言葉だけでなく、資料と道理にもとづいた論立てが必要

われわれの意思が「微動だにしない」は当然だが、問題は、「ロシアによる占拠に根拠はない」「国際法的な評価は変わらない」と口でいうだけでなく、日本側の立場をきちんと国際法的な資料と道理で裏づけることだ。

北方領土、「われわれの意思は微動だにしない」 前原外相:AFPBB News

続きを読む

足場を確かにしないと交渉ごとは始まらない

前原外相が、千島領土交渉について「交渉そのものを根本的に見直すことが大事だ」と述べたというニュースが流れていた。事実上、これまでの日本政府の交渉方針の破綻を認めたものといえる。

では一体どうするつもりなんだろう? と思っていたら、共産党の志位和夫委員長が「歴代自民党政権の日ロ領土交渉方針の根本的再検討を」という見解を発表して、政府に申し入れた。

北方領土交渉「根本的に見直す」前原外相:読売新聞

日ロ領土交渉/歴代政権の方針の根本的再検討を/志位委員長が政府に提起:しんぶん赤旗
歴代自民党政権の日ロ領土交渉方針の根本的再検討を/2010年11月9日 日本共産党委員長 志位 和夫:しんぶん赤旗

続きを読む