財界後押しで自民と民主が裏取引

朝日新聞(京都版)7月15日付

朝日新聞(京都版)7月15日付

朝日新聞京都版7月15日付に載っていた記事が、ネットで話題になっています。「攻勢共産に保守包囲網」「京都財界危機感、民主後押し」という記事です。

共産党・倉林明子京都選挙区候補と民主党の候補者が2議席目を激しく争っているというので、共産党落としのために、財界の後押しで、公明党=学会票を自民党から民主党へ移動させているというのです。

それを裏付けるように、今日の「京都新聞」では、京都選挙区の情勢として、自民党候補が推薦を受けているはずの公明票の5割の支持にとどまって、民主候補に公明支持層の「一定の支持」が広がっていると報道しています。

自民安定、民・共競る 参院選京都・終盤情勢 : 京都新聞

全国的には、自民・公明連合の安倍政権との対決をうたう民主党が、財界の肝いりで、自民・公明から票をわけてもらう――。こんな事態がすすんでいる訳です。そんなことをすれば、安倍政権と対決する立場がなくなると思うのですが、全国の民主党支持者はこの事態をどう受けとめるのでしょうか。

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これが公明党・創価学会の「言論出版妨害事件」での国会不破質問

読売新聞「時代の証言者」で、共産党・不破哲三氏のインタビューが連載されていますが、その第14回(11月20日付)で、1970年2月27日の衆議院予算委員会での初質問の話が紹介されています。

そこで不破さんが取り上げたのは、公明党・創価学会による「言論出版妨害事件」。不破さんは、「野党の公明党にかかわることなので、政府への質問としてどんな角度から取り上げるかは、なかなかの難問でした」と語っています。

それで、このときの不破さんの質疑を読んでみたいと思って、議事録をインターネットで検索してみました。国会議事録は、いまはインターネットで簡単に検索できます。とは言ってもちょいと面倒なので、関連部分をダウンロードしてPDFファイルにしてみました。380KBほどありますが、興味のある方はどうぞ。

1970年2月27日不破哲三衆議院予算委員会質疑から

議事録を読んでみると、不破さんがこの「難問」にどう取り組んだのかよく分かります。

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ふたたび創価学会の政治活動の実態が

6月25日の「朝日新聞」の「声」欄に、「『信仰の場』で選挙活動とは」という投書がのり、創価学会の選挙活動の実態がリアルに書かれていたことは前に紹介しましたが、昨日(7月1日付)の「朝日新聞」の「声」欄には、それに関連して、ふたたび2つの投書が掲載されました。

1つは、創価学会員の男性の投書です。この男性が、この春の市議選に無所属から立候補したところ、創価学会の地元幹部が、この男性宅を「2日続けて訪れ」、「家庭指導」がおこなわれたそうです。その結果、この男性はしばらく創価学会の「座談会への参加を遠慮せざるをえなくなった」といいます。

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創価学会の選挙活動の実態がリアルに!

昨日の「朝日新聞」の「声」欄に、「『信仰の場』で選挙活動とは」という投書が載っていました。

知り合いに誘われて創価学会の会館で開かれた「地区座談会」なるものに参加したところ、「これから参院選の投票練習をします」と言って、投票用紙大の紙を2枚配って、1枚には公明党推薦の候補者名を、もう1枚には「公明党」と書くように指示。書き終わったら、幹部が1人ずつ点検して「もっとはっきり書いて下さい」などと注意していたと、創価学会=公明党一体の選挙活動の姿が生々しく明らかにされています。

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携帯通話記録の不正入手で創価学会を提訴

ジャーナリストの乙骨正生さんが、携帯電話の通話記録不正入手事件で、NTTドコモ関連会社の元社員と元創価大職員の男性2人と創価大、創価学会、NTTドコモを相手取り慰謝料を求めて提訴。男性2人については、すでに電気通信事業法違反で有罪が確定している。

通信事業法違反:乙骨正生氏、携帯通話記録を不正入手と提訴 創価学会など相手に(毎日新聞)

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