日経、毎日でも取り上げられました!!

「日経新聞」(右)と「毎日新聞」(いずれも2008年5月14日付夕刊から)

うちに帰って夕刊を見たら、「日経新聞」と「毎日新聞」でも、『蟹工船』(小林多喜二著)が取り上げられていました。

「産経新聞」の記事にもあったように、『蟹工船』ブームは、「毎日新聞」1月9日付の高橋源一郎・雨宮処凜両氏の対談で取り上げたのが始まり。そこから、読売、朝日、産経、日経、毎日と取り上げて、全国紙を一巡したことになります。(^_^;)

プロレタリア文学:名作『蟹工船』異例の売れ行き(毎日新聞)

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朝日新聞にも『蟹工船』が登場!!

先日の読売新聞に続いて、今朝の朝日新聞でも、小林多喜二『蟹工船』が取り上げられています。上野駅や丸ノ内で売れているというのも、今のブームの特徴かも知れません。

ずらりと並んだ「蟹工船」=東京都千代田区の丸善丸の内本店、東川哲也撮影(朝日新聞)
ずらりと並んだ「蟹工船」=東京都千代田区の丸善丸の内本店、東川哲也撮影(朝日新聞)

今、若者にウケる「蟹工船」 貧困に負けぬ強さが魅力?(朝日新聞)

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読売1面トップに小林多喜二『蟹工船』が!!

「読売新聞」2008年5月2日付夕刊から
「読売新聞」2008年5月2日付夕刊から

本日付「読売新聞」夕刊の1面トップで、小林多喜二『蟹工船』が記事に!!

中味を呼んでみると、『蟹工船』ブームの紹介で、何をいまさらという感もします。それでも、あの読売新聞の1面トップに小林多喜二の『蟹工船』の記事が載る、というのは、やっぱりニュースでしょう。(^_^;)

記事によると、新潮文庫版の『蟹工船』が、今年だけで2万7000部の増刷になったそうです。近くの書店でも平積みになっていますが、赤と黒のこの力強いデザインが目立っています。

「蟹工船」再脚光…格差嘆き若者共感、増刷で売り上げ5倍(読売新聞)

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小林多喜二没後75年「多喜二祭」

杉並・中野・渋谷 第20回多喜二祭(2008年2月26日、杉並公会堂)

もうすでに1週間以上たってしまいましたが、2月26日に、杉並公会堂で開かれた小林多喜二没後75年の多喜二祭に行ってきました。

第1部は、俳優の鈴木瑞穂さんが「蟹工船」の最後のところを朗読し、ピアニスト村上弦一郎氏がショパンの「革命」「英雄」などを演奏しました。多喜二没後75年の記念の集いで、マルクスらと同じ時代に生きたショパンの「革命」を聞くというのは、なかなか趣のあるものでした。

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