小泉首相が靖国参拝の前に、2度も極秘に世論調査をやっていたというニュース。
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小泉首相の靖国参拝についての世論調査
小泉首相が15日靖国神社に参拝したことについて、新聞の世論調査が17日発表された。
これらを見ると、小泉首相の今回の参拝について、「評価する」50%(毎日)、「参拝してよかった」51%(東京)、「支持」53%と、いずれも「評価しない」46%(毎日)、「参拝すべきではなかった」42%(東京)、「支持しない」39%(読売)を上回った。
他方で、次期首相の参拝となると、「賛成」42%対「反対」47%(毎日)、「参拝すべきだ」40%対「参拝すべきではない」45%(東京)と、依然として参拝すべきでないという意見が多数を占める。
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テリー伊藤氏の卓見
テリー伊藤氏が、小泉首相の靖国参拝をめぐるテレビ報道について、毎日新聞の夕刊にこんなことを書いている(2面「テリー伊藤の現場チャンネル」)。
開き直り
小泉首相が靖国神社を参拝。「あの戦争は正しい戦争だった」と主張する靖国神社への首相の参拝は、靖国神社の誤った主張にお墨付きを与えるものです。
予想されたとおりだとはいえ、「いつ参拝しても批判があるなら、今日参拝するのがふさわしい」とは“開き直り”そのもの。「A級戦犯のために参拝しているのではない」とも言っていたようですが、しかし、「A級戦犯を参拝しなかった」とは言えないところが、靖国参拝論の矛盾を示しています。
小泉首相、8・15参拝の予告か…?
今週の小泉メルマガで、小泉首相が「戦没者の慰霊」と題して書いています。こんなストレートなタイトルは、初めてでは?
で、つらつら読むと、 続きを読む
NHK世論調査 小泉首相の靖国参拝に否定的意見が過半数
NHKの世論調査で、小泉首相の靖国参拝について、「任期が終わってから参拝すべきだ」38%、「時期にかかわらず参拝すべきでない」15%、あわせて53%が参拝に否定的な回答。
日経が小泉首相の靖国参拝を批判する社説を掲載
「日経新聞」が「中韓との関係改善を望む」と題する社説を掲載(25日付)。その最後で、「小泉首相がA級戦犯を合祀(ごうし)した現在の靖国神社への参拝を任期中に強行すれば、中韓との関係修復の試みも再び振り出しに戻りかねない」と指摘。
退任直前の小泉首相が、最後に、8月15日の靖国参拝を強行するのではないかと言われていることを、明らかに牽制したものですね。
小泉首相、韓国野党代表から靖国参拝中止を求められる
日韓関係が完全にゆきづまってしまった小泉内閣。
「ポスト盧武鉉」の思惑から韓国最大野党のハンナラ党代表を招いてみたものの、結局、ハンナラ党代表からも靖国参拝中止を要請され、思惑は完全にはずれてしまいました。
日韓関係の行き詰まりは盧武鉉大統領の個人的な問題だと、本気で思っているんですかねぇ…。
日本の植民地支配にたいする韓国の怒りを理解してない日本外交のお粗末ぶりを、あらためて世界に向かってさらけ出してしまった訳です。(^_^;)
小泉政権はポチ扱い
米軍基地再編問題で、ラムズフェルド国防長官が記者会見で、日本で地元自治体が反対していることについて発言。
曰く、「日本政府は自治体と細部について調整し、(それが終われば)われわれの所に戻ってくる。心配ない。うまくいく」と。
これじゃあまるっきり、ボールを咥えて戻ってくるポチ並みの扱いです。
小泉内閣支持率、急落
小泉首相、「格差悪くない」と反論
社会的格差の問題で、閣議「格差は広がっていない」という資料を配っただけでなく、ついに小泉首相自ら「格差が出ることは悪くない」と発言。
しかし、「格差は悪くない」というこの議論。これも、実は、日本経団連の奥田会長が前から言っていたことなのです。
小泉さんは、いったいどこの国の首相なのか?
在日米軍基地の再編で、神奈川だけでなく、地元では強い反対運動が起こっていますが、小泉首相は、「日本全体の利益考え、やむを得ないと思ってもらえるよう努力する」という態度です。
「努力する」と言っていますが、早い話が、「日本全体の利益のためだから、文句を言うな」ということ。彼は、いったいどこの国の首相なんでしょう?
米軍再編・かながわ:小泉首相、事実上のゼロ回答――全国知事会議/神奈川(毎日新聞)
「沖縄の負担やむなし」 首相、安保維持を強調(琉球新報)
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内閣支持率
第3次小泉改造内閣の発足に合わせて、マスコミが内閣支持率の世論調査を実施。日経56%、共同60%、読売51%など、いずれも高い結果が出ています。
しかし、その中身を見ていくと、なんでこれで支持率高いの?というものばかり。
小泉首相の靖国参拝で社説
小泉靖国参拝に、米が懸念
小泉首相の靖国参拝について、米国務省のマコーマック報道官が「アジア地域の敏感性と懸念については誰もが理解している」と指摘。
小泉首相、今日、またまた靖国神社へ
NHKが、小泉首相が今日靖国神社に参拝するとニュースを流しています。
小泉首相 17日に靖国参拝へ
小泉総理大臣は17日午前、東京・九段の靖国神社を参拝することになりました。(10/17 07:58)
首相の靖国参拝、大阪高裁が違憲判決
小泉首相の靖国参拝について、昨日、今日と、東京と大阪で高裁判決が出されました。そのうち、大阪高裁の判決は、「国内外の強い批判にもかかわらず、参拝を継続しており、国が靖国神社を特別に支援している印象を与え、特定宗教を助長している」として、憲法違反の判断を下しています。
「首相の靖国参拝は違憲」大阪高裁判決、賠償は認めず(朝日新聞)
首相の靖国参拝訴訟、東京高裁「私的参拝」と認定(読売新聞)
で、高裁レベルで、初めて違憲判断が出たことにたいし、官邸周辺は大あわてをしているようす。
高裁判断は大変遺憾 細田官房長官(中国新聞)
今回の判決、絶対とは言えぬ…違憲判決に政府筋(読売新聞)
首相「靖国参拝、なぜ憲法違反か理解に苦しむ」(日経新聞)
司法判断まっぷたつ 首相の靖国参拝(朝日新聞)
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4年間のフリーハンド
勝てるかどうか確信がなかったと言ってますが、実際には、絶対に何か根拠になるデータがあったと思いますねぇ。7月の頭には解散を決めたようですが、あのころは、内閣支持率は下がってたんだから。
小泉首相はいつ決断したか-その2 総選挙の結果をどう見るか(14)
「神奈川新聞」9月13日付に「解散決意は1年前」という記事が載っています。
小泉が与党の了承なしに郵政民営化基本方針を閣議決定し、直後の内閣改造もその方針を踏み絵とするなど「郵政シフト」を強いた昨年9月。国対委員長中川秀直は、対応を協議していた小泉から打ち明けられた。
「法案が否決されたら解散する。誰にも言うなよ」
解散への構えも事前に整えていた。まだ法案が衆院特別委員会で審議されていた6月から7月にかけ、小泉は周辺に「法案が成立するケースの対応は一切考えなくていい」と言い放った。微妙な言い回しだが、「否決―解散」に備えよとの指示だった。
一方、七月五日の衆院本会議での予想以上の反対票続出を経て、小泉サイドは選挙に向けて準備に入っていた。同月末には側近の首相秘書官飯島勲が、環境相小池百合子や上智大教授猪口邦子ら数十人に上るリストを手に、亀井ら反対派の選挙区に擁立する対抗馬の選定作業に着手した。
う〜む、こうやって考えると、まるっきりの仕手戦だなぁ…。
小泉首相はいつ決断したか 総選挙の結果をどう見るか(13)
「日経」夕刊の記者座談会から。どこまで本当かは分かりませんが…。
A 六月ごろ、国対委員長の中川秀直に電話で「やろうよ」と言ったらしい。中川は「待ってください」と押しとどめてたとか。
B 中川も「勝てる」とみて方向転換した。郵政法案の参院採決直前、森喜朗に小泉説得を命じられたが、「解散を志向するおれに言っても無理ですよ」と答えてた。
C 財務省のある幹部は春ごろから「官邸が法案修正で全く譲らないのは解散を誘発するためだ」と吹聴していたよ。
「読売新聞」9月13日付の座談会では、宮沢元首相がこんな発言をしています。
――首相にはっきりしたシナリオはあったのか。
宮沢 それはもっと評価しないといけない。今度だって2、3か月のところは読んでやっていると思う。