム―そこは、戦場だった。」を、最終日になってようやく恵比寿の東京都写真美術館に出かけ、見てきました。
この写真展の特徴は、米軍に従って南側から入り込んだカメラマンたちが撮った写真とともに、北ベトナム側の写真が一緒に展示されていること。北の写真には、いかにも「社会主義」の宣伝用というものも並んでいますが、しかし、ある写真では、米軍の爆撃でハイフォン市の労働者街が灰燼に帰した様子が映されていましたが、その中で、瓦礫の中から顔や手、脚だけが、破壊された壁や屋根と同じ無機物であるかのように見えているのに、思わず立ち止まってしまいました。
最終日だったからなのか、それとも日曜日だったからなのか、会場はけっこう混み合っていました。そのなかで、年配のお客さんが多かったことが意外でした。それも、ベトナム反戦デモなどをやっていた“団塊の世代”よりもさらに上の世代――60代とか70代、あるいはそれ以上と思われる人が目立ちました。その中でも、杖をついたり、腰の曲がったお婆さんが食い入るように写真を眺め、解説を読み、年表に見入っていらっしゃるのが、とても印象的でした。
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写真展 岡本太郎の視線
2・11集会のあと、恵比寿の東京写真美術館へ行き、「写真展・岡本太郎の視線」を見てきました。
岡本太郎の写真展といいつつ、Part1は、岡本が初めて渡仏した1930年代に交流のあった写真家(当然、ヨーロッパの)の写真が並べられているだけなので、ここはぱらぱらっと眺めて、さっさとPart2へ。
Part2では、1950年代末に『藝術新潮』の「藝術風土記」にのったものを中心に岡本の作品が展示されています。面白いのは、それとともに、コンタクトプリントが、非常にでっかく引き延ばされて展示されていることです。岡本がどんなふうにシャッターを切っていったかが分かるので、興味深く見ました。でも実際には、展示されたコンタクトがフィルム1本分しかなかったので、イマイチ、岡本が何をどうとらえてシャッターを切っていったか、よく分からなかったのですが…。(^_^;)
「灰と記憶」 鈴木邦弘写真展
インターネットで偶然見つけたのですが、中国人強制連行の生存者と日本国内の労働現場や収容所跡の現況を撮影した作品だというので、27日(金)、仕事を早めに切り上げて、見に行ってきました。
鈴木 邦弘写真展「灰と記憶」
銀座ニコンサロン 1/16(月)?1/28(土)
作品の一部はこちらからも見ることができます。↓
http://www.aperture.org/store/portfolioreview.aspx#picks
左側の「Kunihiro Suzuki–Survivors:Forced Labor in Japan」をクリックしてください。
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壊れゆくもの・生まれいずるもの
前日パンクした自転車の修理が終わったあと、世田谷美術館で宮本隆司写真展「壊れゆくもの・生まれいずるもの」(2004年5月22日?7月4日)を見てきました。
宮本隆司氏は1947年生まれの写真家。1996年のヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で、建築家宮本佳明、石山修武氏らとのコラボレーションとして、阪神大震災で被災した神戸の街の写真を縦5メートル近くになる大きさに引き伸ばして展示し、この日本館の展示に最優秀賞が与えられました。今回、この写真が日本国内で初展示されるということで、暑い中、出かけてきました。
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