相撲は興行

大相撲の取り組みで八百長がおこなわれていたことが判明して大騒ぎになっているが、もともと大相撲はスポーツではなく、興業である。

プロレスで、あらかじめ勝ち負けが決められていても、誰も文句は言わないし、チャンバラトリオのコントで、伊吹太郎がうまい具合に頭の南方英二のハリセンに当たっていっても、誰も文句は言わない。それが興業というものだ。それを「国技」だとか言って、公共放送が何時間も放送したりするから、勘違いするのだ。

八百長疑惑:恵那司力士が仲介役か メール全容判明:毎日新聞
八百長疑惑:主なメールのやり取り(1):毎日新聞
八百長疑惑:主なメールのやり取り(2):毎日新聞

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朝青龍問題どころではすまない…

これまでに新聞で報道されたことだけでも、部屋を逃げだそうとした若い力士に、親方・兄弟子が一緒になって暴行・リンチを加えたことは明らか。稽古の行き過ぎなどという問題ではありません。警察の取り調べの結果が明らかになった段階で、最低限でも親方の廃業、部屋の廃絶の処分が必要でしょう。

17歳力士への暴行、急死で時津風親方ら立件へ(読売新聞)
急死力士の兄弟子「金属バットで殴打」、当日のけいこで(読売新聞)
急死直前に30分も“ぶつかりげいこ”、時津風親方は黙認(読売新聞)
大相撲:時津風部屋力士急死 「火葬は愛知で」 暴行の跡隠す意図?(毎日新聞)

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朝青龍ばかりがどうして悪者にされるのだろう?

朝青龍が、怪我で巡業に参加できないとしながら、モンゴルでサッカーに興じたとされる「事件」で、2場所出場停止の処分。

新聞もテレビも、みんな朝青龍への非難一色です。しかし、「診断書」は本物だと協会も認めているとおりで、だとしたら、怪我の体でサッカーをやったこと自体は軽率だったかも知れませんが、なぜ処分をされないといけないのでしょうか。相撲協会が、一方的にメンツをつぶされたと思い込んで、処分に走っているように思えてなりません。

朝青龍:軽率行動を重く見て処分 相撲協会(毎日新聞)

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