「派遣切り」「期間工切り」をめぐるニュースを。
いすゞでは、先日、結成された期間従業員の労働組合が会社側と団交を実施。しかし、会社側は「今日は日程調整だけ」といって実質的に交渉せず。
マツダは、先週、さらに200人の非正規従業員の削減を追加発表したが、派遣労働者の昇給や雇用期間を派遣先であるマツダ自身が決めていたと日本共産党の仁比聡平参議院議員が追及。これが本当なら、完璧な違法行為。マツダは、派遣切りをやっている場合ではなくなる。詳報は、おそらく明日の「しんぶん赤旗」に掲載されるだろう。
「派遣切り」「期間工切り」は、地方の部品メーカーにも広がっている。事態は急速に進んでいるが、国の対応はまったく追いついていない。大分県は、寮から追い出される非正規社員のために、独自に公営住宅を提供することを決定した。地方自治体も必死だ。
いすゞ期間従業員ら労組 団交(NHKニュース)
舛添厚生労働相が派遣先の賃金決定は違法(日刊スポーツ)
マツダ防府工場、非正規従業員200人を追加削減(読売新聞)
イビデンが1000人規模削減 非正規社員、岐阜の5工場など(東京新聞)
非正規雇用579人削減 北上市内の製造業(岩手日報)
車部品、神奈川県内も非正規社員削減(NIKKEI NET)
派遣従業員600人雇い止め 米沢市が製造10社聞き取り調査(山形新聞)
「派遣」相次ぐ解雇 緊急経済対策も「期待できず」(神戸新聞)