最初から「補正」の必要な選挙制度って何?!

衆院の選挙制度改革にかんする各党協議会で、民主党の樽床幹事長代理が、比例定数80削減などの「座長私案」を提示。

比例の一部に連用制を導入する可能性を匂わせて、公明党を引き込もうとしていることは明白なのだが、それより、そもそも最初から「民意が過度に集約されることを補正するための措置を講ずる」と断らなければならないような選挙制度って、いったい何なのか? こんな「選挙制度改革」が実現したら、日本は「補正された」民主主義国家になってしまう。なんともご立派な「私案」だ。

衆院選「樽床私案」提示…比例80減に公明反発:読売新聞

続きを読む

よくぞ言ってくれました 愛媛新聞「民意を削る愚策は許されない」

愛媛新聞が24日付の社説で、堂々と真正面から「民意を削る愚策は許されない」と指摘。

いわく、「そもそも定数削減は増税の前提としてふさわしいのかどうかを置き去りにしてはなるまい」。さらに、「定数削減は主権者である国民の代表機関が小さくなることを意味する。代表が少ないほど為政者は楽になる。政治家が身を削るどころか、民意を削る危うさが潜んでいる」とズバリ批判しています。

国会議員定数削減 民意を削る愚策は許されない:愛媛新聞

続きを読む