土曜日の午後、小雨模様の中、日フィルの定期演奏会へ。本当は金曜日の会員なんですが、別の用件があったので土曜日に振り替えてもらいました。プログラムは、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」。指揮は、ジャンルイジ・ジェルメッティ、ソリストは、菅三英子さん(ソプラノ)と河野克典さん(バリトン)。
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おフランスざんす? 日フィル第599回東京定期演奏会
風邪を引いて、咳と鼻水がひどいのですが、“そんなの関係ねぇ〜”(^_^;) と、日フィル第599回東京定期演奏会に行ってきました。(今年15回目のコンサート)
プログラムは、以下のとおり。
- オネゲル:交響詩«パシフィック231»
- ミヨー:フランス組曲(管弦楽版)
- イベール:交響組曲«寄港地»
- (休憩)
- ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
- ドビュッシー:海―3つの交響的スケッチ
日フィルがフランスもの?! ――ということで、怖いもの見たさ? でサントリーホールへ行ってきました。
う〜む、何がアレなのか…
先週の金曜日、サントリーホールで日フィルの定期演奏会を聞いてきました。2008年春季シリーズの始まりです。プログラムは以下のとおり。指揮は、日フィル正指揮者の沼尻竜典氏。
- ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調
- R・シュトラウス:交響詩≪ツァラトゥストラはかく語りき≫
ああ鉄壁の“ワーグナー・プログラム” 日フィル定期
先週金曜日(7日)、日フィルの定期演奏会に行ってきました。今回は「オール・ワーグナー・プログラム」。
- 歌劇《タンホイザー》より「序曲」
- 楽劇《トリスタンとイゾルデ》より「前奏曲と愛の死」
- 休憩
- 楽劇《ワルキューレ》より
「ワルキューレの騎行」
「魔の炎の音楽」 - 楽劇《神々の黄昏》より
「夜明けとジークフリートのラインの旅」
「ジークフリートの葬送行進曲」
「ブリュンヒルデの自己犠牲と終曲」
指揮は飯守泰次郎氏、ソリストは緑川まりさん。ということになれば、もう“鉄壁”の組み合わせですが、実際、素晴らしい演奏会でした。
しかも(などというと叱られそうですが)、いつもは空席の目立つ定演なのに、今日は、8割方は客席が埋まっていました。やっぱり、飯守泰次郎+緑川まり+ワーグナーという組み合わせのせいなんでしょうか。それとも、新しくなった日フィルの魅力が知られ始めたのでしょうか。何にせよ、おめでとうございました。m(_’_)m
マーラー6番 音の爆発!―日フィル第595回定期演奏会
これから楽しみ!! 日フィル第594回東京定演
昨日は、日フィルの定期演奏会でした。指揮は、このたび2008年9月から日フィルの首席指揮者に就任することが決まったアレクサンドル・ラザレフ。ということで、期待しつつサントリーホールへ。
- リャードフ:交響的絵画≪ヨハネの黙示録から≫ op.66/挽歌
- グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
- 休憩
- プロコフィエフ:カンタータ≪アレクサンドル・ネフスキー≫
燃えよケン!! 日フィル第593回東京定演
今日から日フィル東京定期演奏会2007-08シーズンの開始。日フィルの定期は、これまでは連続木・金、同時刻、同一会場、同一プログラムの月2回公演でしたが、今シーズンから、金曜は夜、土曜は午後の月2回公演に変更。改修を終えたサントリーホールに戻って、新しいスタート!!
ということで、コバケンこと小林研一郎指揮で、前半はイタリア・オペラを中心とした歌曲(テノールは佐野成宏氏)。後半は、ベートーヴェンの交響曲第3番という欲張りなプログラムでした。
- ヴェルディ:歌劇《ルイザ・ミラー》より「序曲」
- ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》より「人知れぬ涙」
- マスネ:歌劇《ウェルテル》より「春風よ、なぜ私を目覚ますのか」
- プッチーニ:菊の花
- ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》より「今度の航海は無事だろうか」
- プッチーニ:歌劇《トスカ》より「星は光ぬ」
- (休憩)
- ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55 《英雄》
お見事! 趙静――日フィル第592回定期演奏会
ロシアン・プログラムならよかった?!
木曜日、金曜日と2晩続けてコンサートを楽しんできました。
木曜日は、日フィルの定期演奏会。プログラムは、以下のとおり。
モーツァルト:歌劇《魔笛》より「序曲」
モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》
<休憩>
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー:幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》
指揮は、アレクサンドル・ドミトリエフ、ピアノ・ソリストは御年70歳を越えたエリック・ハイドシェックでした。
日フィル第588回定期演奏会
先週木曜日、今シーズン最初の日フィル定期演奏会に行ってきました。サントリーホールの工事のため、今回から、会場はオペラシティです。私の席は、3階席の正面、ほぼセンターです。
プログラムは、以下のとおり。
- シェーンベルク:ピアノ協奏曲
- バルトーク:バレエ組曲《中国の不思議な役人》
- モーツァルト:交響曲第41番《ジュピター》
指揮は、日フィル正指揮者の沼尻竜典氏、ピアノは児玉麻里さんです。
感動!! コバケン&日フィル マーラー交響曲第9番
小林研一郎氏の指揮するマーラー交響曲第9番を聴いてきました。実は、もともと木曜日のチケットを買っていたのですが、仕事の都合で15分ほど遅刻し第2楽章からしか聴けませんでした。しかし第1楽章からぜひ聴いてみたくて、金曜日、再びサントリーホールへ出かけてきました。
今回の演奏会は、直前にコバケン音楽監督退任のニュースが流れたため、会場はお客さんで一杯。とくに金曜日は、当日券を求める長蛇の列ができていて、結局、チケットが買えなかった人もいたそうです(僕は金曜日午前中に電話予約)。そして、コバケンさんが登場したときから、普段にない盛り上がりした。
日フィル定期 広上淳一指揮/ハイドン:オラトリオ「四季」
木曜日、久しぶりに日フィルの定期演奏会に行ってきました。プログラムは、ハイドンのオラトリオ「四季」。指揮は、1991〜2000年にかけて日フィル正指揮者もつとめた広上淳一氏。「四季」は、「天地創造」と並ぶハイドンの有名なオラトリオですが、僕的には好みのラインからは外れているため、これまで聴いたことがありません。ということで、職場でチケットの“お流れ”をいただいたのを幸いに、聴いて参りました。
日フィル第582回定期演奏会 ラヴェル:ダフニスとクロエ
木曜日、サントリーホールで日本フィルハーモニー交響楽団の第582回定期演奏を聴いてきました。プログラムは以下のとおり。
- 野平一郎:オーケストラのための《トリプティーク》<日本フィル・シリーズ第40作、世界初演>
- ラヴェル:バレエ音楽《ダフニスとクロエ》全曲
指揮は、日フィル正指揮者の沼尻竜典氏、合唱は東京音楽大学。コンサートマスターは日フィル・ソロコンサートマスターの扇谷泰朋氏。
「ダフニスとクロエ」は、これまで組曲版は聴いたことがありますが、全曲版は初めて。プログラムノーツには、「全曲やって夜明けの場面になるのと、いきなり夜明けの場面から入ってくるのでは、印象が全然違う」という沼尻氏の言葉が紹介されています。ということで、はたしてどんなふうに違うのか、全曲版だと合唱が入るので、それがどんな雰囲気を醸し出すのか、それも楽しみでした。
のりのりヤルヴィ 日フィル第581回定期演奏会
木曜日、日本フィルハーモニー交響楽団の第581回定期演奏会でサントリーホールへ。プログラムは、以下のとおり。指揮は、日フィル客員主席指揮者のネーメ・ヤルヴィ。
バーバー:弦楽のためのアダージョ
グリーグ:4つの交響的舞曲
≪休憩≫
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 “革命”
メインの「革命」は、この曲にしてはめずらしく、ドラマチックな演奏。それが押しつけがましく聞こえないところが、ヤルヴィの実力というところでしょうか。とくに印象に残ったのは、第3楽章。もともと「祈り」のイメージを含んだ楽章ですが、スターリンの専制支配の犠牲者にたいする深い“鎮魂”の思いが伝わってくるようでした。
オーケストラは忙しい 日フィル定演/マーラー:交響曲第2番「復活」
今日は、日フィルの定演で、サントリーへ。
指揮者ハルトムート・ヘンヒェンはドレスデン生まれ、ネザーランド歌劇場の元音楽監督(現在は主席客演指揮者)。2002年から、ドレスデン音楽祭の監督を務めている。日フィルとの共演は1987年以来とのことで、もちろん僕は演奏を聴くのは初めてです。
プログラムは、マーラー:交響曲第2番“復活”。もともと、いやでも盛り上がる曲ですが、今日の演奏は、大変情熱的で、日フィルの持ち味がふんだんに発揮されたといってよいのではないでしょうか。また、ソリストの二人がよかったと思います。アルトの池田香織さんは、プログラムの紹介によれば、慶応大学法学部の出身とのことですが、“しっかりと歌が届いてくる”という感じで、「復活」の歌がアルトで歌われるということに意味があるんだということが自然と納得されるような存在感がありました。
今月のコンサート(1) 都響&日フィル
出張とその後のバタバタ仕事が一段落して、昨日、今日と(じつは明日も)コンサート三昧な状況となっています。(^_^;)
昨日は、都響の定期演奏会。デプリースト指揮でモーツァルト交響曲第29番とブルックナー交響曲第2番のプログラム。
デプリーストのブルックナーは、今回が初めて。ショスタコーヴィチがよかっただけに、ブルックナーはどんなものかと期待をふくらませて聞きに行ってきました。しかしながら、第2番は、そこかしこにそれらしい展開がでてくるのですが、それがことごとくあっさり途中で次に行ってしまうので、ブルックナーらしい荘厳さが感じられません。ということで、デプリーストの指揮が悪いわけでも、都響の演奏が悪いわけでもありませんが、何となく中途半端な感じのまま終わってしまいました。(^_^;)
デプリーストのブルックナーがどうなるかは、来週月曜日の上野での第9番に期待することにしたいと思います。
で、今日は、日フィルの定期で、ベルリオーズの幻想交響曲と「レリオ」の2本立てという意欲的なプログラム。「レリオ」は、主人公レリオのモノローグ+音楽ですすむ作品です。そのため、滅多に演奏される機会がなく、僕も、生はもちろん、CDなどでも聞いたことがありませんでした。
日フィル第578回定期演奏会 バルトーク:青ひげ公の城 他
知り合いにかなり強く頼まれ、今シーズンから久しぶりに日フィル定期にも通うことにしました。その1回目が木曜日(16日)。荒天のなかサントリーホールに行ってきました。
プログラムは以下の通り。
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
— 休憩 —
バルトーク:オペラ《青ひげ公の城》(演奏会形式、原語上演、日本語字幕付)
この日のメインは、バルトークのオペラ「青ひげ公の城」。
家族の反対を押し切って、《青ひげ公》の城にやってきたユディット姫。かつての妻たちを殺したとの噂がある。城の中に入ったユディットは、閉ざされた部屋の扉を開けるように求める。第1の扉の向こうにあったのは拷問部屋。次の部屋には、血糊がついたままの兵器の数々。第3の部屋には宝石が満ちあふれていたが、そこにも宝石の陰から血が滴る……。
ということで、ユディットは何でこんな奴と結婚する気になったんだろう、という根本的な疑問がわいてくるほど陰惨なストーリー。ソプラノとバリトンの掛け合いでドラマと音楽が進んでゆきます。
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日フィル第572回定期/ヴェルディ:レクイエム
金曜日、締め切り最終日の仕事をそそくさを終わらせて、日フィル定期演奏会に行ってきました。
- ヴェルディ:レクイエム
ヴェルディのレクイエムは、レクイエムなどといいながら、超ど派手な曲。それを、炎のコバケンがいったいどう料理するのか? 興味津々でサントリーホールに向かいました。
日フィル第571回定期演奏会/ショスタコーヴィッチ:チェロ協奏曲第2番
16日(金)、サントリーホールで日本フィルハーモニー交響楽団の第571回定期演奏会を聴いてきました。プログラムは、
- ショスタコーヴィッチ:チェロ協奏曲第2番 ト短調 作品126
- ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
指揮は飯守泰次郎さん、チェロは堤剛さんでした。
この日の出色は、やっぱり何といっても前半のショスタコーヴィッチ:チェロ協奏曲第2番でした。これまでCDでしか聴いたことがなかったのですが、しかし、CDで聴いていたのではさっぱり分からない曲で、期待して聴きに行きました。
ストラヴィンスキー「火の鳥」全曲版/日フィル定期
3日、サントリーホールで日本フィルハーモニー交響楽団の第570回定期演奏会を聴いてきました。プログラムは、
- 北爪道夫:「様々な距離」 本フィル・シリーズ第39作(初演)
- モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364(320d)
- ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年全曲版)
この日の秀逸は、何といっても、「火の鳥」全曲版。正直言って、ストラヴィンスキーの曲はあまり好きではなかったのですが、この日の演奏を聴いて、自分の不勉強を痛感しました。(^^;) そもそも「火の鳥」は1919年の組曲版しか聴いたことがなく、全曲版を聴いてみると、まったく印象が違うのに驚きました。