ディープインパクト

テンペル第1彗星の核

NASAの彗星探査機「ディープ・インパクト」から放出された衝撃弾が、日本時間7月4日午後2時50分過ぎ、地球から約1億3000万キロの距離でテンペル第1すい星の核に命中。

僕的には、衝突体の命中による爆発よりも、彗星の核の鮮明な写真が撮られたこと、そこにクレーターがあったことの方にびっくりしました。昔は、彗星の核は何でできてるかって、あれこれ推測しながら議論してたんですけどねぇ…。

NASA – Deep Impact

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見えた…………のかな?

家へ帰ってきました。新宿より、よっぽどきれいに星が見えます。さっそく、なるべく暗いところへ行って、星空を見上げてみました。オリオン座は、三つ星だけでなく、大星雲もはっきりと見えます。三つ星を右手の方にたどっていくと、牡牛座のアルデバラン、そしてその先には、ぼやっとした“すばる”も見えました。

で、肝腎のマックホルツ彗星は、アルデバランとすばるとの間、やや南側……のはずなんですが、う〜む、なにかぼや〜っとしたひかりの固まりのようなものが見えるような気もするし、気のせいのような気もするし……。う〜む、見えた………のでしょう、か? (^^;)

マックホルツ彗星、接近中!

マックホルツ彗星が、明日6日に地球に最接近します。25日の太陽最接近にむかって、3等級くらいには明るくなるとのこと。肉眼でも見えるかも知れません(都心じゃ無理だろうけど)。

肉眼で見える彗星というのは、久しぶり。おうし座の“すばる”近くを通過中ですので、夜8時ぐらいに天頂近くで見えるはず。月も出てないし、高度も十分。ぜひ見たいですね。

「マックホルツ彗星見えるかな?」キャンペーン:国立天文台

それでも地球は動く?

小学生4〜6年生の約4割が「太陽が地球の周りを回っている」と考え、半数以上は月の満ち欠けの理由が分かっていないことが、国立天文台の調査で明らかになりました。

天文知識:小4〜6の42%が「天動説」? 国立天文台助教授ら、8都道府県調査(毎日新聞)

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ニアミス…

今年3月、地球からわずか6,600kmの上空を小惑星が通過していたことが明らかになったそうです。上空6,600kmというとピンと来ませんが、静止衛星が上空3.6万kmですから、その5分の1程度、月と地球の距離37万kmからすれば約50分の1という“近さ”です。といっても、ハッブル望遠鏡の軌道が600kmに比べれば相当に上空ではあるのですが…。

ちなみに地球をかすめていった小惑星は直径8メートルとか。この程度なら、大気圏に突入して燃え尽きるということはないでしょうが、まあちょっとでかい隕石というところでしょうか…。恐竜絶滅をもたらした巨大隕石と言われるものは、直径10kmほどと推定されているので、とりあえずご安心を。(^^;)

小惑星が地球とニアミス…観測史上最短の6600キロ(読売新聞)

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